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毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
コミュニケーション全般を含みます。
東京の息子が、ラジオで聴いたから、と送ってくれたこの本、
声に出して朗読したくなります。
『おまえはふたつの世界の境目にいる。
ひとつは消えそうで、もうひとつはこわれつつある。
その間で、おまえならではの道を見つけなさい。
愛を忘れず、おまえがおまえである幸せを抱きしめて
瞬間ごとの味わいを
人と交わる喜びを
ときに変わる勇気を
分かち合うことを、そして、ユーモアを忘れないで。』
『私の腕という壁のなかで、どうか温かいままで
あとほんの何年かだけでも
世界の厳しさから我が子を守る壁で守る壁でいさせて』
『あなたはブレーキじゃなく、私のエンジン。
あなたは重荷じゃなく、幸せをもたらしてくれる私のお守り。』
『でも、あなたが私の腕の中でお乳を飲んでいるとき、すべてが止まる
そして、すべては大丈夫だと感じるの。』
『あんたが寒いと、母さんはものすごく寒い』
いかがでしょう?
この辺でやめておきますね。
世界中の母のきもちが、感情が過ぎることなく 心の襞がそのまま絵と言葉にになっています。
自身の母であることの初心がよみがえります。
子どもとともにあることで訪れる 大きな喜び、ちょっとした笑い、
子どもへの 期待、願い、何にもまして祈り
そして 行き違い、悲しみ、不安、恐怖、喪失も、
言葉が短く静かなので、心にしみいってきます。
何人かで輪になって、読みあいっこしませんか?