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毎週木曜日は、◆子どもらに寄せて
① 子どもたちに伝えたいこと ② 私の来し方 のうち
今日は②で、ハチャメチャだった子育てを振り返ります。
前にも書いたことがあるようなきがしますけど。
★ 子育てで思い出すのは、失敗ばかりである。
・生まれて一か月、90%ダメです、と病院で宣告された →助けて頂いた
・2人とも大アトピーに →気を入れて集中して数ヶ月でなおした
・二重窓を閉めての親子喧嘩 刃物は投げないように配慮した
・自分の思いを押し付けていた、管理しようとしていた
・イチイチ欠点をあげつらった→❝追い詰めてはいかん、逃げ道を取っておくものだ❞
と父ちゃんにいさめられた。
これはいやだと感じていたことを、子育てとなると、逐一そのまま実行していた。
やれやれ。
母は口を開けば常にごしゃぐ=怒る(山形弁)ので、いつもびくびくしていた。私はゼッタイこうはならないと決心していたまではよかったが、いざ本番となると母ソックリだった。
話し合いのない家がイヤで、家庭を持ったらゼッタイなんでも話し合うようにしようと、思っていたけれど、それどころではなかった。
子どもと同じ目の高さでちゃんと向き合って話を聴いた覚えもない。
生活に余裕がなかったのと、ノウハウとトレーニングの経験がなかったのだ。潜在的に願ってはいたものの。悪気はなかったんですけどね、私なりに必死だったのだろう。
★ ところが、
『こどもは、親が言葉にできなくても最も伝えたいことを、
ちゃんと心の中心で感じ取り受け止めて育つものだ』という。
確かに思い当たるフシは数々ある。親としては救われる思いだ。
★ 今、ひとり孫姫は高校2年、体力は今がピーク、こわいものなし。
❝お前はお前の道を行くしかない。
付き合いきれないし疲れて消耗させられている、
でもタッチの差で、
何があってもお前を見捨てない、何があってもお前の味方だ、何があってもお前を守る❞
私が親なら、いきり立つアタマを抑えて、胸で苦虫を踏みつぶしながら、
今ならこんふうに思い願えるかもしれない。
それに、若い人達は、言葉に出さなくても時代の空気を全身に受けている。withコロナの今大人たちもけっこう頑張っているのだから。
★ 時がたてば、笑い話、何事もなかったようにつきあうことができる。
withコロナの今、ハチャメチャだったことがかえって役立ちそうな気もする。
時のチカラを借りて、不思議なことにいまここにこうしていられるのだから。
母は今でも天国からアホ娘を心配して守ろうとしている。
今日は、ハチャメチャだった子育てを振り返って いっとき物思いにふけっていました。