“我が家の薬草コレクション”

毎週日曜日は、🔷素敵にエイジング

今日は、🔶家庭でできる自然療法 我が家の薬草コレクション です。

私の自然療法の歴史は、3期に別れます。

⬛第一期  生まれ育った山形の内陸の大石田町で暮らした時期 ~13歳1960年迄

その頃は滅多なことで医者にいくこにとはなく、私も一回も行きませんでした。

富山の置薬と伝来の薬草で母が治してくれました。

県庁所在地に引っ越して10年は世の流行にまみれてスーパーマーケットに巻き込まれました。

⬛第二期は、1970年代初めに東京に出て、知りあった友達で一斉に同時代的に、マクロビオティックを学んでから、更年期迄

⬛第三期は、更年期、人生の転換期に、総合栄養療法holistic nutrition に出会ってから、現在迄

老年期に入って、今は第四期ですね。

今日は、第一期に母から伝えてもらった薬草を中心に紹介します。

・まずは、ゲンノショーコ。

母が毎年土用に摘んで土間にいつも掛けてありました。

下痢すると煎じて飲ませてくれました。

『赤本』を見ると、ゲンノショーコは不妊に卓効あり、とあります。私の体験からも、生命力全体を高めてくれる気がします。

ボトルの中は、ケツメイシ。こちらは漢方薬局で買います。

利尿、便秘に◎、ゲンノショーコとケツメイシとハトムギのお茶が我が家のお茶の基本です。東城百合子さんのバイブル『家庭でできる自然療法』より。

・次はドクダミ。

これは今年 友達が持ってきてくれました。

生まれた家にも植えてあり、大きなおでき、山形弁で ねぶと といいます、の口を開けるのに使いました。

ドクダミの葉っぱをぎぼうしの葉っぱにくるんで、いろりの灰に埋めてどろどろになったのを、ねぶとに当てると楽に口が開きます。

今時、ねぶとなんて聞かなくなりました。いいのか悪いのか、わかりません。

長野では群生していて梅雨時にカビないように必死で干しました。

北海道のこの辺でも前よりよくみかけるようになった気がします。主にフの入った園芸用。だいぶ温かくなってますからね。

こちらはぎぼうし。子どもだったので、葉っぱはもっと大きかったような気がしますが、そうでもなかったのかもしれません。

・オオバコです。

ゲンノショーコと同じく準栽培しています。

田中美津さんの『冷え性 自分で治す』で見つけました。膀胱炎が慢性になりかかって困ったときに。

卓効あり。お茶にして飲みます。クセがなくて飲みやすいですよ。

・ヨモギ 春は美しい新芽を食べ、しばらくジュースにして、そのあと風呂用に刈り取って干します。

・薬草の効果は一年だそうで、今年のが登場すると、風呂用になります。

ゲンノショーコの根の部分のみのお風呂、暖まること妙です。

・あと、万病に、ケイ素が放射能除去に有効と言われる スギナ、天気のいい朝に1日でかりっと青く干せるように摘みます。ふりかけ、粉にも。今年は摘みそびれました。

・積み時は、一番生命力のある時に。見た目も爽やかできれいなところで摘みます。

マクロビオティックを通じて食養と自然療法に出会って以来、台所に在るもの、身近にあるものでなおすのが基本となっています。その分心安らかです。

でも、間に合わないとき、急を要する時は病院その他を併用ですね。

ローズマリーも大好き! 更年期の時助けてもらって以来、あるだけで安心です。