770/10000 2021 06 15
毎週火曜日は、◆自分史をつくろう~今、未来に向かって
このブログのメイン・テーマです。
『しうこばーばの自分史講座』は、3部構成になっています。
中心の柱は、自分の過去を振り返る『自分史』
それと対になっているのが、❝分身手帳❞です。
おまけのメニューで『しうこばーばの知恵』をお伝えします。
今日は、❝分身手帳❞を編集するの9回目です。
❝分身手帳❞は、もうひとりの自分自身
ペンと紙を手に、またはパソコンを前に
自分自身に耳を傾けながら
コツコツ編集していきましょう。
少しづつ自分だけの一冊ができていきます。
自身の中から湧いてくる思いがけない気づき
新しい発見
❝分身手帳❞を手に
withコロナの今とその後の時代を
幹を太く根を深く張って
心静かに(なるべく)乗り切って行きましょう。
今日は❝分身手帳❞の中で一番大切な項目です。それは、
自分の生きる意味、なぜ自分が生きているのか?生きているうちにこれだけはやりたいこと、
それはなんでしょうか?
自分の使命、使命宣言、ミッション・ステートメントという言葉で、私は最初にこのことを知りました。
そのとき私はとても混乱しました。雲をつかむようでした。
胸の中になんとなくもやもやとしたものはある、しかしそれは全く言葉になっていなかったし、言葉にする作業に直面したこともありませんでした。
そのずいぶん前のこと、わが師から『あなたはなぜそれをやっているのか、それを言葉にして言えなければダメなんです。』というお言葉を頂いたとき、ズキッとするだけで私は何の言葉も持っていませんでした。
私はなぜ生きているのか?
人はそれぞれですもの、
・大好きなあのアーティストのコンサートに行くことに人生を捧げています
・子供を育てて家族を守ること
・大金持ちになること ・幸福な小金持ちになること
・研究課題 ・技術あるいは芸の向上に生涯をかける ・好きでたまらない趣味のために
・信仰の聖地に巡礼するために ・・・
・社会の不平等をなくすためのアクション ・社会、世の中を住みやすくする活動のために
などなど、人によって価値観は違いますよね。
如何でしょう?この図を見ながら、
自分の好きなこと、心が自動的に動くこと、気になっていることをリストアップすることから
取りつくのも一案かもしれません。
私は、言葉になるのに長い時間がかかりました。何回も書き直しました。いまはほぼ固定しています。
追われて流されてぼうっとしてしまったとき(しょっちゅう、いつもです)、携帯用の分身手帳を開いて、このページを目で読むか、口を動かして読むかすると、
自分の書いた言葉からチカラが伝わってきて、そうそう、そうだったんだ!と蘇ります。
❝分身手帳❞で最も大切な、私が生きる意味、なぜ私は生きているのか?
初めは雲をつかむようかもしれません。難しく考えなくて大丈夫、何回でも書き直しましょう。どんどんチェンジしましょう。普段のことばで出していってみましょう。急がなくてOKですよ。
『思想を意識できないものは、生活を通じて 他者の思想に支配される』
増田聡さんのことばです。