『かろやかに、ほがらかに』

1253/10000  9月22日(金)2023
毎週金曜日は、◆新生日本起死回生プロジェクト
子どもたち、孫たち、その次の後世の人たちがまったりのんびり暮らせる世の中になることを願っています。ひとことでいうとお子たちが安心してスクスク育つ世の中になってほしくて、その願いの実現にむかって、その基礎の基礎を担うことにしました。具体的に何ができるか、それを言葉にして伝えることに取り組んでいます。



ご存じの通り、この国の若い人たちの死因のトップは自殺、小中高生の自殺者も去年も過去最高を更新しました。オワッてます。若い人達は、ことばにならなくても、この時代の空気を肌身で感じて生きています。
『子どものいのちを全力で大人がまもることそれが、自由という名の誇りさ』
桑田佳祐さんの『時代遅れのロックンロール』の一節、まさにその通り、❝ 時代遅れ ❞は、桑田さんなりのことばのあやでしょう。
オワッているのは、こういう時代を現出させてしまっている人々です。私たちは、おわるどころかここをなんとかしよう、なんとかせねばと24時間、このことが頭を離れない。

いのちをまっとうして、いのちを次の世代につなぐこと、このことがこの世に来させてもらった人間の生きることの軸であり、倫理の芯です。
今はこんなことになってしまっているけれど、たった150年前、明治維新前後、日本に来た欧米人に『天国のように美しい。子育てが庶民の文化になっている』と絶賛されたのです。

なんでこんなことになってしまったのか、このわけを、みなで出し合ってみましょう。
そこから、ではどうしたらいいのかが垣間見えてくるはずです。

この国はいちど完璧にダメにならないと蘇生できない、とよく男性評論家が言う。
それはないよ、なんとかソフトランディングでいけないものかと胸をかきむしる思いがする。
最悪の状態をリアルに想定することから始めましょう。そこから、ではどうしたらいいのかが、見えてくるはずです。

パソコンに向かうといやでも連日現政権とそのまわりの悪行の数々が目に入って来て絶望的になって気が焦る。明日にでも列島一斉3000万人デモに加わりたいとか。でも、道のりは長そうだ。太平洋戦争敗戦から78年、明治維新から155年、大化の改新から1322年、どこから手をつけたらいいのだろうか?
『 国民主権+立憲民主主義、基本的人権、平和主義』に理念を学びあい、身に着けるとともに、どうやったら自然発生的なヒトとしての自然な倫理と道徳を蘇らせて列島全体の共通前提にできるのだろうか?

あきらめない限り、100%相手のせいにするのではなく、こちらがまだ果たせていないことはなにかを探って実践を積もうとする限り、希望はある。目の前にお子たちが生まれてきている。何があろうと情理を尽くして言葉で示す頼もしい人々、たった一人で告発して裁判を戦っている方々、若い人たちが斬新な表現でデモをやり街宣で声を上げている。戦後民主主義世代もがんばりを続けている。
これはきっと長い道のり、たくさん笑ってほがらかに、使命感に押しつぶされることなくかろやかにいけないものか、と、限りある時間と体力で願うのです。




⤵エゾオオヤマハコベと出ましたby GL。初御目文字。