『私とお金のヒストリー』

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毎週木曜日は、◆子どもらに寄せて ① 子どもたちに伝えたいこと ②私の来し方 のうち
今日は②で、今書いている『しうこばーばの自分史講座』から、『私とお金のヒストリー』を抜き書きします。


 “一生お金には不自由して生きていかなければならない”
 この思い込み=デフレ・マインドから100%解き放たれるのに60年以上を要しました。私はなんでも長くかかるタイプ、よく言うと粘る人です。
 デフレ・マインドということはこの本で知ったばかりです。

白井聡さん『武器としての「資本論」』
白井さんは“自分はこれくらいの贅沢をして当たり前だという精神ををキープするようにしている”とのこと、胸がすきます。


  生まれた家は、仕事を取って来る建築大工でリッチではなく(当時リッチな家は少なかったですけど)子どものころからお金のことではびくびくしていて、
大きくなったら、うちのように収入が不安定な仕事ではなくて、大会社に勤めていい給料を毎月確実にもらおうと思っていたのに、
大学を卒業しても普通の就職はせずフリーター(古いですね)でその日暮らし、
続いて二人の息子たちの父ちゃんは生活費を稼がない人でした。ま、それ以上の魅力があったわけです。でも今では彼も、自尊心は高いけれども、デフレ・マインドに捕えられていたと思う、とはいうものの、一刀両断できる話ではありません。
 お金の問題を解決する、このことを私は、パートナーから与えられた課題として預かりました。解かずば止まじ、です。

 YOUTUBE映像がここに入ります。
アレン・ギンズバーグと父ちゃん@関西電力前198〇年

 自営が破綻したのも、経営に無知過ぎたこと、お金から引いていて、従って心の底のところで自信がなかったからです。リベンジせずば止まじ、とどん底の下から声がしました。マイナスの半円にプラスの半円を合わせて丸い円を描きたい、これが私の課題です。

なぜデフレマインドに捕まってしまうのか?なぜ自信が持てないのか、自尊感情がもてないのか?このことについてはあらためて考えます。


 お金はイイもワルイもない、ただの道具であり、ビジネスとしては、どれだけ自分の商品を自分が伝えることができたか、という指標です。
 確かに悪い人もいる、だからといって、お金そのものを悪く思って全否定したら、とても不自由なことになってしまう。

 デフレ・マインドを脱却して
 ・生存費を確保して不義理を解消すること  
 ・学び続けて自給自足のコミュニティな場をつくること 
 ・収入の10%を寄付すること
この3つが私の、残り長くない人生の長期目標です。
 お金はいくらあっても困ることはないのです、節約を基本にわかちあうことができれば、と気張っております。根が “ダイヤモンドは欲しくない、草の上の朝露で充分” なもので。

冬の日の出。冬至過ぎて夕方の日は長くなっています。