『希望はある』

808/10000 2021 07 23
毎週金曜日は、◆新生日本起死回生プロジェクト
『子どもたちが安心してスクスクのびのび育つ世の中』の石垣の
小さな石を一つひとつ積んでいきましょう!

「この国終わった」、と暗雲に包囲され、胸の内にもむくむくと暗雲立ち込めているあなた、
このままあきらめますか?
なんて 大きく出ましたけれどSNS追っていると絶望的になりますよね。

東京オリンピックは、明らかになったオリンピックのカスと腐敗を一手お引き受け、コロナ感染者は日に日に激増、医療現場は逼迫、多くの飲食店は瀕死状態、福井の老朽原発は再稼働、
これでもかこれでもか、と連日 口あんぐり呆れ果てるネガティブ情報が入ってきます。今夜開会式、しかし、この異常な猛暑が常態になっている中でそもそもやっていいのか、誰がやると決めたのか?



今日は、外国の方に 日本人であることを馬鹿にされたときを想定して、
それになんと応えるかをシミュレーションしてみます。
では・・・


『そうですね、仰る通り、わたしもそう思います。残念です。
しかし、この国にはもう一つの状況があります。これについては大手のメディアでは殆ど報道されることがありません。

オリンピック開会式場のまわりで数百人が反対のデモを敢行しました。
日本の半数以上80%近くが開催に反対していることはご存じでしょう。
デモ参加者はこの声を代表しています。各地で反対の意思表示のアクションが続いています。

2015年夏、安保法制が国会に上程されて憲法違反の強行採決で可決されて以来、
地道に、戦争に反対して平和憲法を維持するための行動を続けている人々が列島各地にいるんですよ。決して屈しない、あきらめない人々です。


それなのになぜ理不尽極まりない現政権はこの声を無視し続けるのか?
それなのになぜ私達主権者はオリンピック開催を阻止できないのか?



課題は山積です。


1  自国の歴史認識をこの手に取り戻して主権者の共通認識とすること
 権力者の無責任体質を脱脚して太平洋戦争の責任の所在を明らかにする作業は必須です。


2  反対の声を上げるのは必要不可欠、大切です。
一方で私たちの望む今と未来を明示する必要があります

都会を離れて、自然農法に汗を流す人々が各地で頑張っています。
子どもたちを自然育児で丁寧に育てているコミュニティも無数にあります・
小さな市町村で、地域活性化の取り組みに生き生きと成功しているところも少なくないんです
よ。コロナの先を見通して事業を展開している事業者の方もいます。


3 この国の若者の死因のトップは自殺です。
これほど不名誉なことはありません。

私達ひとりひとりが自身の尊厳に目覚めて
尊厳を破壊する暴力にハッキリとNOを突き付けることがあたりまえにしなければなりません。このことも重要な課題です。


4 この30年あまりこの国は、新自由主義の跋扈に翻弄され続けています。
私たちの暮らしといのちをこの手に取り戻して、なによりも戦争をさせないためには
多くの行動が必要です。
コロナもあって目に見えるところでは私たちはマイノリティに見えます。そして課題も山積です。
しかし諦めることができない、何があっても揺るがない人々がたくさんいるんですよ
伊藤詩織さん、赤木雅子さんは、たった一人で国家に、いやなことはいや、おかしいことはおかしいとハッキリと明言しています。


5 今この国の権力は、恥も外聞もなく、膿と腐敗と空虚さと能力の欠如を全開しています。
私たちはこれから目をそらすことなくしっかりと胸に刻み込んで
おぼつかない足取りながら、この国の新生に向かっています
このことはこの土地に生きるもの、子どもたちにまっとうな人生をと願う
私たちの本能であり、誇りです。

❝ 恥も外聞もなく 膿と腐敗と空虚さと能力の欠如を全開 ❞
これは他人事のあてつけでは更になく、
私達主権者の鏡でもあります。
そう感受している人々が少なからずいるのです。
これこそはこの国の希望、稀なる望みに他なりません。


悔しくもあり、何よりも子どもたちを守るために
私たちはこれまでできてない知恵を搾らなければなりません。
そう心から願いアクションを続けている決してあきらめない人々がいること、
子どもたちを思い、この土地と共に生きることにまっとうな誇りを抱いている人々がいることを、あなたに伝えたいです。

これほどの全面的な破壊を前に、長い長い時間がかかるでしょう。
でも私たちは、半歩でも歩みを進めて、子どもたちにつないでいきたい。
そう心から祈り願ってアクションを続けていく人々がたくさんいることをあなたに伝えたいです。』

人間以外の野生は、まわりがどう変わろうと、自身の生をまっとうするのみ。