毎週金曜日は、苦手の政治のことあれこれです。このまま壊されっぱなしでは、この国が滅んでしまう、子供たち、孫達、自分達も、これじゃたまらん、太平洋戦争前夜とそっくりのきちがい沙汰をなんとかしたいと、胸から込み上げて来るんです。
すべてを破壊する戦争は、ゼッタイ、イヤです。
今週はこの本を読み終えました。
(すみません、まだ直し方を調べて亡くて)
本はいいですね。目先のことや自分の思いで留まってしまっているときぐっと、目を開かせてくれます。
この本では、まず、今私達が直面している課題があらゆる面から示されます。
自然、環境、経済、政治、文化、哲学、アクションのしかた。
次に、「緑の政治は、外の政治権力団体とどこが違うのか」が示されます。その歴史も勉強になります。
“右でも左でもなく、前へ進む政治を❗”
中沢新一さん『今起こっているのは、キアスムの文明とグローバル資本主義の二極分化です。
キアスムの文明とは、具体的な世界に根ざす文明、自然環境と人間を切り離さないでつながりを作り出す文明の形をいいます。これは必ず地域と結び付いて地域社会を形成していき、そこで人間の豊かさを作り出そうとする文明です。
もうひとつは、一切を根こぎにして商品化してどれを貨幣にかえて、この実態のない貨幣をコントロールぢていくという金融資本主義型の、いわゆるグローバル資本主義です。』
根こぎ、まさにぴったり❗
空気には放射能、水も売り、森も売り、種も売り、教育も保育も介護も、郵便、鉄道・・何もかも❗
山河破られてグローバルて資本主義あり。
南アメリカでは、原住民の運動が頑張っているそうです。日本でも、身の回りでも、コツコツ地味に頑張っている人達がいる。
雑草のごとく、命の声に耳傾けて、起死回生を諦めることができません。
歴史の縦軸、地球規模の横軸が網羅されていて、視野が広がり、日常に紛れてしまっていることに、はっきりと言葉を与えてもらいました。