『速読するには?』

毎週水曜日は、◆読む・書く・話す  随分範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。
今日のテーマは、速読です。

★ 二階の机の上に二冊。朝起きたら下に降りる前に数ページ読む。脳の目覚ましになる。
  手洗いの箱に一冊。集中して読める。
作業用のテーブルに一冊と二冊、作業の集中力が切れたときに1~2ページ読む。
  冷蔵庫の上に一冊、これは片付けるべし。
  聖域のテーブルには5,6冊積んである。
  併読中です。
  本当に知らないことばかりで、一冊を繰り返し読みたくなります。
  『しうこばーばの自分史講座』のための本も溜まっております。

★ 100歳まであと27年、
  読書力を開発しつつ
  一日一冊読むとして1×365×27=9855冊
  1週間に3冊読むとして3×52×27=4212冊


★ 坂口恭平さんは、これは!とカンじた本を手に取り、ぱらっと何気にめくると、おおっ!これだ、これ、という文章に出会うことになっているそうで始めから終わりまで逐一読んだりしない。
 まもなく80歳になる友達の一人は、まず 始めにとあとがきを読み、次に全頁をめくる。気になった所を読む。こちらも時間を気にしております。
 うちの息子たちの父ちゃんは新書なら小一時間で読了、わかった、と抑えた肝腎要を数行で言葉にして満足そうだった。

★ SNSに、速読法の宣伝がいくつか流れてくる。ノウハウにも関心はある。財布にゆとりをつくって受けてみようかなとも思う。
 同時に速読させるものは、どうしても知りたい、絶対に知る必要がある切実さだと思う。大学の卒業論文を書いたときには、多くはない冊数の本を読みこみ、人間関係、年代、思考、資料とどんな質問にも答えることができる気がしたものだ。追いつめられていたから。

★ 一冊の本をまるごと読んでまるごと理解することは不可能だし必要もない気がする。今の自分に必要なことを選び、今の自分が引き寄せる箇所に目を凝らし、さらに向こうから飛び込んでくる未知の数々に驚き、完全は期さない
 自分が何を面白いと感じるか、自分が何を切実に必要としているかに加えての、速読のノウハウではないかな、そんな気がしています。     
 

出会って15~20年以上になります。マーカーで重くなっています。必要があって本棚から取り出してきました。
こちらは図書館から。道立図書館から取り寄せて下さいました。99%未知です。
友達の庭の丹精のユリの花です。くすんだピンクが大好きです。