『取り残されている課題~その①』

982/10000 2022 1月14日金曜日
毎週金曜日は、◆台所大事
食を中心に、衣と住も。浪費を抑える暮らしの工夫も。



今日は政治の話です。
❝今日の夕ご飯何にしようか?❞
そんな感じで政治の話をしましょう。
戦争こそは、最大の浪費ですからね。

料理をするお母さんのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

今、とってもスリリングな
この2冊を読んでいます。

❝平和以外にない、戦争は絶対にイヤ❞な
私たちがなぜ勝てないのか、
勝つことがあるのか、
せめて最低限
100%潰されてしまわぬようにするために
意識できていない課題はないのか、
そこに全知識と全感性を傾けて
迫ろうとしています。
オニグルミの実を
残すことなくそっくりそのまま
取り出そうとする迫力です。

加藤さんの本は一回だけでは
理解が無理です、私には。
まず 明治維新以来の政治について
あまりにも知らなすぎるわが身に
ため息をつきつつ、
私たち平和主義者が
これまでに気づけず
なので取り組むこともできていない
課題を言葉にして表出しようとする
そのスリルに押されて
一読したところです。

絶対にあきらめることをしない
戦後民主主義派と
『中学校、高校の歴史教育が、
明治のあたりまでで終わってしまい、
もはや70年を超えた長い戦後の歴史』
(に加えて
国民主権・基本的人権の尊重・平和主義も)
を教えられていない(加藤さん)
40代以下の若い人々と
なんとか共にアクションできないだろうか、
と遠慮しながら思案が続く
戦後民主主義派にもそのための
ヒントが与えられています。


立憲主義という
この国の多くの人々の
実感から乖離している
理念、観念の下(した)に
『とにかくどんなことが起こっても
これだけはぼくは本当だと思う、ということ』
を置いて、二階構造として
この状況下で可能な具体策を
導き出そうとします。



この状況とは何か?
『二階部分である憲法9条を
単に守るだけでは、もはや
憲法9条が保障してきた
一階部分の地べたの平和主義が
守られないところまで来てしまっている』
現況です。『その敗北に、私たちも、
私たちの護憲論も、憲法9条も
責任があるはずです。』


ではそのための具体策とは何か?
このことについては
是非この71ページのブックレットを
お読みくださいませ。
私も二回は読んで図書館に返します。

内田さんの本については
来週にまわします。


+映画からまた出てきましたね。
新作『決戦は日曜日』
笑えて笑えなくなる、と大評判。
Netflix版の『新聞記者』
俳優さんの名演とも相俟って
よくえぐっていると大評判です。
見ねば。

めんこい。3人きょうだいかな?
貴重なお子達です。守らねばとババは切ない思いです。