『勇気を奮い起こしてくれる文章の力』

1221/10000 8月20日(日)2023

毎週日曜日は、◆その時私は76歳だった
残された人生を私たちシニアの後の世代のために、子どもたちの未来のために何ができるか?
この挑戦の様子をLIVEでお伝えします。

さて今日は、
F.アルベローニ氏の本からの抜粋を書き出します。アルベローニ氏が、この14日に亡くなっておられたたことを知ったからです。
アルベローニ氏は、ご存じの方も多いことでしょう、1929年生まれ、イタリアの社会学者、でミラノ近代語学大学学長をつとめ、哲学、医学、宗教、文学と幅広い教養をもち多くの著作がベストセラーとなり、日本でも多数の本が翻訳され広く読まれています。
 私がアルベローニ氏と出会ったのは、更年期のどん底で、なんとしても人生を変えようという思いが胸の中から湧き上がって来たときでした、本の裏に古いので1999年と記入してあります。10冊近く購入して一冊も捨てずに持っていて、そのうちの数冊とは常に一緒にいます。
胸の中で、頭の中でもやもやと渦巻く思いを、古今東西の広い視野から、まことに見事に言葉にしてくれて、私はその言葉の数々に導かれてきました。


⤵ 常に本棚にある3冊、あるだけで安心させてもらっています。

アルベローニ氏を偲んで、『戦う勇気、退く勇気』からパッと開いたところから抜き書きします。


◆ がんばろうとすれば反対に、苦しみにも骨折りにも絶望にも歯を食いしばって耐え続けなければならない。努力と勇気と不屈の魂のほかに、大いなる希望も必要だ。・・・
負けを呼ぶのは自分を出し惜しみするケチな心だ。すべてを洗いなおし、勇気を出して新たな道を探ろうとしない怠け心だ。 p21

 〈この言葉にずっと励まされてきました〉

◆ 楽天性と大いなる気概をもっていなければ、起業家としてやっていくのはむずかしい。楽天家は他人が何も見ないところに可能性を見出し、どんなに危ない局面に出会ってもうまい解決策を思いつく。・・・そんな人は失敗にも負けず、周囲の人たちを目標に向かったリードしていく。

〈大いなる気概か、持っていいのだな。時々へこむとしても、短期的には悲観的に長期的には楽天的に、と使い分けが必要だ〉

◆物事を学ぶうえでは、・・・じっくりと本に向き合い問題を受け入れやりやすいところから手をつけ使える材料や協力してくれる仲間の助けをすべて取り入れながら解決をはかる。そうするうちに、問題が自然になじみの深いものになり、いつのまにかすんなり対応できるようになっている。  p38

 〈74歳でスモール・ビジネスに取り組み始めて、一年めは何もわかってないことがわかって、2年目は,起業は未知のものであったことがわかって、パート主婦モードから独立自営業モードに体質転換の歩みを一歩一歩、 3年目の今年は 問題がなじみの深いものになりつつあるのが今です。〉

◆プロであるということは、お客や雇い主の意向に合わせて自分の仕事や技術を駆使できるように、適切な対応の仕方その他をすべて身につけているということだ。意図が好ましいかどうかということよりも、事実がものをいう。  

 〈意図、志はいいのだけれど、具体的に目に見えて手にできるメリットをどう言葉でするかが今の課題です。〉

◆他人の人のために力を尽くし、何をさておいても助けようとする寛大な人はいる。そういう人は、トップの地位に登っても、話し相手の気持ちや立場を敏感に察し、尊重する。無理強いしないで他人をリードし、傷つけることなく誤りを正し、屈辱感を抱かせずに援助する。自分が悪いと思えば謝って間違いを正すだけの謙虚さをもちあわせている。・・・「良心」とは、こういう倫理的知性のことなのだ。 

 〈こういう人に私はなりたい〉

◆しかし生きていくには前を見つめ、新たなことに目を向け、新たな力と目的を見出さなければならない。・・・しかしいったん引き受けたら、はじめの仕事にかけたのと同じ情熱を注ぐことが大切だ。中途半端にやったり、やってから文句を言ったりするのは見苦しい。どんなに大変な仕事でも、全力で当たるつもりになれば重荷ではなくなるものだ。  P104 ~105

 〈年齢が若いときのような馬鹿力はムリだけれど、一度これだと手をつけたことは最後までやらないと気が済まないのです〉

◆底にひそんだエネルギーを汲みあげると、全身に力があふれてくる。われわれにのしかかって心を枯らしていたのは、根っこを失った規則だった。衝動は、揺さぶられ解き放たれると、驚くべき課程をへてひとつのかたちに。秩序に変わる。・・・芸術家は創造への意欲にかられているから、手を抜こうとはけっしてしない。恋するものも。恋のためなら如何なる苦労も困難も軽い試練としか感じない。 P108

  〈シンクロニシティな、ミラクルな数々の出会いに恵まれて、驚くべき課程の只中に今おります。未来を信頼して、その未来を一歩一歩なぞっています〉



こうしていくつか筆写するだけでも元気が出て背すじに気が入ります。言葉の力は偉大ですね。アルベローニ氏が言葉の中にイキイキと生きておられるのが感じられます。かえって近くなった気さえしております。
R.I.P. フランチェスコ・アルベローニ氏


『朝は、シソとエゴマで』

1219/10000 8月19日 (土) 2023
毎週土曜日は、◆今日はホリデー
午前中 NHK-FMで『WEEKEND SUNSHINE』と
『世界の快適音楽セレクション』をかけて
❝なにもしないモード❞を心がけています。



きょうは、どうってことないことを
思いつくままに。


◆ 昨日会った恵子さん『日が短くなってるわねえ、
でも朝はまだ早いのよね』
私『そうなの!この夏4時ころ目が覚めるんだけれど
まだ明るいんですよね。スロー・ジョギングに行ってから一仕事です』
恵子さん『朝早いと一仕事できますよね』

『夕方は5時半過ぎから薄ぐらくなっているのに
でも朝はまだ4時にもう明るくなっている
それも今年になって気づいたな』
こんなことが「いとをかし」とふっと思われる
気づき方にも若いときのような
目覚ましさもない。これまたいとをかし。


◆ 朝のルーティンのグリーン・ジュース、今は
雨のあとモリモリ元気な
シソとエゴマにキャベツを入れて。

⤵頼もしいエゴマの葉っぱです。




コリアンダーの葉っぱが枯れて
実を取り込まなければ。
少しでもあるとうれしい。

◆ 気になっているのが
アサガオのヘブンリー・ブルーに一向に
つぼみのつく様子がないこと、
種をまくのが遅かったのだろうか?
弦を延ばし過ぎだろうか?はては、
和アサガオに気が行っているからだろうか?
秋の花だし、遅れていると言ってもまだ1週間、
きっと大丈夫。気になります。


◆大きな出来事もありました。
おとといかな、山形から桃が到着しました。
天童の善博さんの丹精の桃。
果物って、一般品との違いが歴然としているんですよね。
義博さんとはもう54年になります。
果樹の身になって自然栽培の技術を磨いてこられました。
トシと共に早々と規模を縮小、動けるうちにと
丹精の木をすでに倒しているとのことです。
今日が食べ時です。




『花火大会の高い塀と有料席問題』

1218/10000 8月18日(金)2023
毎週金曜日は、◆新生日本起死回プロジェクト
子どもたちが安心してスクスク育つ世の中に変えたい、
希望にフォーカスしつつ、そのいしずえを築いていきましょう。


今日は、ショックだった琵琶湖の花火大会の写真、
花火が見えないように築かれた高い塀の隙間から
花火を見ようとする人たち。
TWITTERに上がったその写真に非難と批判殺到、
中には賛成の人もいます。

そういえば、ここ帯広の十勝川大花火大会でも
塀が立つようになってどれくらいになるだろう?
何となくイヤな感じ、せこっと肩をすくめていました。

TWITTERでその写真に殺到したコメントで
その、なんとなくイヤな感じ、はこういうことだったのか
と腑に落ちました。

空は誰のものなのか?湖は誰のもなのか?
(確かにそうだ)
花火は、亡くなった人の霊の鎮魂でもある
そこに格差をつけるのか!
(そうか、その意味、こころもあったのか)
★花火大会は誰でも気軽にのびのびと
解放感を味わって皆で見るもの
(確かにそれが当たり前だった)

★今日びは協賛金も集まりにくいのだから
有料席もアリだと思う
(それもそうかも。でもな、そこまで景気を悪くしたのは
誰なんだ。頭から腐るとしっぽも腐るか。
素敵な世の中ではないな)
★騒ぐ乱暴者の排除に有効である
(アリかも、でもなんか寂しい)


コロナ前から足が遠のいていた十勝川大花火大会、
『花火は塀の中で見る人と外で見る人がいるもの』
それが当たりまえと子供たちの原体験になるとしたら
怖いです。肝心かなめが抜けてしまっている。
のんびり見ることができた小ぶりの道新花火大会、
今年はないようです。寂しい。




⤵ 今日の夕空です。このような夕空は初めて、空を追って西へ。

『「あいうえお」を覚えたとき』

1217/10000 8月17日(木)2023

毎週木曜日は、◆読む・聴く・見る・話す・書く、
今日は、『書く』
新しい知識を身につけようとするときには
❝急がば回れ❞が結局のところ一番早い、
という話をしましょう。
前にも同じテーマで書いたことがあるような・・・





◆ ❝やろうとしたのにできない❞
❝新しいことが覚えられない❞
❝なにをどう相談したらいいのかわからない❞
そんな経験は、ありませんか?




◆ 毎週木曜日の朝は
カナダ25年、田舎暮らしの
決断コーチ、ユキちゃんとのセッション日です。
一年以上になります。
実はこの一年悩みの種だったのは、
ユキちゃんと来週までと約束した課題が、
約束したのに果たせない、バツ悪い、
泣くに泣けない日々が続いていました。


ついに今日は、
セッション・メモを見ながら
来週一週間の課題を曜日ごとに落として
Wordで書き上げました。

目の前の課題の参考テキストも
添えました。
自分でやりました。(エライ)
スッキリ!頭もスッキリ、
ヨシ、これでできるぞ!と
モチベが相当UPしました。
そこに、スピード・ユキちゃんから
早速、微調整のメッセージが入ってきました。

◆ 思い出すことがいくつかあります。
・中学時代、学校で習ったことを
ノートを見ながら清書に勤しんでいた
・『資本論』のカール・マルクスが大英図書館で
手書きで筆写した膨大なメモを作成していた
・コピー機、印刷機以前、版刷り以前
貴重な本は手で筆写していた

それに
あいうえお、九九、漢字、英単語
足し算、引き算。掛け算、割り算
宿題のドリルを何回も繰り返して覚えた
のですよね。
これが当たり前だったんですよね。


◆ オトナになると、なにさこれくらい、
ところが覚えられない、さらに悪いことに
覚えられないことにばかり意識が行ってしまい
必要なことを覚えるよりも
ためらい、悩むことで時間が過ぎていく。

そんなときには、
『書いて』みませんか?
頭のはしっこで意識するだけでなく
『書くこと』は、五感全体を使いますから
身体に入ってきますよ。
それに加えて繰り返すこと、も肝腎ですね。



何か新しいことを覚えようとしているのに進まないときには
あいうえおを覚えたときのことを思い出しましょう。

(・なぜ私はこれをやるのか
 ・私の課題の優先順位をどうやって決めるか
これが決まると、自然と集中するようになります。
このことについては、またいずれお話しましょう )



とかちプラザの朝空です。

『天国在住の人を思うとき』

1216/10000 8月16日(水)2023
水曜日は、◆台所大事
今日でお盆も最終日
わが家のつつましいお盆のことを
とりとめもなくお話しましょう。



My Litttle Garden(MLG)の草取りが、なんとか
盆に間に合いました。ほどよい雨も降って
エゴマが元気いっぱい、心配になっていたバジルも青シソも
グッと勢いを増してきました。
茂子さんとこのニンニクを待ってバジル+シソソースを
つくります。

今年はMLGで切り花になる花がないので
仏壇のお花をスーパーで買ってきました。
これでお盆モードが高まりました。


昨日はおはぎをつくってお供えしました。
なかなかうまくできました。
中に細川製餡さんの粒あんが入っています。
あんこ炊きが大好きなのですが
今年は手抜きです。
これでもおしゃれ心で添えた花は春菊のです。

お父さん、お母さん、息子たちの父ちゃんの写真を
仏壇に上げてほっとしました。
いつでも引っ越しできるように 半分片付けてあるので。
親兄弟、荒木一家ネットワークに
川端部落と地域の人々に守られていた
子どもの頃のお盆を思いだして
さびしく寄る辺ない感じはありますが、
ま、いまここでできる限りで精いっぱいです。

お父さん、お母さん、息子たちの父ちゃん、4人の先生方、
難病で亡くなった 親友、突然亡くなった甥・・・
その最期のシーンに思いを寄せて神妙な気持ちになります。
亡くなった人のことを思うとき
その魂がそっと寄り添ってきてくれます。
ほっとして、ありがとうの言葉もいらず
相談事をすることもあります。
この世に滞在している私たちは
天国在住の人々に支えられているのですね。
お盆は、そんなことをじっくりと
こころに蘇らせる時でもあります。
若いときは、生きていることを
ありがたいとも何とも思わず めくら蛇に怖じず。
亡くなった人のことを思うにも
人の心の襞に思いを寄せるにも
年月が必要なことがあるものですね。

お盆、祭りに太平洋戦争の敗戦と重なる真夏
戦争に駆り出されて 戦争の犠牲になるよりほかなかった
この国の戦死者だけでも軍210万、民間人80万、
東南アジアでは2000万人を殺したと言われている、
この事実が迫ってくるお盆です。
昨日は当地帯広のメインストリート一杯に
繰り広げられている平原祭りに出かけました。
日ごろ人通りまばらな通りが
善男善女であふれかえっていて
友達チームの素晴らしくおいしいハンバーグを頂いて
大いに気分盛り上がりました。
この平和がいつまでも続きますように
こころの中で祈らずにはいられません。



⤵ 能登のツクツク姫、40度近い炎暑のお昼寝  帯広の孫姫の自転車がおばばにおあがり

『戦争のリアルを知っておく大切さについて』

1215/10000  8月15日(火) 2023
毎週火曜日は、◆子どもらに寄せて

しうこば~ばから、
大切なみいちゃんとすべての子どもたちへ

◆ 8月15日、今日は78回目の太平洋戦争の敗戦記念日です。でも
この日に、太平洋戦争のすべてが終わったわけではありません。


現代史は習いましたか?
明治維新から2023年の8月までのうち、どこまで習いましたか?
かくいう私も大きなことは言えない、
今から50年前に、50年前の1923年のことをいわれても
ピンと来なかったと思う。家に関東大震災の絵葉書はあったけれど。


歴史を知りそこから学ぶことがどんなに大切か、
このことが身に沁みてわかったのは、8年前
安保法制が国会に上程され9月19日に
強硬採決で成立した
ことになってしまってからです。
この国は再び戦争ができる国に
アメリカの戦争に加担することができる国に
なってしまったのです。

■平和安全法制(安保法制)

平和安全法制は、
「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律」と
「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律」の総称である。平和安全法制関連2法とも呼ぶ。



その前から着々と、外堀を埋めていて
安保法制に成立以来、加速度的に
戦争加担戦争参加への道をひたすら突き進んでいるのが
今の政権です。


https://www.youtube.com/watch?v=cUGu73hnjdY

◆ 明治維新から1945年8月までの77年間は戦争に次ぐ戦争でした。
 ・日清戦争     1894~95   →   
 ・日露戦争     1904~1905
 ・シベリア出兵   1918
 ・日中15年戦争   1931∼1945
 ・太平洋戦争    1941~1945
太平洋戦争が終わったとき、
国家予算に占める軍事費の割合は約85%に達していました。

私たちは,戦後75年『日本は戦争とは縁のない国』
(そこまで甘くはなかったのですが)ぐらいに脳天気に
暮らして来ることができました。
戦争を放棄した『日本国憲法』が私たちをまもってくれていたからです。
だから安保法制の「成立」は物凄い衝撃でした。

図
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-16/2015071606_01_0.html#:~:text=%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E4%BA%88%E7%AE%97%E3%81%AB%E5%8D%A0%E3%82%81%E3%82%8B%E8%BB%8D%E4%BA%8B,%E6%97%A5%E6%B8%85%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A7%E3%81%97%E3%ちいさい81%9F%E3%80%82


誰が戦争をやろうとしたのか?
戦争で得をするのがだれか?
なぜ戦争をやろうとするのか?
戦争で犠牲になるのはだれか?
その犠牲とは、実際、リアルではどのようなものか?

小さい子供たちにはムリとしても
みいちゃんはもう大学生ですから
知っておきましょう。
この世にはまことに悍ましい筆舌に尽くせない悲惨がある、
このことを知っておきましょう。
誰が、なぜ戦争をするのかも、知っておきましょう。


今、この国は多くの困難を抱えています。
いちばん恐ろしいのは、
文化と、人倫の凋落、
それにもうひとつは戦争です。
少なからぬ人々が困難をものともせず
望む今と未来のために
この国を元気にしたいと現場でクリエイティブに活動しています。
私も、この国のお子たちが安心してスクスク育つように
そういう世の中のいしずえをになうことにしました。
しかし、いったん戦争を起こされたら、 すべてがパーとなります。
戦争が終わるまで、その後も長く
身体の損傷はもちろん、こころの傷も残ります。
人を殺すことが、最優先の社会になる
権力がそうさせるから、
もうひとつはわたしたちがそれを許してしまうからです。

この世の最悪を知っておくことが必要です。
それは楽しいことではないけれど、
出来れば目を背けたい、ネガティブなことは見たくない
私もそうです、
しかし、ここを知らないでいると
生きることの半分の底が抜けることになります。
無知ではダメなのです。
見せたくないものに黒塗りして、隠して、見せないようにして
戦争に誘導するテにはまってしまいます。

この夏、コンビニで
漫画『裸足のゲン』が売られています。
これはなかなかの情報戦略で大きな希望です。
集英社さん、やってくれるではありませんか。
この国では、今のところまだものが言えます。
みいちゃんたちが戦争を体験することのないように
そのためには広く私たちが
戦争の悲惨を知ることが出発点になります。

はだしのゲン 非国民じゃないぞ編(1) / 中沢啓治




戦争のリアルを知ってほしい、その後で
みいちゃんが戦争を望むか、望まないか
こころに聞いてみて下さいな。

今日は帯広の平原祭りの最終日、
この平和がいつまでも続きますように。
私もATMに寄りがてら行って来ます。




⤵ 病葉コレクション@中央公園

『❝ トシの功 ❞ってなんだろう?』

1214/10000 8月14日(月)2023
月曜日のテーマに戻って
ばばぢからクラブにまつわるあれこれです。

『いることで現役世代をささえ子供たちをまもって
凛として天寿をまっとうしましょう。
子供たちが安心してスクスク育つ世の中の
いしずえになりましょう』

ばばぢからクラブの志宣言です。
❝いることで❞がミソで、
体力、スピード、IT, センスなどでは
お若い方々にゼッタイかなわないので
そこは、年季とトシの功でカヴァーしようという魂胆です。

老人を中心にした大家族のイラスト | かわいいフリー素材集 ...

◆ では、その❝トシの功❞ってなんでしょう
まだまだビギナーババではありますけど
トキの恵みを実感するようになってしばらくたちます。
・身も世もなくキリキリ舞したことが気にならなくなる
 笑えるようになる
・言葉をたくさん使わなくても、一言で言えるようになる
・何とでもなるわよ、とか
 楽観的な言葉をかけることができるようになる。
一方で、
喜怒哀楽の感情がよりクッキリとすることもありますから
人生まだまだわかりません。一生わかりたくありません。


◆ そんなところに飛び込んできたのが
記憶力日本選手権大会最多優勝者、世界記憶力グランドマスターの
池田義博さん
のこの記事です。

「加齢で記憶落ちた」嘆く人が知らない意外な真実
「結晶性知能」を使い、成長し続ける脳をつく


全文はこちらです。
https://toyokeizai.net/articles/-/691864

復習してまとめてみますね。

① 「年齢と共に記憶力は落ちる」という説には反証できる
実験結果がある。
記憶や学習に取り組む際は「年齢を重ねるほどメリットがある」

花の種を植える人のイラスト(女の子) | かわいいフリー素材集 ...


② 学習に必要な「知能」には、「流動性知能」と「結晶性知能」
二つがある。
 ・「流動性知能」は
新しい情報を獲得し、それをスピーディーに処理、加工、操作する知能で
計算力、抽象的な思考力、IQ(知能指数)などである。
ピークは25歳ごろで65歳ごろから低下する。

・一方「結晶性知能」とは、経験や学習などから獲得していく知能で
言語力に強く依存するもので、
知恵、洞察力、理解力、表現力、批判力、応用力、創造力などが当てはまり、
経験や学習によって20歳以降も上昇をつづけ、高齢になっても安定している。


③ 記憶のコツとは、抽象化である。抽象化とは、
新しい知識と、脳内にある既存の知識を組み合わせて再編集し、
新しい考え方を生み出すことである。
既知の情報に、新たな情報を紐付けていく作業が求められるため、
頭の中に蓄積された情報や語彙が多いほうが有利である。

さあ、ミドル世代もシニア世代も記憶や学習を臆せず続けてください。

「やってみたい」「学びたい」「覚えたい」「成長したい」という動機は
記憶力を磨いていく際の土台となります。
「ここまでやってきた自分なのだから、できるはず」と
前向きに取り組んでみてください。

記憶力の低下を年齢のせいにするのは、お門違い。
あなたの脳の可能性を信じていきましょう。

苗植えのイラスト(鉢) | かわいいフリー素材集 いらすとや


④ 日常の中にある感動、感情に意識を向けて
  目指そう、スーパーエイジャー

80歳を超えても脳の認知機能が20〜30代と変わらず、
何事にも興味関心を持ち、挑戦し続けている人たち
スーパーエイジャーは、他の人より感情にまつわる部分が発達している。

まずは簡単なことからでかまいません。
・道端に咲く花の美しさ、ご飯の美味しさ、お風呂の気持ちよさなど、
日常にある感動に意識を向けてみてください。
その繰り返しが、感受性を高め、興味関心を育ててくれるでしょう。

ガーデニングのイラスト「水やりをする女性」 | かわいいフリー ...


・日常の中でビジュアルでイメージする癖をつけるのがおすすめです。
タスクに取り組む際は、事前にそれをしている風景や自分の姿をイメージする。
すると、単純に作業として処理するときよりも、感情が動きます。

それだけでも感受性を高めるよいトレーニングになりますよ。



◆ いかがでしょう?
思い当たることはありませんか?
50年以上前、マクロビオティックを通じて
『食養』に出会って人生が一変した時、
ふとひらめいたのです、
「年を取れば衰えて老化して心身共に弱くなっていく
これはおかしいのではないか、
そんな人生でない生き方ができるのではないだろうか」と。

今76歳、人生これからが本番
100歳超えて自力二足歩行・脳力向上している自身を
イメージしていると
アンテナが情報を引き寄せてくれます。
油断大敵ではありますけれど
❝しうこばあちゃんがいるとほっとする❞
そんなばあちゃんになろうとワクワクしているんです。

なにかおいしいものでも一緒に頂いて
沢山笑ってわいわいばばぢからクラブしましょうよ。

⤵ お盆のおはぎができました。中に粒あんが入ってます。
 


『一人ぼっちとひとりよがりはダメよ』

1213/10000 8月13日(日)2023
この2週間、シリーズ◆50歳更年期女性のあなたへ
『主人公は私、私だけの一冊のノートをつくろう』
に取り組んできました。原案草稿ができたことにしまして、
一本のファイルにまとめて
フィードバックをもらう準備をします。

一日中パソコンに向かいかねない今日この頃
プロの棋士、チェス・プレーヤーとか
頭の中どうなってるんだろう?

今日は、日曜日のテーマ ◆その時、私は76歳だった
に戻りまして、現在の様子をLIVEでお伝えします。
では、参りましょう。


只今、自己紹介を1シートで製作中!
何でも図解エキスパートの池田秀敏さんのグループに
混ぜてもらってます。今度こそはテキストボックスを
マスターMUST、マスターできたら、グ~ンと広がる世界を夢見て
がんばるのでした。
ユキちゃんがテキストの動画を送ってくれましたので
もうやるしかありません。
 

         

◆ 特集・最近の変化

✅その① おっくうがらずに、パソコンの新しい(私にとって)やり方を
覚えようという気になってます。

✅その② チームワークに目覚めました。というより
いつの間にかチームの一員になっていて
やるほかないという状況にハマっております。
これ、前進のためのキーポイントですね。
✖ ○○さんに悪いから、ではなくて、
◎ ○○さんに、やったね!と喜んでほしい
その○○さんが何人もいて下さって取り囲まれております。

❝ ひとりぼっちとひとりよがりはダメよ❞(Keiさん)
肝に銘じます。
何もかも一人で背負って完璧にこなさネバ、とドツボに
はまったあの頃と比べたら天国、ではありますが、
またまたイチイチ関所が待ち構えていて、
これはこれで、気分は開拓者
達成できた人が一度は誰でも通る道らしい。


✅その③ ビジネスの語源は知っていますか?
『自分の企画を販売して経営を成り立たせて事業を継続するコト』
⤴ ブッブーーー

この話は、来週に続きます。


◆ 今の課題リストでございます。
★最優先は、
◇ 自営業の心得・基礎編を抑える   毎日30分
◇1シートで自己紹介  事業紹介   ∼13日
 ・テキストボックスを覚えて慣れる
◇ 『50歳更年期女性のこころの処方箋つくります
  主人公は私、私だけの一冊のノートをつくろう』
  の内容出し 
  フィードバックをもらって、 ~21日
  ①ニーズをリサーチ ③内容の改善を重ねる
一点集中を心がける スケジューリング、詰める
  どちらも言うは易く・・・  スピードアップも課題

美姿勢コンサルタントの村松厚子さんのFACEBOOK LIVEに
 呼んでいただきました。 8/28日
★自然食品店・ナチュラル・ココさんでの食養講座  9/23~


★ 明日から盆の大片付けです。
スッキリ片付いたシーンを胸に。
(盆に食い込んでしまったけれど)


皆さま
よいお盆をお過ごしくださいませ。



⤵ザ・ヒマワリ!  今朝、西3南6の舗道で

『花火から振り返る自分史』

1212/10000  8月12日(土)2023 

毎週土曜日は、◆今日はホリデー
午前中 NHK-FMで『WEEKEND SUNSHINE』と
『世界の快適音楽セレクション』をかけて
❝なにもしないモード❞を心がけています。



明日13日は、北海道最大の花火大会、
十勝毎日新聞社主催の十勝川大花火大会です。
十勝毎日新聞社の会長の林氏
『十勝に文化を!』とその志烈々たるものがあります。
では今日は、
これまで見てきた花火をふり返ってみましょう。

🎆まずは地元帯広十勝川大花火大会から。
花火大好き、
帯広に来てからかぶりつきで欠かさず行ってました。
37年くらい前は、毛布をかぶって
持参したビールを持って帰ることもありました。
息子たちがまだ小さくて寝てしまうので
下の息子の瞼を開けて、❝ほら、見てみて❞とか
やっていたものです。
10年以上前のこと、隣あわせになった女性が
これからキャンプ地を探すというので
泊まってもらって、今も年賀状のやり取りが続いています。
ふたり連れの若い人が何組も何組も会場の堤防に向かっています。
『この平和がいつまでも続きますように』
こころの中で祈る私でした。

浴衣を着たカップルのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや


🎆次は信州の諏訪湖です。
だいぶ前に事故があって中止となったので
今はどうだろう?と検索したらありました。
続いていました。
諏訪湖祭湖上花火大会2023年8月15日(火)
インターネットでの中継、ドローン撮影もあるそうです。

私たちが行ったのは、1974年でした、
でも15日より遅かった気がする。
富士見町の雷赤鴉から国道か県道まで下りて
ヒッチハイクで往復しました。そういう時代でした。
諏訪湖上にいくつもいくつも扇状に花火が並ぶのです。
壮観でした。



🎆日本一長岡の花火大会
ホントに日本一!だと大感動でした。
1973年だったと思う、
大学時代の友達が同期同士で結婚して朝日新聞の長岡支局に
勤務していたのです。
桟敷の記者席でゆっくりと見させてもらいました。
2日連続、圧巻は、最後の一発、
『花火玉の大きさを比較すると、大曲・土浦花火は
最大10号玉(尺玉)が打ち上げられますが、
長岡花火は直径90cm・開花幅約650mの超大玉
「正三尺玉」が打ち上げられます。』(検索)
もう、これぞ花火の究極、という感じです。
提供は、もちろん田中角栄氏でした。

 ⤵開花幅約650m (検索)





🎆原点はもちろん生まれ故郷の大石田の花火大会です。
巨大な花火大会と比べたらつつましいものだった、
見ものが尺玉でしたから。
花火大会の朝は、父と二人の兄で朝仕事で桟敷をつくります。
大工ですからお手の物です。最上川の朝霧と、
今夜は花火のワクワクががよみがえります。
夕方から、冨並から、南通りから、親戚が続々集まってきます。
スイカを食べた気がする、桟敷でなくて、
祭事用の薄べりを敷いた家の中でだったかもしれない。
小さな私は桟敷と家の間の川べりの林の暗闇と
花火のドオンがこわかった。
最上川にはちいさな灯篭が何十と流れ、
町内会で出したおおきなねぶたのようなものがいくつも
(名前が思い出せない、のり子姉に手紙で聞いてみよう)
若い者の手で引かれていく。
昼の間に町内のお坊さん方が正装して
川の神に祈りをささげて水難のないことを祈願する。
父と母に、町内の方々に守られていたのだと
遅まきながらじんとする。
巨大な花火も最高!だけれど
つつましい花火大会も懐かしい。





🎆十勝川大花火大会からは、実は足が遠のいてしまい
(数年前から、堤防の上を歩いている人には
花火が見えないように高い塀がめぐらされて
招待席・有料席と区別されるようになって
さらに今年は大幅にその範囲が広がり
なんと十勝大橋から正面全体が有料席とは恐れ入る。
『花火における有料席考』一文書けそう。)
今は(コロナ前)北海道新聞社の混んでいない
ゆっくり見ることのできる方に
気が向いたら行くようになりました。
でも大花火大会も気になって
家々とビルの間から見ずにはいられません。
冬も小規模の花火の音がすると外に出ずにはいられません。

花火を見ている家族のイラスト(背景あり) | かわいいフリー ...
この平和がいつまでも続きますように



只今午後2時半26度、曇りそよそよ風アリ
半袖だと寒いくらいです。
午前中は、NHK-FMをかけて
心おきなくストレッチを丁寧に
一日分のご飯をつくって流しを片付けました。
玄米を炊いて、コール・スローを刻んで、
イワシとホッケとジャガイモを焼いて
大根と揚げの味噌汁をつくって
糠味噌漬けを洗ってカットしました。
きゅうりに味噌をつけておやつにしました。
ブログ、昨日の分を書いて
10回連続,❝50歳更年期女性のあなたへ 
主人公はあなた、あなただけの一冊のノートをつくろう❞
の草案原案ができたことにしました。
夕方一時盆前の草むしりです。



⤵ 今年はややつつましめのクレオメ、借景です。


『なごやかな世の中になってほしい』

1211/10000 8月11日(金)2023 

◆シリーズ 50歳更年期女性のあなたへ~その
今日はこのシリーズの最終回です。

50歳、人生のターニング・ポイント、
❝ いい機会 ❞です。ここで
あらためて人生の基礎打ちをしましょう。
人生の基礎打ち、やったことがありますか?
人生の基礎打ちは、ノートとペンで、
『主人公は私、私だけの一冊のノート』を作ります。
このノートが、やがて
あなたが自分でつくったあなた自身の処方箋になっていきます。


最終回のきょうは
主人公は私、私だけの一冊のノート』にこめた願い
お伝えしましょう。



◆ 1998年11月30日、私は藁をもつかむ思いで
800000円のプログラムなるものを契約しました。
届いた豪華な体裁のファイルをめくり
カセット・テープを繰り返し聴きこみ
砂地に水をしみこませようとしました。

『このことを13歳で知っていたら
こんなことにはならなかっただろうに!』
『いつか講座をやろう、
こんなに高くなくて
もっとシンプルな内容で』




◆以来25年、振り返るとこの講座のためにたどってきた
道筋が見えます。
おかげさまでトシを重ねトキの恵みを受けて
人前でこう言えるようになりました。

① 50歳更年期女性ターニング・ポイントのあなたが
右往左往の混乱を糧に
ここで前を向いて
乗り越えるやり方がここにあります。


② いつもイライラキリキリフラスト満タンから
あなたのまわりの家庭、職場、コミュニティがなごやかになって
サクサク仕事が進んで、まったり休むことができるようになります。

③ そんななごやかなコミュティの輪が増えていって
世の中がおだやかになってほしい。

世の中のことを一つだけ言うなら、
私たちが暮らすこの国で
お子たちが安心してスクスク育ち
若い人たちが安心して成長してほしい。
私たちシニアは、凛として天寿をまっとうしたい、
そんな世の中の基礎の基礎から固めていきましょう。



ペンとノートを手に、あなたの手の中でできていく
『主人公は私、私だけの一冊のノート』、
これがあなたが自分でつくった
こころの処方箋になっていきます。



〈 まだとっても舌足らずですけど
原案草稿をここで一区切りと致します。
 ここがよくわからない、
 ここはグッときた
 クライアントさん目線が足りない
 ここはこう表現してみたら、等々
フィードバック、よろしくお願いします。〉




一文字、一ページから成長していきます。