『祝・憲法記念日~希望を数える』

1385/10000  月暦3月25日 太陽暦5/3(金)

今日は憲法記念日である。
政府は憲法制定当初の数年間、憲法記念日に式典を挙行してきたが「すでに国民の心の中に充分に浸透・定着していると考えられる」として政府としての式典をやらなくなって久しい。
日本国憲法の3原則、主権在民、基本的人権の尊重、平和主義の三原則は国をしばり、私達主権者の安全の後ろ盾となっているべきものであるけれど、このところの加速度的にひどさを増している暴力的な憲法の破壊活動は留まるところを知らず私達主権者もそれをやめさせる力を十分には結集できていない。

 でもこんな品も気骨もまっとうな誇りもない方々が当たり前だと、子供たちに感じさせてはならない。だからあくまで希望情報にアンテナを立てている。

+ 先日の国政補欠選挙では、3つともまずまず立憲野党候補が圧勝
+ 日米合同員会会場のビルの前で対米自立のアピール行動が始まっている
+国会前では若い女性を中心とした人々が定期アクションを始めている
+コロナとワクチンの実態が広汎に知られるようになり集会、デモには万単位で終結
+2015年夏以来この列島各地で「安保法制は違憲」の抗議行動が続いている
+戦後民主主義世代の限界を突き抜けるダイナミックでユーモア、ゆとりある表現が
あちこちで出現
+オリライの楾弁護士は身体を張って全国をかけまわっている
+鈴木宣弘教授は、この国の食糧危機を訴えて連日列島中を飛び回っている
+「日本中学生新聞」の川中だいじさんは中学2年生
+当地、十勝選出の石川香織衆議院議員は頼もしい。政治の話がとても分かりやすくて
気さくなお人柄
+大中小の憲法の学習会が各地で継続されている
+映画会、講演会、学習会が引きも切らず開催されている
+江戸時代、明治維新から歴史をとらえ直す研究が出てきた
+地産地消、農家直営の野菜販売、レストランが増えていてどこもおいしい
+ネガティヴ情報の陰で、現場の前線でがんばっている人がたくさんいる
 ・外国人労働者の人権をまもる活動家 ・働きやすい職場になるためのコミュニケーション専門家 ・教師をまもる専門家 ・介護の現場を楽しくしようとしている専門家 ・中小企業を元気にとがんばっている士業の方々
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 尊敬する経営コンサルタントの先生が言っておられた「高度経済成長後にこの国が失ったものを取り戻すには千年かかるだろう」と。世代をつないでリレーしていきたい。使えるべきものを伝えたい。
 アヤしい情報、危険な情報もネットには花盛りというか跋扈しているというか。骨のある歴史をとらえかえして、平和的生存権をなんとしてもまもりたい。戦争だけはなんとしても止めねば。できることが少なくてもどかしいけれど、小さくても行動をやめることが出来ない。諦めることができない。
 この列島ではほおっておけばどこにでも草が生える、この生命力がこの国にはある。大きく見える瘡蓋を突き破ってツンツンと新芽が萌え出てくると信じたい。その環境、生かしてくれている自然~海、山、大地の破壊は今止めなければ取り返しがつかないことになると気があせる。(特に、樹木伐採、太陽光発電パネル、大規模風力発電、リニアモーターカー工事)
 
 素晴らしい日本国憲法がまもられるように、戦争をすることがないように、戦争に巻き込まれることがないように、その判断と選択ができる主権者が増えるようにと心から祈り願っています。
 ㈷ 憲法記念日