934/10000 2021 11月26日(金)
毎週金曜日は、◆台所大事食を中心に、衣と住のことも入ります。
母なる地球に負担をかけない浪費を抑える暮らしの工夫についても
考えます。
地球環境の破壊、無駄づかいを抑えるべく
どんなことをやっていますか?
ひとりひとりの心がけでまにあう段階ではもはやない、
ですけど、根っこはひとりひとりの心がけじゃないかな、
と思ったりしています。
さて今日のテーマは、トイレット・ペーパーです。
私は、なるべく水に流さないようにしています。
そのきっかけは、
山の中の一軒家で暮らしていた時
畑の堆肥にするため紙を便壺に入れないようにしていたのです。
私たち清水平の住人だけでなく
過疎地移住組はどこもそうしていました。
大地、山、海を汚さない、負担をかけない
この生き方からくるおのずからなる行いのひとつでした。
街に暮らしていても
この大量の紙が浄化槽で濾過されるときの
水と設備へのもろもろの負担が気になって
紙は燃えるゴミに出しています。
私ひとりがやったところでどうということもないかもしれません。
水そのものへのリスペクトですね。
『ご飯粒と紙が落ちているのはみっともない』
これは、母に教わった私のエコロジー原体験です。
今では、大問題のプラスチック、ビニールも入りますね。
私たちが子供のころ、
高度経済成長がこの列島を席巻する前は
部落の端っこ、最上川沿いにゴミ捨て場があり
川が増水したときさらっていっておしまいだったのです。
プラごみは、たまにセロハン紙があるくらいでした。
ティッシュ・ペーパーもそうです。
古くなったハンカチ、バンダナだったら
洗って何回も使えるし
小さく切って使い捨ても〇かも。
当たり前と思っていることが
たった60年前には当たり前ではなかったんですよね。
トイレット・ペーパーもこの約65年で
新聞紙→黒いザラザラした紙→白い紙→ロールペーパーと
変遷してきています。
白いトイレット・ペーパー、凄い贅沢ですよね。
(お若い方、わかるかな?)
つつましやかな一人一人のアクションに加えて
法律による規制、新たな技術の開発も必要でしょう。
そのときも、
地球環境、私たちを生かしてくれている
大地、山、海へのリスペクト
そう、もったいない、という生命カンなしには
なかみがからっぽにならないかな、と思っています。
というわけで
我が家(ひとり暮らし)では
トイレット・ペーパーは一月で一巻くらいです。
#しうこばーばの自分史講座
のひとつの視点に、
『トイレット・ペーパーと私』はいかがでしょう?
ピンと来ないかな?