『自分で生き抜くチカラとは』

1367/10000  月暦2月23日 太陽暦4/1(月)

今日は太陽暦の4月1日、新しい年度が始まります。
毎日更新のこのブログが10日以上抜けてしまって
今日は初年度初め、それに恩師のお誕生日なので
ブログ復活しなくちゃとWordPressに向かっています。


年度初めにあたって思うこと、それは
今一番必要とされるものは
「自分の力で生き抜くチカラ」に違いない、
このことです。

明治43年生まれの私の母は言っていました。
「太平洋戦争が終わるまでは、
ばあちゃんに教わった通りに
毎年同じことをやっていればよかった」と。
母はばあちゃん子だったのです。
母のメインの仕事は
旬の食べものをお供えしての八百万の神さまを
祀ることでした。
7人の子供を育てながら
野菜、ごま、豆、芋をつくり、味噌を仕込み、
漬物をつけて、野菜を干しました。

いまはどうでしょう?
子どもが少なくて私達シニアが多い人口構造
加工食品全盛、食糧自給率の低下、
化学農薬、食品添加物、放射能汚染。遺伝子操作作物
賃金は上がらず物価と税金は爆上げ
原子力発電は再稼働、太陽光発電、巨大風力発電
リニアモーターカーと
自然破壊はとどまることを知らず
バチが当たると
60年前なら考えられなかったことが専横跋扈、
更にAIの活躍で仕事がAIに奪われる事態が眼前に・・・

一方では、ITの発達によって
可能性、チャンスがこれまでにないくらいある時代
地方から文化と産業をつくる人々がいたるところにいて
ここ十勝でも、地産地消のレストランに不自由しない、
穏やかな日々を願って、
からだとこころの解放と整える技法も花盛り
お金の問題の解決のノウハウ、小さなビジネスも多種多様、
この国の歴史をあらたに見直されつつある・・・


何もかもが未知の時代、
覆いかぶさるあふれるネガティブ情報をかいくぐって
問いも、答えも自分たちで作っていかなくてはならない。

その一方で、
どんな時代になっても変わらないものがあると感じる。
それを具体的に目に見えるカタチで
子どもたちに伝えたい。
衣食住、子育て、畑、田んぼ、山仕事、焚火・・・
一言でいうと
「消費脳から生産脳へ」


そして、このことと一緒にいちばんこれだなって感じていることは
意味なんかなくてもいい、
いまここにこうしているだけでいい、
この軽やかさ、しなやかさ、

小さな子供たちのように。


でもやっぱり今この時代には
「自分で生き抜くチカラ」が必要です。
何があっても大丈夫、私がどうにかすると
全身で言えて行動できる力が。
それも孤軍奮闘ではムリ、
なかまなしにはできません。

どんな時代になっても
希望・勇気・知恵をわかちあって
一歩前に歩めるチカラをともにしましょう。
『不安、無力感をチカラに変える専門家』として
行動していくことを
今日4月1日に志宣言します。



⤵ 見事なフクジュソウ@山形の姉の菜園。3番目の姉と弟が株分けして川崎と横浜に
もらっていきました。荒木一家は花好きです。