『あわてないで 心配しないで大丈夫』

1105/10000 3月16日(木)2023
今日は、
◆シリーズ 3/15~24 山形・宮城行報告 その① 
 タマキさんへの手紙 です。



 タマキさま

太陽山荘は、なんか空気のようでした。
温泉暖房で24時間ほかほか、お手洗いは至近距離どこにでも、
待っていればご飯、献立は大好きな煮物中心、
そしてとても静か。私は静けさに強いのです。
気分はマリーアントワネット(が地味好きならば)。

いいんだろうか、こんな贅沢させてもらって? いいのだ。
いいのか悪いのかとかそんなせこい世界は雲の彼方へ。
自分史上最高のリラックス・デイズ、
この空気とのチューニングにやや戸惑いつつも
あ~そうかあ、あわてていたみたい、あせっていたみたい
もっとぼんやりタイムが必要なのだったのかのかもなあ、と
ふわ~っと思われたことでした。

パソコンをよいしょと背負って帰りはちゃんと電源アダプターも忘れずに
移動は準備含めるとまる一日がかり、帰ってさすがに三日ほど寝てました。
昨日の午後は、朝の春の雪道、片道45分往復を歩いて用足し、夕方から
まりちゃん推薦の『愛の不時着』を遅くまで見て、
人情の機微に我がハートが反応して心が動き出し、
今朝は快晴、新しいチカラが湧いているのを感じることができました。


『どうして信頼できなかったんだろう』
これは1974年知床半島で運動神経の鈍い私が墜落事故を起こしたときに
息子たちの父ちゃんがつぶやいていた言葉、
この言葉はずっと私の胸にとどまっていました。

二年前パート修行をやめてから私の人生は新たなるステージの
小さなステップを一段、二段、三段と登ってきて、今回の旅は踊り場です。
タマキさん、すべてのお膳立てありがとう。
なんか空気みたい。そうこれが私のやりたいことだから。
すでに100%以上やっている人が目の前にいるのだから、
非力、微力な私が思いだけで意気込むこともないな、と
心が鎮まりました。私なりに小さなステップでやっていこうと。


『焦ったら負けです』
これは、ホビット村のフリースクールで八光流の指圧を教えてくれた木村先生がふっと漏らした言葉です。木村先生は本当に神業名人で何度も助けて頂いた、無料で。
明日29日でパートやめて2年、売りあげを早く上げて早く義理を果たして早くいちばんやりたいことをやろうとすっごいあわててあせっていたんだな、よくがんばったわ、いじらしいと自分をいたわってあげたい。それでなくても私は促成栽培されないヒトなのですからね。促成栽培されない、これは私の強みだ、と最近思うようになってます。

惑わされてもよい、惑ってもよい、スキップできない、ジャンプできない私。
ほっとしました。私自身が、うん、これだわ、と楽にできるところから一歩一歩、
得意の地道でやってゆけばよいんだ、と思えました。

毎日更新のブログ、10日以上抜けた分を、山形・石巻行のレポートで埋めるべく
段取り組んで書き始めました。満100歳まで24年、書くことで最低3倍は生きることができる。Wordに向かうと背筋から喜ばしいものが湧いてくる。うわーっと課題を山盛りにひろげて何も手につかない先延ばしの日々よ、さようなら、になりそうです。

説明過剰な気もするけど、この続き第2部はレポートの最後でまた。
タマキさんと太陽山荘のこと、いつも思っています。


⤵ 露天風呂です。夜10時ころには、西南西に冬の大三角形、沈むオリオン。