961/10000 2021 12月24日金曜日
毎週金曜日は、◆台所大事
大好きな台所仕事を中心に
衣と住も。それに地球環境に
負担をかけない工夫も書きますね。
◆きょうは、
え、こんなに違う!
感動のセーターの干し方を
ご紹介しましょう。
冬はセーターの季節、
洗濯、どうしていますか?
クリーニングに出しますか?
ご紹介するこのやりかた、
クリーニングよりも
きれいに仕上がるんですよ。
1975年ころ、オーサワ・ジャパンの事務所で
古館富有子さんの洗濯講習会で
教えて頂きました。
① セーターを洗います。
手洗いですよね。
② 脱水は短めにします。
③ 裾を両手でもって
パッパッと振ります。2~3回。
この時、重力の力を
セーターにのせます。
自分の力ではなく重力に任せる、
この感じです。
④ セーターの肩を両手でもって
振ります、一回。
⑤ 新聞紙を広げてセーターをのせて
⑥ 身ごろに新聞紙を入れます。
⑦ 袖に、袖の形に折った
新聞紙を入れます
⑧ タートルネックの場合は
首にも同様に
⑨ 身ごろの上に新聞紙をしいて
⑩ 袖を畳んでその上に新聞紙をのせて
⑪ 二つ折りにして新聞紙でくるみます。
⑫そのまま自然乾燥に任せます。
⑬ 1~2日たって、だいたい乾いたら
新聞紙を抜いて 肩を持って一振りして
ハンガーにかけて
乾燥させて出来上がりです。
新聞紙は一回だけです。
一度いっしょにやりましょう。
簡単ですから。
古館さんの講習会で教わったのは
衣類への丁寧な丁寧な配慮です。
こうまでするものなのか!
暮らしそのものへの配慮なのですね。
この時、私の 衣食住への目が
開かれたのでした。
私の大切な原点のひとつとなりました。
(ただいま 暮らしを一変しなくてはと
大掃除に取り掛かっております。
衣食住に配慮を行き届かせて
優雅に暮らしたいものです)
洗剤は海藻からつくった富有液、
染み抜き棒もブラシも
天然素材のオリジナルでした。
このセーターの干し方、
お試しあれ、
きっとやみつきに、
そうせずにはいられなくなりますよ。