『❝政治は暮らし❞で語りあう』

829/10000 2021 08 13

毎週金曜日は、◆新生日本起死回生プロジェクト
#優しい日本につくり変えていこう
『子どもたちが安心してスクスクのびのび育つ世の中』の石垣の
小さな石を一つひとつ積んでいきましょう!


★ 政治の話、めんどくさいですよね。つい遠慮してしまいますよね。
「この国の空気、根っこのところから変えなくちゃな」と心の中で呟きながら。。
そんなこんなどうしたらいいんでしょうね。



★ 先日素敵な、立派な報告書が届きました。
 岡山の蛯名宇摩ちゃんからです。宇摩ちゃんは、3.11の直後、小さな二人の姫(女の子、北海道弁)をつれて埼玉から岡山に避難しました。そこで『瀬戸内プロジェクト』を立ち上げて地域の人々と共に、夏に毎年 福島の子どもたちの保養をしてきました。ここ2年はコロナのため中断しています。

★ A4版45ページ オール・カラー、充実の内容です。
原子力発電・放射能とその問題の概要がほとんどすべてわかるように編集されています。

①原子力発電、核のゴミ処理の実態
・3.11のときの福島原発のメルトダウンによる放射能の拡散の実態が地図で示されています。
・原子力発電が行き詰まっており、核のゴミ処理も挫折プロジェクトであることがよくわかります。それでも未だに、この国の政府は老朽原発を再稼働させているのです。

② 子どもたちの保養は効果がある。
福島原発被災地では、保養に行くと言いづらい雰囲気がある、でも子どもたちを守りたい。
保養家庭だけでなく、受け入れる側でも、迷いや、葛藤、困難がある。

③ 「原発要らない、放射能はダメ」の声を上げるのは無効ではない。
原発は減りだしている、裁判も危険を認めるように変わってきた、世界では、日本の原発輸出は全部拒否された
私たちの力を自覚しよう。


★ これらの内容が、❝きょうの夕ご飯何にしようか?❞な雰囲気で
迷いや葛藤、ここはわからない も、そのまま等身大で語られています。
うなずいたり涙ぐんだりしながら一読しました。
そう、『生活の中から原発や放射性物質のことを考え』ているのです。
こんな感じで です。


語りあった面々です。(なんかいい感じ でしょ?)

★ P43 『被害を受け止めてこそ能動的になれる』 (←ここ、キモですよねえ)から
右端の宇摩ちゃんの言葉を抜き書きします。

『すでに放射性物質を浴びてしまった。被爆してしまった。その自覚を持ち続けることってとてもつらい。「大丈夫だよ。思い過ごしだよ」と思った方が楽だもん。だから私は保養に来るお母さんたちはすごく頑張っていると思う。よく被爆のことと向き合い続けているって。』

『「実は保養に来ることもなかなか言えない」ってみんな言うもん。保養に来るって、底が危ないことをきちんと見つめることを意味するわけだから、「そんな風評をまき散らすことはするな」って言われてしまうのね。』

『私もやっぱり保養をやってきてよかったと思うよ。なんかね、分からないことはいっぱいあるけれど、これからもみんなでこうしてつながっていきたいな。』

では、最後に、フリースクール運営のAさんの言葉で〆ましょう。

『 私は、「困難を乗り越えて明るくいきましょう」だけじゃなくて、同じ苦しみを繰り返したくないから、過去に学ぶ人が増えてほしい。頑張っている人だけが頑張っている、やってもらう。だけじゃなくtって。次はその人たちも動く。判断も道も分かれるかもしれないけれど、でもそれぞれの意見を尊重し合って、労りあって歩んでいきたいな。』

☆ この冊子、何冊か取り寄せてわかちあいたいと願っています。
ご希望の方は、私のACEBOOKのメッセンジャー迄どうぞ。

☆おまけです。↓ ビンビン来ます!蛯名宇摩ちゃんの『こきりこ節』です。

https://www.facebook.com/uma.ebina/posts/4277246882396126