毎週金曜日は、◆望む未来を今つくるーは身近・気軽に政治
苦手、と言っていられなくなった政治のことあれこれです。
今日は、話し合いが下手くそな私達についてです。
● SNSを流し読みしつつ、いわゆるリベラル派の問題点の最大のものではないかと常々思っていることがあります。それは次のことです。
・つらいキツイ物言い すぐに人格否定まで突っ走る
・イエスかノーかの二者択一しかできない
● 私も、あ、ここ違うな、と思っても、言わんとことセーブする。① ワルク思われるかも ② うまく言葉が出てこない ③ 相手も自分も納得する解決法を思いつくまで黙ってよとかなんとか、胸の中で混ぜ込んでいる。なんとかならないものかと胸を痛めていても、内気と場数不足を理由にその場をしのぐのみ。
実にもったいない、なんとかならないものかと思っているのです。
ではどうすればいいのか?
コミュニケーション原則・案
① まず相手の話を聞き受け入れる、尊重する。 自分と違うときはYES+BUT話法で行く
② 意見、認識、感じ方の 一致している点・違う点・どちらともいえない点 を分ける
③ 違うからといって相手の全人格を否定、軽蔑、排除しない
④ 一致を見ない、よくわからないときはそのままにして寝かせて熟成させる
⑤ 話を複雑にする その言葉の背景を思い、違いのグラデーションの感知につとめる
⑥ 間違いを責めない 人は誰でも間違う
それには、自分の存在が否定されないこと、お互いに存在を否定しないことが前提になりますね。基本的人権、一人一人の尊厳をお互いに尊重し合うこと、ですね。
そんなこんなで、ファシリテーションなるものに切実な関心が湧き、去年の12月に,佐々木寛先生(新潟国際情報大学・政治学 平和学 市民連合@新潟)にワークショップをして頂きました。
その時のレポートです。↓
http://officemagi.fem.jp/2019/12/19/%e3%80%8e%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%ae%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%80%8f/
『ファシリテーションとは、「教える」のではなく相手の話を聞き出すことから、双方が気がつかなかった新しい知を生み出す技術で・・・主役は教える側ではなく学ぶ側で・・・「民主主義的リーダーシップ」のための技法』(佐々木寛先生『市民政治の育て方』p173
場数を踏んでトレーニングしていこうとしております。