『文通する』

毎週水曜日は、◆読む、書く、話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

☆ 今ZOOMなるものに挑戦しております。ちょっとずれて自分の声が聞こえるので、“ううん、この発声と話し方は問題だな。ボイス・トレーニング、もっとまじめにやろう”と必要に迫られております。寝ているボイス・レコーダーを起こさねば。自分の声を聞くのって、うれしいものではないんですけど。

★ さて、私には何人かのペン・フレンドがいます。
・インターネット環境が全くなくてメール・アドレスも無い人
・ パソコンが壊れているけれどなおすまでもなくそのままになっている人
・ 長年直販の果樹農家の友達。注文はFAXと電話で受けてます。

ポストに肉筆の葉書、手紙が入っているとうれしいんですよね。その人の息づかいが届いたのです。

 FACEBOOKのメッセンジャーでしゃべるのは早いし臨場感あって便利だけれど、手書きは格別です。
 果樹農家さんからは、注文承りました、と手書きの葉書できます。(FAXを受けなくなったからでもあるんですけど)ほっとします。
 別の友達からのピンクのかわいい封筒には、10代の文通時代を思い出します。

 手書きの文には魂がこもっているのでしばらく仏壇兼神棚にお供えしておきます。時間がたったらできれば火祭りのときに持って行けばいいかもしれません。DMや役所からの連絡のように即用済みとはいきません。

★ これは父からの手紙の封筒です。お守りとして財布に入れてます。中身も一通くらいとっておけばよかった、母からのも。当時は、なんてレベルが低いとか若気の至りで勝手に評価して切り捨てていたけれどいまではどっこいどっこいだと思えるようになりました。親孝行したいときには・・・です。

荷札は、父の手慣れたがっちり荷造りの形見です。

★ 普段ワープロで物を書き考えるようになっていて、いざ手書きすると筆が危うい、漢字が出て来ない、などおろおろしたりもします。
 でもやっぱり手書きは落ち着く、美しい文をしたためることができたら素敵だと思います。エゴイスティックで自分勝手なな書き方でなく、お相手さまへの尊敬を前提にお互いに高め合い生きることの位置を確かめ合う、さいわい私はいつも変わらずにそうして下さる友達にも恵まれています。「あらたまって」、大事です。一方どんななぐり書きでも平気な友達もいます。
 一呼吸おくことができる文通っていいですね。お礼もひとことなるべく葉書で書くようにしています。

コリアンダーに種ができてきました