『天に還る準備を始める』

709/10000 2021 04 15
毎週木曜日は、◆子どもらに寄せて ① 子どもたちに伝えたいこと
② 私の来し方 のうち 今日はどちらでもありません、どちらかというと②になるかな、
天に還る準備を整えてスッキリさせよう、と思い始めたことについてメモします。

2人の息子がわが借家に来るたびに、最初の一言は
「物が多すぎる!捨てろ,捨てろ!誰が片付けると思ってるんだ!」
確かに。

息子たちに迷惑かけたくない、と思い過ぎるのはどうかな?なので、
第一の理由は、
『私自身をシンプルに片づけなおして、新しいスタートを切ろう』
と思ったのです。
この借家も10年たち、引っ越しのムシが蠢き出しており、毎日風呂に入れる家に引っ越す準備でもあります。

息子たちにドヤされても、「老いては子に従え」とか、かなり馬耳東風だったのです。ところが、
この春 思いがけない絶不調に見舞われて(おかげさまで只今ぼちぼち回復中です)
❝人生何がおこるかわからないものだ❞と知らされて
我が人生をシンプルに整え直さねば、と思った次第です。


★ 早速注文しました。
近藤麻理恵さんの『人生がときめく魔法の片づけノート』、
ほんとうに見事な本です。
『しうこばーばの自分史講座』とも共通の感性がいっぱいで、
ひとの気持ちに沿った配慮と微調整への思いやりに感嘆しています。
そうそう、まさに天然の恵みですね。

隙間時間で1~2年がかりで少しづつです、急ぐ気持ちを抑えて。

★ グッド・タイミングで、最新号の『通販生活』に 閉じこみ付録で
『人生決算書のつくり方』がついて来ました。
前にゲットしておいた『エンディング・ノート』と合わせて、
時間をつくって記入していきましょう。

★ ❝自分の空間を片付けて、終活ノートに書きこんで、天に還る準備をしよう❞、
 と心がセットされると、それだけでスッキリしますね。
 1~2年がかりでこつこつ シンプルにしていこうと思いはじめたところです。

春の雨に、ギョウジャニンニクもグイっと伸びてきました。今年は何本食べられるかな・

『「受講証明証」を頂きました』

708/10000 2021 04 14
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
コミュニケーション全般を含みます。


この11日の日曜日で
札幌駅前 作文教室ゆうさんの藤本研一先生の
『文章力向上!5日間セミナー』
が終わりまして
藤本先生が『受講証明証』を送って下さいました。

月一回ZOOMで参加、パソコンの前に4時間座って
相方になりましたK子さんと課題についてトークしながら
がんばりました。






簡素質実な終了証でです。達成感が高まります。
額に入れねば。

講座の終了にあたってのアンケートへの答えを以下に貼ります。


『 全5日間を振り返って

Q1 全5日間でもっとも印象に残ったことはなんですか?

①一番は、「読んでくれる相手にどのような行動を取ってほしいのか、を意識して書く」
このことです。じこまんではエネルギーと時間の無駄だと自分を振り返りました。
一言で伝えること、と要約力 要トレーニングです。
③ 平明に中庸に書く、そのための型があると知りました。

Q2 この5日間で得られたもの・学べたことは何ですか?

 知っていると知らないとでは、大違い!だと思いました。
人と一緒に仕事をやるための文の書き方
② 文を書くときの配慮のノウハウ
③なんとなく呻きながら書いていたのが、型と配慮を意識しながら書くようになり始めました

Q3 ともに取り組んできた仲間へのコメントがあればお書きください。

おひとりおひとり違ったお仕事に取り組み日々実績を積まれていらっしゃる皆様の一言一言に耳を傾けましてエネルギーを頂きました。多様な角度、思いに接しまして触発されました。ともに学ぶことができましてありがとうございました。

内容ギッシリ てんこ盛りで少しづつ身に着けていこうと思います。
週一 要約とブログから一つ投稿を目指します。

藤本先生、ありがとうございました。』


この講座全体を通じて、一番刺さったのは、
読んでくれる相手にどのような行動を取ってほしいのかを意識して書く
このことです。
なんとなく、なにげに焦点もなく書き散らすだけでは
時間とエネルギーがもったいないですね。

人と共に生きているのだ、共感してもらえる文が書けるようになろう!
と思うようになりました。

内容ギッシリてんこ盛りのテキストを見返しながら少しづつ実習していきます。
『しうこばーばの自分史講座』の事業計画・設計書にも再挑戦です。

ユキヤナギの新緑、このキミドリの感じがとても好きです。

『渡辺和子先生の「置かれた場所で咲きなさい」を読みました』

707/10000 2021 0413
毎週火曜日は、◆❝私だけの一冊❞をつくろう!~しうこばーばの自分史講座
このブログのメイン・テーマです。
今日は、渡辺和子先生の200万部を超える大ベスト・セラー、
『置かれた場所で咲きなさい』を読んでのメモです。

『しうこばーばの自分史講座』の初級編、『❝ラッキー・ダイアリー❞をつけてみよう!~はじめての自分史』で、渡辺和子先生との出会いのお話も出てくるので
このベスト・セラーは読んでおかねばと図書館で借りてきました。

先生の感じ方がたいへんに柔らかくて「このままの自分でいいのだ」と楽な気持ちで次の一歩を歩もうと思いました。


① 9つのとき目の前でお父上が銃弾に倒れるという壮絶なご経験をはじめとして、
数々の試練、何度もの大病と真正面から向き合って人格を磨いてこられたお姿には頭が下がります。

② 85歳の時のご著書です。でも悟りきっていらっしゃらなくて、今でもキレる、とおっしゃっていて、これでいいんだよな、人生一生何でもあり!とニンマリです。


③ 第3章 美しく老いる
このページには助けて頂きました。思いがけない不調に見舞われて「老いの進み」に直面していたからです。

・できていたことができなくなった自分の弱さをいやというほど知って、自分の内部に湧いてくる感謝の念と謙虚さが、老いの輝きとなりうる

・肉体的成長は終わっていても、人間的成長はいつまでも可能であり、すべきことであり、その際の成長とは、伸びてゆくよりも熟していくことであり、成長も成熟も痛みを伴う。

・ふがいない自分としっかり向き合い、そして仲よくいきていくことです。

・持ち時間も体力も、気力さえも確実に減ってゆくのだとすれば、いきおい何もかもでなく、本当に大切なこと、必要なことを選んでするようになって、老いは人間をより個性的のするチャンスという恵みでもある。

・「老い」を意識する時、人は柔和で謙虚にならないといけない。


④ 「置かれた場所で咲かなくてもOK」の場合もありますよね。
困難を「人のせいにはしない、自身を鍛える機会とする」を原則とするととしても、
逃げるのが最善である場合もあるし、
社会の仕組みと空気が人格を抑圧していることも少なくない。
無理に置かれた場所で咲こうとしなくてもいいこともあります。


85歳にして凛としてはいらっしゃるけれど老いと仲良くしようと誠実に心がけて
いる生き方に大きくうなずきながら拝読しました。字も大きくてすぐ読めました。

伝記、手持ちのものから始めて50冊、と心しています。目がこうなる前に読んでおけばよかったな。 

遊歩道の植え込みに、早春の花を何種類か植え込んでいらっしゃる方がいます。

『まったり時間をつくります』

706/10000 2021 04 12
毎週月曜日は 小さなビジネスを始める にあたってのあれこれです。
私の小さなビジネスは、『❝私だけの一冊をつくろう!❞~しうこばーばの自分史講座』
私は、この講座の講師とファシリテイターをつとめます。

思いがけず体調不良に見舞われて 意気込みについていけない日々です。
 これはきっと、❝もっとラクにやれば?❞という神さまの声に違いありません。

☆ 今、ダルビッシュ投手のブログを見たら、とってもシンプルで短い、数秒で読める、
このブログも、もっと簡単にしよう。



パソコンとスマホ時間を制限する
スマホは朝の挨拶のみ スマホ中毒から脱する
 パソコンは、ブログと文書作成 SNSはタイマーをかけて YouTubeも制限する
今度の不調の原因の一つは明らかにPCとスマホだから



☆ することを『しうこばーばの自分史講座』ひとつにしぼって集中する


夕方7時以降は、NO PC、本を読む 一日一冊 三か月で100冊
9時就寝 早起きすると一日が2日になる
体重を52kg迄戻す これはいけそう。このところ適量食になっているから
★ストレッチ、スロー・ジョギング励行 これは習慣になっている


瞑想とまったり時間を一日一時間はとる 
 日曜日はブログ以外休みとしてメリハリつける
 これが最優先です。


近藤麻理恵さんの『人生がときめく魔法の片付けノート』をゲット、
家の中をシンプルに片づけて掃除がしやすく、爽快に集中できるように変える。
こんまりさんのこの本、とっても素晴らしい!!! 
『しうこばーばの自分史講座』でやりたいこととすごく重なっていてワクワクしています。
年末迄にはすっかり変えて大掃除する。(引っ越しの準備をかねて)




☆ 今までやっていたこと、やろうとしていたことと大して変わらないですね。
ところが、目には見えないのですけど、サトリが一枚深くなっているのです。


☆この間できたこともあります。

① 札幌作文教室ゆうさんの藤本研一先生の
『文章力向上!5日間セミナー』12月から全五回終了
しまして『終了証』を頂きました。
水曜日に書きますね。

② 『❝ラッキー・ダイアリー❞をつけてみよう!~はじめての自分史』
あがり框さんの集会室をお借りして週二回やっています。昨秋から8回、とにもかくにも
敢行しまして、話し方、けっこううまくなってます(と自分では思う)


書いているうちに元気が出てきます。今日もちょっと書き過ぎたな。
シンプル心がけて参ります。

今日15日の夕空です。45分パソコンに向かったら遠くを見るようにしました。目、これ以上ショボショボならぬように。

『ヨモギ・仙骨枕・朝のスロー・ジョギング』

705/10000 2021 04 11
毎週日曜日は、◆素敵にエイジング
15日の木曜日に日曜日の分を書きます。ぼちぼち当日に追いついていきますね。

★ もう一度、自分の人生をセッティングしなおす、リセットする時期なんですね。
パートやめて、❝ようし、バリバリやるぞ!❞と意気込んでいたのに、
そういえばパートやめる前から、思い通りに仕事が進まない日が一年以上続いていたな、と振り返っています。



★ 図書館から渡辺和子先生の大ベストセラー
『置かれた場所で咲きなさい』を借りてきました。
『❝ラッキー・ダイアリー❞をつけてみよう!~はじめての自分史』で和子先生のお話も登場しますのでベストセラーのこの本を読んでおかねばと思ったわけです。

その中に『美しく老いる』という章があります。このページはとりわけ心に沁みます。
何度も大病を克服され、今も完全からほど遠いと仰る 和子先生85歳のお言葉です。
その中から今日は二つだけ書き写しますね。

老いは 人間をより個性的にする チャンス

「老い」を意識する時、 人はより柔和で 謙虚になることができる

★ この二十日ばかりの私の不調も、
「老い」とちゃんと向き合って、敵視しないで、
 柔和で謙虚になるための 神さまの贈り物かな、と思います。



頭痛にヨモギが効く、とSNSで見つけて、かねて❝キープしている ヨモギ畑❞に摘みに行って、ジュースにしたら頭がスーッとしました。続けてみます。お茶にしたりこねて揚げたりしています。定番の天ぷらがまだです。

大好きなローズマリーとお茶にしました。



ダルビッシュ投手が二年ほど不調に悩まされたときのことを語ったYouTubeをたまたまみて
『仙骨枕』を、とりあえずバスタオルで代用して仙骨にあてて腰をゆっくり動かしたら、腰痛がグッとラクになって助かりました。ゆ~~っくり、スロー・ジョギングもできるようになりました。
 当時のダルさんと共通しているのが、
 ・すぐ息切れする ・(いままでやってよかった―私の場合)何をやってもダメ、で
これは!とやってみたわけです。仙骨枕もすでに習慣になりました(三日目ですけど)
 腰痛はあと、ストレッチと 一度整形外科で足腰の状態を診てもらう必要がありそうです。(友達のアドヴァイスで病院リサーチ中です)


★ 知らず知らずのうちに、あれもやらなくちゃこれもやらなくちゃと自分を追い詰めていたかも、と振り返って、
今はペースをダウンして、パソコンも今できるところで、もういちど、トシと仲良くしながら
まったりタイムをまったり取りながら、やっていこうかなと思い直しております。

中央公園の朝、喜ばしい生気が甦りました。すべてにありがとう!です。

『温泉は最高!~土曜の朝はホリデー気分』

704/10000 2021 04 10
◆毎週土曜の朝は、NHK-FMで “WEEKEND SUNSHINE” に続いて “世界の快適音楽セレクション”をかけてまったりすることにしています。ピーターさんのトークはアルファー波で、ゴンチチのお二人は中庸、moderateのお手本です。もう20年以上聞いているので、人生の一部になっています。

 3月の20日過ぎから、土曜の午前中に『しうこばーばの自分史講座』を始めたので、アーカイブで聴くようになりました。日曜日は休みにしようと思っていてそのうち土曜と日曜を交換しようと思います。

★ というわけで、今日は午前中『しうこばーばの自分史講座 はじめての自分史~❝ラッキー・ダイアリー❞をつけてみよう!』のリハーサルをしてきました。
 会場はあがり框さんにお世話になって集会室をお借りしています。

 実はこのところ体調がイマイチで、思うように仕事が進まずまだ告知・情宣もできず、とにもかくにも、本番さながらにリハーサルを敢行しまして本番に備えています 話し方がだいぶうまくなったな、とひとりにっこりしています。おいおい動画に撮ってセルフ・チェック、ご参加の方の反応とご意見も伺うようにしようと思っています、ま、今は急がず、です。


☆ 午後はホリデーで、上の息子にリクエストして、丸美が丘温泉に連れて行ってもらいました。もう25年ぶりくらいかな。

あ~~~、温泉は極楽ですね!
 ほんとに疲れが取れて、身体がゆるゆるとけて、リラックスできました。
 湯船も広く、ほんとは泳ぎたかったのですけど、ほかのお客様がいらっしゃいましたので我慢しました。あっという間に40分たっていました。

 今の借家の燃料がプロパンガス(expencive!)でおいそれと毎日湯船につかるわけにもいかず、この春の不調も単純に湯船につかることが不足しているだけかもしれません。前は朝昼晩と沸かし湯して風呂に入っていました、今は足湯中心で10年、上半身と首、頭の疲れが溜まってる感じです。
 ま、そのうち都市ガス追い炊き可、毎日朝昼晩と湯船につかる日を夢見て、今は辛抱、辛抱です。(本音は今すぐ引っ越したい。なんなら温泉の隣に!)

 丸美が丘温泉の通路には花がいっぱいです。きっとお好きな方がいて丹精込めていらっしゃるんだろうなと、そのお心が偲ばれました。花姿がなんとも親しみ深くのびのびしているのでした。

スパシフィラム、とても大きい。暖かいのと温泉のミネラル効果でしょうか。


見たこともないくらい立派なクンシラン。色鮮やか、大きくて花数もいっぱい!

『ストレス、半端ない』

703/10000 2021 04 09

毎週金曜日は、◆望む未来を今つくるー政治は身近・気軽に政治
苦手、と言っていられなくなった政治のことあれこれです。


◆ここ2日、3日の間に次々と入ってくる悪いニュースに負けそうです。

なかまが毎週入れてくれる社民党の機関紙、
目に飛び込んできたのは、トップ記事、
  『ミャンマー軍に日本資金が流入 
  日本政府はODAと官民連合の資金凍結を』



今 SNSのトップ記事は
  『政府は、福島原発の汚染水の海への放出を決定しようとしている』

汚染水処理の技術を開発した記事に希望をつないでます。2つ見つけました。



日本熊森協会さんからは、
【東北の山が崩壊するとの悲鳴 外資の餌食 
   50%の山の尾根筋に風力発電計画 経産省が許可】


えー!!!あの深く豊かな東北の山々が!
山形生まれで山をよく歩いた私には激烈にショックです。



この国のGDPは安倍政権になって,-30%ダウン
キツイわけだよな。これは前から上がって来てました。


小中高生の自殺者が過去最多499人 のショックが続いているというのに、
何なんだ・・・ここ2,3日だけでも超重大な辛い情報が相次いでいます。


❝あくまで希望にフォーカス❞している私もついに
「このストレスは半端でない、身を守ろうと
多大なエネルギーを意識的無意識的に使っている」ことに気づきました。
実は、この20日ばかり 春になって冬の毒出し中なこともあって防御が手薄になっているのです。



◆ 数々の暴力、反生命に持って行かれて
 無力感に取りつかれないようにするには、

なかまが必要


明るい情報に目を向ける
 ☆ 東京都下の日の出町長選、兵庫県の宝塚市長選、
 両方とも女性のいのちと暮らし候補が勝利 

石川香織衆議院議員から『かおり通信』
  菊池ルツ帯広市会議員からニュースレター
  佐賀県鳥栖市市会議員牧瀬昭子さんから『あっこ通信』

  あら、女性ばかり。
  ❝地域密着、暮らしに直結、声を届けます❞の、揺るがぬスタンス。

 ③ 学ぶ 
  縦軸 歴史横軸 現在の日本、地球を広く見渡す

今少しづつ読んでます。
白井聡さんの『主権者のいない国』
  斎藤幸平さんの『人新生の「資本論」
つぎはぎで触れている情報をスッキリとトータルにまとめて下さっていて
  次のステップへの具体策で抑えておくべきことが示されています。
  知は力、ですね。

④ アクションする

  ・SNSで拡散する
  ・署名する  ネット、リアル
  ・寄付する
・パブリック・コメントを出す
  ・内閣府にご意見をメールする
  ・街宣、スタンディングする
  ・舗道をパレードする
・・・

 けっこうできることありますね。
  私の場合、「内閣府にご意見」が次の課題かな。4年ほど週一街宣していましたけれど
  体力がなくなって一年前から休んでいます。
  先日は、❝地球を守ろう 全国一斉桜マーチ❞に参加して
若い人たちの後ろをついて行って満足なババでした。



めげそうになったら、
子どもたちを思い出しましょうね。

人間界がどうであれ、植物は極めて正確に花を咲かせます。


『沢庵の古漬けを煮る』

702/10000 2021 04 08
毎週木曜日は、◆子どもらに寄せて ① 子どもたちに伝えたいこと ② 私の来し方・思い出の内 今日は ②で、春先にお母さんがつくってくれた田舎料理のことを書きます。



東京の三鷹の八百屋さん、『やさい村』の大友映男店長がFACEBOOKにあげて来ました。

❝今日はヌカ漬けの古漬けをスライスして生姜と大葉を散らして、晩酌用(おかず用)のパックを作ってみました。お好みでゴマ、鰹節、ゴマ油、純正醤油など加えてお召し上がりください。今が旬の、筍や蕨、蕗の薹、野菜などとも良く合いますよ!❞

 これで思い出しました。
 春先雪もだいたいとけた頃、お母さんがつくってくれた沢庵の煮つけのことを。
 桶の下に残った沢庵を四角に切って、塩抜きして、油、醤油、花かつおで煮たものです。



 学校で習う栄養学では、どうでしょうね?栄養あるんでしょうか?
私も県庁所在地で暮らした 13~24歳の10年以上は、我儘いっぱい、
お母さんのつくるものは全部茶色だ、と文句を垂れていました。


 
 山形を出てまもなく『食養』に出会って、感覚がすっかり変わりました。
 旬、地物、家庭での手作り~それだけで❝栄養❞が溢れているんだ、と身体が目覚めたのでした。


この冬、沢庵を、こっちに来て初めてだと思います、漬けました。冬の間おっくうでで出さなかったのを、どうなってるかな?と見てみました。
 そうなんです、大友さんの記事に触発されて、お母さんの古漬け沢庵の煮つけをつくろうと思ったのです。


刻んで塩抜きします。

 大根は上の息子の嫁さんのお母さんが仲の良い親戚の農家さんから持ってきてくれたもの、米糠は友達が教えてくれた雨竜町の農家さんの無農薬栽培のお米のものです。加えて、手間、時間、季節の進行、配慮と思い、それに❝手❞と、すべて❝栄養❞であると、『食養』に出会って
悟りました。


出来ました!油少々と醤油に花かつお、唐辛子~My Litte Gardenの、殆ど辛くない、です。
たいへんに食充実感があるんですよ。

重しのかからなかった部分の柔らかくなったところはだいたい除きました。

 今日は、母の春先の定番だった 沢庵の古漬け煮物を何十年かぶりにつくって、豊かな気分です。母はよく近所の友達を呼んでお茶飲みをしていました。漬物、煮もの、あればお菓子を山盛りにしてよもやま話に、たぶん噂話にも花を咲かせていました、久しぶりに思い出しました。

『飯嶋和一さんの本二冊読了』

701/10000 2021 04 07
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
コミュニケーション全般を含みます。


今日は、「読む」で
飯嶋和一さんの本を読んでのメモです。
飯嶋さんの本全巻読破が最優先に躍り出ました。
今のところ読んだのはこの2冊です。

江戸時代初期、長崎の活況と活力。
島原の乱を詳細に描く。 何とはなしに知っていたことがいかにも薄っぺらであったと思い知る。苦境が延々と続く中の一筋の光に救われる。




メモ
① 5年半前まで韓国のドラマに夢中になって、入り組んだ人間関係、権謀術数の複雑さに圧倒されていた。この国でもそれは全く引けを取らないことを知った。紙の裏表の如く白黒つけられるものではないのだった。


② 挿絵もなし、簡単な地図が一枚だけ、にもかかわらず、その情景が、そこにいた人々の差し迫った緊迫感と共にまざまざと見える筆力に圧倒された。 漢方の処置、衣服の描写、城の攻防をめぐる作戦、戦いで死ぬもの、大怪我を負う者、刀のことなどなど仔細が生き生きと詳述されている。
 せいぜい料理の手順と配慮と照らし合わせて読み進めた。

③ この国の政治は江戸時代の初期と全く変わっていないのだと思い知らされた。
権力者に命をむしり取られるほかない無辜の民、今と比べ物にならない。でも構造は同じだ。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」の卓越した貿易商、
やむなくスタンスを変えて一揆衆と共に滅ぶリーダー、
犯してしまった過ちをいのちをいとおしむことで見返りを求めることなく償う医師、
 自らの生き方を貫く人は数では圧倒的少数者である、しかしこの人たちが、世を全きカタストロフイから護る防壁の力となっていることは明らかである。




 ようし!飯嶋和一さんの本を全部読もう!ワクワクしております。
 これで、『しうこばーばの自分史講座』の作業もはかどりそうです。


朝日に輝く苔です。写真イマイチ。

『人はそれぞれ違っていて、同じ』

700/10000 2021 04 06
毎週火曜日は、◆『❝私だけの一冊の本をつくろう!❞~しうこばーばの自分史講座』
このブログのメイン・テーマです。



今とにもかくにも『しうこばーばの自分史講座』を始めていて、自分が変わったな、と感じていることがあります。

ひとつは、自分が人のお話にじっと耳を傾けるようになっていること、
もうひとつは、ひとそれぞれに歩んできた道はすごくドラマチックで、かけがえがないものであるという実感です。



本棚には、自伝、伝記、関連本が並ぶようになりました。
手持ちの本から掘り出したところ15冊もありました。
本棚を譲ってもらえることになっているので、そのとき段ボールを開けたら、もっとあるかもしれません。伝記は50冊は読もうと心しています。さらに作文、表現の本が50冊です。

 自分史に取り組むことで見えてくるものがきっとあります。

❝私って、意外とやってきたじゃない!❞ 自分が大切に思えてきます。
 自分のことが大切に思えてきたらきっと
他の人も、いったいどんな人生を歩んできたのだろうか?と
 他の人も大切に思えてきます。

 一人ひとりそれぞれにみんな歩んできた道も、感じ方も思いも意見も違う
 そして同時に、ひとりひとりみんなお互いに尊敬しあうことでは同じです。

お互いに尊重しあって思いやりあう、そんな人が、ひとりふたりと増えていって
 子どもたちが安心してのびのび育つ世の中になりますように、
 『しうこばーばの自分史講座』の願いです。

雪がすっかり融けて木々も芽吹きを待っています。