『「徒然草」を読む』

1036/10000 2022 3月9日 水曜日
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
コミュニケーション全般を含みます。


今日は、読む、です。
日本の古典文学、興味ありますか?
古文読みたいと思いつつ
とっつきにくいですよね、
正直なところ。

文学」イラスト無料




池澤夏樹さん編集の
現代語訳全集
から入るか、
~揃ってました、図書館に。
やっぱり読みやすいですね。
ここからとりつくことにしました。

今週は、内田樹さんの現代語による
徒然草』の半分まで来ました。


❝うむ、仰って下さいますな❞
そのメモをいくつか。
諸事にわたっており
いつか分類してみたい、
今日は、アトランダムに参ります。

第一段
人品骨柄は生まれつきだが、賢愚はそうではない。
努力しだいでそれなりのところには達するはずである。
性格がよい人でも、才知に欠ければ、
品格が劣り見栄えもよくないのと同列に遇され、
そこでもたちまちに気圧される様子を見ていると
心が痛む。

私の反応
<人が良いだけでは間に合わないんだな。
兼好さんの、「心が痛む」に反応するものあり、
いかにもものを知らなかった我が身を振り返る>


第ニ段
古の聖賢の政治を忘れて、民の憂いも
国の損なわれることをも気にかけず、
ただおのれの外見を飾り立てることことばかり気づかい、
偉そうな様子をしている人間を見ると、
こいつら頭の中からっぽなんじゃないかと思う。

<今に始まったことじゃないんだな>


第七段
命長ければ辱多し。・・・ひたすら生をむさぼる気持ちばかり嵩じて、
ついにはこの世の情趣を解さないまでに老い衰える。あさましい。

<心得ました。自戒と致します。
衰えている、衰えていく、
このことを自覚していることが大事
だな。
気張らんと行こう>

第十段
家は人なり。家がその住人に似つかわしく。
主の内面をかたちに表わしているいるさまは、
仮の宿とはいいながら見ていて飽きない。
貴紳がゆったりと住みなしている家だと、
軒から差し入る月の光さえもひときわしみじみと感ぜられる。
・・・当世風に過剰な装飾をせず、
植栽もどことなく古び、庭の草にもとくに
手入れをしたような作為がない。・・・
(随所に)主の趣味の良さがにじみ出るのである。

<大いに同感。顧みて我が家はどうだ?
半年前よりはマシになったけれど、
改善のスピードを上げて次の住まいとの出会いに備えよう。
去年から引っ越し先を探しています。>

第十八段
人というものは身を簡素に持して、
豪奢を避け、財貨を蓄えず、
俗世の名利をもとめることをしないのがよい。
昔から賢人にして富貴という人はまれである。
<まれであって いなかったわけではないのだな。
豪奢は求めないけれど、ある程度の財貨は必要だ。
こだわりすぎてもだめである。
それが可能な時代に変わったこともある。
でも楽ではない>

第十二段
人里から遠く離れ、水や草のすがすがしいあたりを
さまよい歩くことほど心慰むことはない。
<御意。舗道の雪が融けたらせめて十勝川まで行ってみよう>

第五九段
俗世を離れて山林に入っても、
日々の飢えをしのぎ、風雨を防ぐよすがなしには
生きていけない。となれば、
世俗の名利を貪るようなふるまいにも、つい手を染めてしまう。
だからと言って。「それでは遁世した甲斐がない・・・」と
責め立てるのも無用のことである。
<このあたりの機微がわかってきたのも、
衰えがもたらすトシの功か>

第八十段
生きている間は武を誇ってはならない。
兵というのは人倫に遠く
禽獣に近いふるまいである。
部門の家に生まれたものならいざ知らず
進んで行って益あるものではない。
<まして制度として人殺しにおもむかせるなど
言語道断>

今日は、もうひとつ
第一〇八段
寸陰惜しむ人なし。
ちょっとくらいの時間はどうでもいいと
みんな思っているが、愚かなことである。・・・
一銭はわずかな額だが、これを積み上げれば、
貧者も富貴の身となる。
だから商人は切に一銭を惜しむのである。
一刹那は意識にも上がらぬほどの瞬時だが、
だからといって一刹那をぜんぶやり過ごしてしまえば、
たちまちいのちが尽きてしまう。・・・
寸陰を惜しむ心のないものはすでに死んでいるのと同じである。
時間を惜しむものは心のうちに思念を持たず、
世の俗事にはかかわらない。・・・
<ほんとにそうだ、肝に銘じます>


以上いくつか抜き書きは
お役立ちな処世訓になってしまいました。
これもよいのですけれど
そこはかとない情景、
笑ってしまう出来事、
善悪のはざまの機微、などなど
書き写すと長くなってしまう
こちらのほうに
しみじみしたり
そうそう、生きることって
キマラナイものなのよねえ、とか
反応するのも気楽でなかなかです。



日本の古典、世界の古典、
高校~大学のころ
本当に読んでおきたかった。
人間は何を考えて生きてきたのだろうか?
年端のいかない私たちだけでは限界がありますね、
池澤さん編集の現代語訳日本古典から
少しづつ取りついていきます。
コロナが過ぎたら
読書会やりたいですね。
1人だとやっぱり固まってしまうし。

とかちプラザの南側、まだ日陰は寒いです。
彼岸まであと十日です。







『❝すぐやる!❞を復習』

1015/10000 2022 2月16日 水曜日
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
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やらなくてはいけないのに
やらない自分、できない自分に
困ることってないですか?

困っている女性会社員のイラスト(スーツ) | かわいいフリー素材集 いらすとや

そんな時にお役に立つのがこの本です。
ワルイのはワタシ、ではなくて
脳がそう働けなくているんですって。
なんかこれだけでも
気が楽になりませんか?

実は、私も必要があって
今、復習しています。




・脳を「すぐやらない」「できない」状態にしないコト
 そこに❝意志の力❞は関係がない!
 え! 気が楽になりませんか?

① まずは睡眠を整えて脳の準備体操を!

起床から4時間後が1日で、もっとも頭がいい時間
 私の場合 → <冬なら10時、春からは9時だな>

・朝目が覚めたら、脳に太陽の光を受ける
 <これは大丈夫>

・起床から約6時間後に、1~6時間後に、
 1~30分目を閉じる
 <足を上げて瞑想すればいいんだな>
脳は目を閉じないと休憩できない内臓
 <やっぱり寝る前のYOUTUBEはダメだな


・夕方には寝ないで身体を動かして、体温を上げる
 <30分くらいストレッチを夕方に持ってくるか>

・起床時間を3回唱えてから眠る
<冬なら5時、起きて45分~60分は
布団の中でストレッチと瞑想>

寝ている女の子のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

② ガマンなし、努力なしに、「すぐやる」には
最初から、「やってはいけないことは目にしない、
脳には見せない」しか手はない。

 やろうか、と迷う、やってはいけないのにやっていると
 脳はすごく疲れてしまう。
<そうなんだ、なるほどな>
自分の脳を他人のように扱おう。

かわいい脳の無料キャラクターイラスト素材集|IllustCute



・スマホ、テレビのリモコンを置く場所は
 同じ場所1か所に決める
 <確かにこれは効いたな。ちょいスマホがだいぶ減った>


・使ったものは、元の場所に戻す
 <ほんと、ロスっているのは時間だけでなく
  脳のエネルギーもなんだな>

・パソコンモニターはこまめにオフ

今やる仕事ひとつしか目に入らないようにする
 <確かにこれ私の悪い癖だ。
 あれもこれもいちどきににやろうとして
 疲れてなにもできない日が続くとか。
 荷物、もっとかたづけよう!>

断捨離、真っ最中 | 『フォーチュンカラー』カラーセラピーで本当の自分と出会う 〈名古屋〉


③ 状況を打開しよう、自分らしい仕事をしよう
とするときには、
フィードフォワード型に脳が働くようにする

脳が自動的に、無意識的にこのシステムを
起動しやすい状況をつくる。
「フィードフォワード」とは
じぶんはそもそも何のために行動しているのか、
どこへ向かおうとしているのか、それを定めて、
そのために体にどんな指令をすればいいのかを決める、
そして指令する。この仕組みのことで、
未来に働きかけるもの。

脳が「次の行動」を予測できるところまでは
「前の行動」を途切れさせずに連続させる。

・議事録ならば、会議の直後に
最初の部分だけをつくってしまう。
<なるほどな!日を置くと1日延ばしになって
ストレスがどんどんたまってすごくいやになるもんな>
・さー、終わった!でははくて、
次の新しい仕事に手を付けて終わりにする。
<そうか、よしよし、これならできそうだ。
目の前が開けてきたぞ。>



③ スモールステップで行こう!
「自分を変えよう!」と思ったとき
ガラッと変えよう」は、脳の仕組みには合っていない
<一挙に10キロのダイエットとかそもそも無理なんだな>
行動を変えるにはその命令を出している脳を変える
プロセスが必要。
一挙にすべてを変えようとせずに
まちがえようないくらい簡単で確実な課題から、
少しづつレベルを上げていく

脳内の試行錯誤がなくなって、エネルギーや時間を無駄にせずに
効率よく学習ができる

親指を立てている人のイラスト(女性)

どうでしょう、
「今自分ができることから
少しづつ」
ワルイのはワタシではなくて
脳が自動的に働くように、
「テレビの見過ぎ防止には、テレビのリモコンを
そもそも見えないところに置く」とか
これならできそうな気がしませんか?

宇井さんの白菜、一冬かけてここまで来ました
共働学舎のニンジンも残り3本、
春が一歩一歩近づいてきます。





 

『ううむ、これはすごい!』

980/10000 2022 1月12日水曜日
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
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これはすごい!と感じた本、
ありますか?

今読んでいるこの本、
まさに聞きしに勝る物凄さです。

8年半、電気ガス水道ナシの
ランプ暮らしをしたのだから
陰のことは知ってるわよ、
と思わないこともなかったのですけれど
全然レベルが違っていました。
ま、谷崎潤一郎とは
暮らしている階層が違っているとしても。


子供のころは
家の中に裸電球一つだった
便所に行くときは怖いので
戸を全部開けて行った
風呂場のろうそく、
お盆の提灯、
雪道提灯下げて父の安否を探索に
家を出た母と姉

小学校4年のころ
父が電気屋さんに頼んで
わが家はいくつも蛍光灯がつき
明るくなった

わが師の家の中も小暗かった



障子、厠、照明、漆、衣装、
女の肌の色、家屋の暗さ、文楽他
この国の文化の明に暗に
底に、様相を様々に、あった
陰翳について筆は進みます。
西洋とこの国の文化の違い
を比べます。


一体文化とは何か?
それを大切にするには?
そのメリットは何か?
あらためて深く考えさせられます。


ここ10年くらいに出現して
席巻している四角な家をみたら
文豪はなんというだろうか、
言葉を失うに違いない。

白か黒か、
イエスかノーか、
では決められない
人の心のあや、グラデーション、
入り組んだ心模様に
センシティブでありたい。

住んでいる原風景が
変わってしまったことと
心の動きもリンクしていると感じる。


文豪谷崎の本を始めて読みました。
幸田露伴、樋口一葉も
テキストで一部分しか読んでない(恥)
無知ほど恐ろしいものはない。

過去の文化の膨大な蓄積について
殆ど何も知らないとは凄まじい。


名著を動画にしたのがいくつか
投稿されています。
チラ見しました、しかし、
谷崎の筆に遠く及びません。
カラーの画像よりも谷崎の文から
伝わってくるものの方が圧倒的です。
書くよりも読むことが先決、
ほんとにそう思いました。
以上、今日の駄文でございます。



 

手間がかかると、ハンカチに包んだ漆のお椀を使わないでいるのは
文化の退化と知りました。






『本は2割読みでOK!』

973/10000 2021 1月5日 水曜日
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本はお好きですか?
今日は先週に続いて本の話です。
私、やっぱり本、なんです。


どんどん積まれていく本、
いつになったら
最後まで読めるんだろう?
こんな思い、
あなたもしていませんか?

積ん読イラスト/無料イラストなら「イラストAC」

それが、なんと、積読終了となりそうなんです!


今、斎藤孝先生のこの本読んでます。
(斎藤孝先生の本、どれもお役立ち、10冊以上並んでます)

なんとはじめから、
『 項目02   ❝ 2割読み ❞ 飛ばし読みする 』
とあるではありませんか!

『大事だと思われるところを
2,3ページずつピックアップしながら、
飛ばし飛ばし読んでいくのです。

難しい・ワケわからん・退屈
すっと飛ばして、
わかりそう、おもしろそうなところ
だけをどんどん読んでいく。

・・・一冊20分、一時間で3~5冊!

そうなんです、
『最初から最後まで、極力
一言一句の“読み漏らし”なく
読み切らなければ、その本を
読破したとは言えない』
と思い込んでいたんですよね、
長い間。

『ただし、この読み方は
文学作品には馴染みません。』
確かにね。


あとどれくらい
本が読めるだろうか?
目がこうなる前に読んでおけばよかった
時間が作れない・・・
とか、思い悩む時間に
さっさと読んだもん勝ちですね。


私たちの若いころは
今のようにノウハウ本はなかった
気がします。
ノウハウ以前の問題に目と心が
行ってたこともあって。

ノウハウ以前の問題、
生きる意味?、自分は何者なのか?
それが見えてくると
次に必要なのは
ノウハウと技術です。
今や山のようによりどりみどりですものね。


というわけで
まず、前書きー目次で
キーワードにマーカー入れて
ビビッと来るところだけ
パパッと読めば
これまでの倍以上読めそう
と新春から縁起がよいのでした。

あら、もうやってるんですね!

図書館の中のイラスト
今日は午後から図書館です


『本屋さんに行こう』

966/10000  2021 12月29日 水曜日
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本屋さんに行くことありますか?
電子書籍でOKですか?
ネットで注文してしまいますか?



暮れなのでひとり孫姫に
プレゼントを探して
本屋さんに行ってきました。

これがすご~く久しぶりで
慣れない広いお店ウロウロ、
店員さんにたずねてなんとか
お目当ての本に行きつくことができました。

前はよく本屋さんに行ってたのに
なんなんだ、この戸惑いは?
まるで外国、とは言わないけれど
ほんとに久しぶりだったのです。

本屋 いらすとや 235157-本屋 いらすとや - Jpsaepicttezm



本は3冊選びました。
① 孫姫が一生お金に困ることのないように
 両@リベ大学長のベストセラ―
 『お金の大学』

②NHKテキストで『100de名著』の再放送
カール・マルクス 『資本論』
解説は斎藤幸平さん
これから世界はどうなるのか、
気になっているので。

③ これは、自分の楽しみのために
年末年始の自分へのプレゼントで
岩波文庫のジェイン・オースティン
『マンスフィールド・パーク』
小説なんて久しぶりです。


買い物のついでに
ざっとまわるだけでも
ときどき本屋さんに寄って
今の空気に触れておこう
そう思った次第です。

歩いて7分、
スーパーは2階で
本屋さんは4回ワンフロアほぼ全部です。
来年は週一くらい
本の空気を吸いに来よう、
新年を迎えるにあたっての
新しい思いです。

リアル本、
やっぱりいいですね。
時々 本屋さんで
頭のリフレッシュ、
いかがでしょう?
もうやってるかも!?

本屋 いらすとや 235157-本屋 いらすとや - Jpsaepicttezm







『自分の年表をつくろう~その1』

965/10000 2021 12月28日火曜日
毎週火曜日は、◆自分史で笑顔♡サークル
自分史のことあれこれ
このブログのメインテーマです。



自分史、やってみようか、
と思ったら、最初に思いつくのは
何でしょう?

まず年表、と浮かぶ方、けっこう
いらっしゃるんじゃないかしら?



年表、どんなふうに書きましょうか?

● 縦に年代を書きましょう。
●横の項目は、まずは
 ・年齢
 ・家族の年齢
(家族の年表はまた別に
つくりましょう)
・住んだ場所
  ・園 学校 大学 他
  ・アルバイト、パート、職業
  ・家族の大きな出来事
  ・健康状態
 以上は、基本事項ですね。
 これだけでも
 甦ってくるものがあると思いますよ。 

いろいろな紙に何かを書く人のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 いらすとや



  ・楽しかった思い出
  ・好きで好きでたまらなかったこと
   その変遷
  ・素晴らしいものに触れた経験
  ・人生を決めた大切な出会い
   師 親友 本 出来事他


  ・頑張ったこと
   我ながらよくやったと思うこと
  ・上げた業績 受けた表彰 
   仕事で 社会貢献事業で
  ・やりがいのあったこと
   世間に認められたことだけでなく
   小さな、でも大切なことも
   堂々と書きましょう。

焦って書類を書く人のイラスト(男性)
つい熱中してしまうかも


   ・つらかったこと、悔しかったこと
    そこから学んだこと
   ・悲しかったこと
   言葉にするのが
   つらいこともあるかもあるかもしれません。
   そんな時はムリして書き出さなくて
   いいんじゃないかな?

   項目は自由自在に
   付け加えてみましょう。

   ふだんの言葉で、上手下手はヌキで
   思いつく言葉を並べて見ましょう。
   年表にはまず、一言入れておきましょう。


   毎週一回、2回
   毎日少しづつ30分、日記のついでに
   とか、定期的に、継続すると
   脳に自分史回路が結ばれて
   書かずにいられなくなってきますよ。

   時々交流発表会もしましょうね、
   ますますはりあいが出てきますよ、きっと。

会議のイラスト(老若男女) | かわいいフリー素材集 いらすとや
おおいにほめあいましょう!





   
   

『ブルーライト・カットの眼鏡をゲット』

841/10000 2021 08 25
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
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パソコン、スマホで目がショボショボ
皆さん、どうしていらっしゃいますか?


突然ガクッと目がショボショボになって一年以上
本の字がかすんで読みづらい
(本も新聞も全然平気だったのに)
パソコンに向かって30分もすると字が読みにくくなる
最近では、アップした写真がボケていることがしばしば
目用の補助食品、今のでは間に合わないみたい

まさにしょんぼり

手洗いに置いてある本にも老眼鏡が必要に
いつのまにか老眼鏡が二つ三つに



プロ以上の写真家の友達は3か月に一回眼科検診
「〇〇分に一回は遠くを見るんだよ」

「白内障かもしれない、一度眼科へ」、と息子
「白内障の手術は半日ですむよ」
眼科デビューするか
(おっくう、でも眼科リサーチ始めた)


「ブルーライト・カットの眼鏡しなきゃダメよ
100円ショップのでいいのよ」と友達
即100円ショップにGO!
→ほんとだ,だいぶラクになりました









目の寿命は70年だとか
誰も教えてくれなんだ
目がこうなる前に
もっと本を読んでおくべきであった

これ以上ワルクならないように
大切な目を大事にしなくちゃ


皆さまもお大事に

あらま 右はOK  確認するのも一仕事



『朗読したくなる本』

743/10000 2021 05 19
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
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東京の息子が、ラジオで聴いたから、と送ってくれたこの本、
声に出して朗読したくなります。

『おまえはふたつの世界の境目にいる。
 ひとつは消えそうで、もうひとつはこわれつつある。
 その間で、おまえならではの道を見つけなさい。
 愛を忘れず、おまえがおまえである幸せを抱きしめて
 瞬間ごとの味わいを
 人と交わる喜びを
 ときに変わる勇気を
 分かち合うことを、そして、ユーモアを忘れないで。』


『私の腕という壁のなかで、どうか温かいままで
 あとほんの何年かだけでも
 世界の厳しさから我が子を守る壁で守る壁でいさせて』


『あなたはブレーキじゃなく、私のエンジン。
 あなたは重荷じゃなく、幸せをもたらしてくれる私のお守り。』


『でも、あなたが私の腕の中でお乳を飲んでいるとき、すべてが止まる
 そして、すべては大丈夫だと感じるの。』


 『あんたが寒いと、母さんはものすごく寒い』

 

  

いかがでしょう?
この辺でやめておきますね。

世界中の母のきもちが、感情が過ぎることなく 心の襞がそのまま絵と言葉にになっています。
自身の母であることの初心がよみがえります。

子どもとともにあることで訪れる 大きな喜び、ちょっとした笑い、
子どもへの 期待、願い、何にもまして祈り
そして 行き違い、悲しみ、不安、恐怖、喪失も、
言葉が短く静かなので、心にしみいってきます。
何人かで輪になって、読みあいっこしませんか?

『DDD+やっぱり、本!』

729/10000 2021 05 05
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
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★ 今週は、『スマホ、パソコン時間を短くして、やっぱり本だ!』
と痛感しました。
DDDは、デジタル・デドックス・デーで、日曜日は、ブログ除いてDDDにしようと決意しました。



★ 先日、久しぶりに会ったMJ夫婦は、SNSに左右されずに静かに暮らしていました。
『FACEBOOKもTWITTERもやらないし、LINEも入っているだけ、パソコンは検索とニュースを見るだけ』、とJ子さん。『俺も以前は3Dで設計書を引いていたんだよ、今は本を読む時間がなくなるからね、パソコンやってると』とM夫さん。




★ その数日前、YouTubeに流れてきた 脳科学者の茂木健一郎さんのお話は、衝撃!でした。

サノさん「休日は完全にバタンキュー状態で、ゴロゴロしながらスマホ触ったり動画観てるだけなんですが・・・何もしていないのに、あんまり休んだ気がしないんです。」

茂木さん
あなたそれ、長年続けているととんでもないことになりますよ。
休日にすべきは、脳を平日とまったく違うモードに切り替えること。
仕事でPCを使ってるなら、休日は本気でデジタル・デドックスをしたほうがいいでしょうね。』

『「デフォルト・モード・ネットワーク(略称:DMN)」=脳がアイドリング(休憩)しているときに活性化する神経活動で、アイディアやひらめきが浮かびやすくなり、創造力が高まる。
DMAは、デジタル情報を見ているときは全く機能しません。

全文はこちらです。
https://r25.jp/article/933959877699262280

★ あ、ひとつは明らかにSNSの見過ぎだ!この春の絶不調の原因のひとつは。
寝る前のYouTube、あっという間に一時間すぎる、脳は休んでいなかったんだ!
『中毒性ちょいスマホ』も侮れない!
やめよう!デジタル・デドックスで行こう!
それでなくても回転もスピードも遅くなってるのに、
一番困るのは、感受性が衰えることだ、この春それも感じたし。


★ 本を手に取ると、全然違います。
まずほっとします。落ち着いて読めます。
情報量がはるかに多くて、その上深い。
もう読める冊数が限られているし、PCは目の老化をスピード・アップさせるし。

★ というわけで、デジタル・デドックスするほかなくなって、
本を積み重ねております。
夕方からは、デジタル・デドックス・タイム
日曜日は、デジタル・デドックス・デーです!
これに近づけていきます。


モミジの木の花?でしょうか。

『飯嶋和一さんの本二冊読了』

701/10000 2021 04 07
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
コミュニケーション全般を含みます。


今日は、「読む」で
飯嶋和一さんの本を読んでのメモです。
飯嶋さんの本全巻読破が最優先に躍り出ました。
今のところ読んだのはこの2冊です。

江戸時代初期、長崎の活況と活力。
島原の乱を詳細に描く。 何とはなしに知っていたことがいかにも薄っぺらであったと思い知る。苦境が延々と続く中の一筋の光に救われる。




メモ
① 5年半前まで韓国のドラマに夢中になって、入り組んだ人間関係、権謀術数の複雑さに圧倒されていた。この国でもそれは全く引けを取らないことを知った。紙の裏表の如く白黒つけられるものではないのだった。


② 挿絵もなし、簡単な地図が一枚だけ、にもかかわらず、その情景が、そこにいた人々の差し迫った緊迫感と共にまざまざと見える筆力に圧倒された。 漢方の処置、衣服の描写、城の攻防をめぐる作戦、戦いで死ぬもの、大怪我を負う者、刀のことなどなど仔細が生き生きと詳述されている。
 せいぜい料理の手順と配慮と照らし合わせて読み進めた。

③ この国の政治は江戸時代の初期と全く変わっていないのだと思い知らされた。
権力者に命をむしり取られるほかない無辜の民、今と比べ物にならない。でも構造は同じだ。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」の卓越した貿易商、
やむなくスタンスを変えて一揆衆と共に滅ぶリーダー、
犯してしまった過ちをいのちをいとおしむことで見返りを求めることなく償う医師、
 自らの生き方を貫く人は数では圧倒的少数者である、しかしこの人たちが、世を全きカタストロフイから護る防壁の力となっていることは明らかである。




 ようし!飯嶋和一さんの本を全部読もう!ワクワクしております。
 これで、『しうこばーばの自分史講座』の作業もはかどりそうです。


朝日に輝く苔です。写真イマイチ。