『新生日本に向けて、今この国の主権者たる私たちは、何をどうすればいいのだろうか? その④』

毎週金曜日は、◆望む未来を今つくる、政治は身近・気軽に政治。苦手、といっていられなくなった政治のことあれこれです。

今日は、『新生日本に向けて、今この国の主権者たる私たちは何をどうすればいいのだろうか? その④』です。

前回までの分をを推敲して、少し付記します。

項目を再び記します。

① 最悪の状態を想定してみよう+私達の望むヴィジョンを描こう

② 私たちはどのように生きていたいか?なぜ生きているのだろうか?

③ この国の歴史を知り、取り戻そう

④ 立憲民主主義、個人主義・基本的人権・平和主義、日本国憲法について知ろう

⑤ 本題・私達の望む未来を実現させるためには何をどうしたらいいのだろうか?

⑥ 自分自身の言葉を持とう

⑦ プラットフォームをつくろう

では、再び①からです。

① ●最悪の状態を想定してみよう+私達の望むヴィジョンを描こう

今コロナのさなか、何時まで続くのか?自分がもしかして潜在保菌者でないのか?医療崩壊、収入は?世の中は?不安と恐れが胸に渦巻きます。現政権はもはや近代法治国家の体をなしていません。自然、大地、海は言うに及ばず、暮らしといのち、果ては倫理、文化迄徹底破壊、水、種子まで売り飛ばそうとしています。恥も畏れも、生きていることの尊厳も知りません。

●目をつぶって最悪の状態を想定してみましょう。もうだめかもしれない、ここがスタート・ラインになります。

でも、目の前に子供たちが飛び跳ねています。

●あわせて、明るい未来図を描いてみましょう。政治、農漁林業、子育て、医療、介護、教育、文化、産業、労働・雇用、自然との共生、公共事業、交通、エネルギーetc. 今言葉になることで十分です。イラストでも盛り上がりますよね。これがジグソーパズルの原画になります。

●続いて「わたしはどう望んでいるか?」考えてみましょう。

② ●私はどのように生きていたいか?なぜ生きているのだろうか?

哲学、人文科学の登場です。難しく考えることはありません。いまの自分の言葉で、一言でOK、出してみましょう。遠回りのようでもここがいちばん大切です。

③ ●この国の歴史を知り、取り戻そう

律令制の成立~検地刀狩り~明治維新と俯瞰して、とりわけ明治維新~太平洋戦争~平成時代とは、どのような時代だったのか?

いったい何がこの国の政治をここまで劣化させたのだろうか?

テキストとして私が今取りついているのは、
白井聡さんの『国体論 菊と星条旗』です。

何も知らないでよくここまで来たな、と慨嘆すると同時に、ここまで来るのに敗戦後75年かかったということかとも思います。まさに「知は力」です。

④ ●立憲民主主義、個人主義・基本的人権・平和主義、日本国憲法について知ろう。
あるいは日本独自のやり方があるかもしれません。思いとアイディアを出し合いましょう。



⑤ ★本題・私達の望む未来を実現させるためには何をどうしたらいいのだろうか?

 ●どうやればもっとうまくできるだろうか?

相手を上回る力を発揮できる場をつくれていなくて、負け続けててきたことを抑える

先輩方、これまでの行動に敬意を表し、学ぶと共に、欠けていたものはなんだろうか?

・相手の出方待ちで追っかけ一方でなかったか?先手が打てる準備をしていたか?なぜできなかったのか?

・勝とうと本気で執念を燃やしたか?総合戦略設計はあったか?お相手様は何十年もかけて粛々と実績を積み上げてきている。

表現が届けたい人々に届くものであったか?

・台湾、韓国の民主化運動に学ぼう。香港は今どうなっているのだろうか?

白井聡さん『マンガでわかる永続敗戦論』p82


 

『民衆内閣』は如何でしょうか?こちらで国会とは別に内閣を組織する。メンバーは、まず見目良く(人格、品格がおのずから現れる)専門家、国民の暮らしが第一、諸外国とディベート、ネゴシエイションができる人間に限る。ヴィジョンを明示して具体策を示す。現政権のトンデモ政策には即批判と対案を出す、コワくて頼もしい存在。支持者数を1000万単位で表示する。

ヴィジョン実現のための『総合設計図』を引いて、『工程表』をつくってみよう。ジグソーパズルを完成させるための戦略、作戦図です。

明治維新から150年、太平洋戦争敗戦から75年、平成から30年、長くかかりそうですね。世代にわたることになりそうです。

情報戦略に力を入れよう。

人権教育がなされていない中で、伝えたい人々、待っている人びとに、今の時代伝わる表現を。ここぞクール・ジャパン(古い)の発揮どころです。せやろがいおじさん、ぼうごなすこさんじゅんちゃんの哲学入門チャンネル、山本太郎さん他皆さん奮闘中!です。

口コミ、街宣、パブリックビューイング、独自メディア、SNSの更なる活用(今ならまだできる)、結局は、どぶ板か。

漫画やイラストいっぱい、ラクに楽しく見れる冊子が300円くらいでPHPの隣にコンビ二に並ぶシーン、如何でしょうか?

選挙とデモ
 ・勝てる選挙にするためには、何をどうすればいいのだろうか?勝った選挙に学ぼう

 ・2m離れて抗議デモ=示威行動 全国一斉1000万人規模

ファシリテーションを身につけよう

 立憲民主主義を標榜するリベラル派の必須課題です。クールに話し合いが出来る鍛錬をしよう。違いを認め合う寛容とでかい腹ががほしいところです。盛り上げあいましょう。あれこれあってあたりまえ、タフになりましょう(なるべく)

政治行動を暮らしの一部にしよう
生活に追われる毎日、ラクにできる方法を捻出しましょう。方法の前に思いと願いが先ですね。ひとりで負担を抱えない、抱えさせない工夫をしましょう。マイノリティの助け合いです。“災害コミュニティ”をつくりましょう。ムリはしない(なるべく)。励ましあい盛り上げあいましょう。

政府、議員、市町村、他に文句、要望、を伝えて問い合わせをしよう

内閣府への要望と批判は、こちらです。

https://www.cao.go.jp/goiken.html

●必要に応じて、政治、行政の仕組みを学ぼう。

市町村議会議員さんを活用しよう。社会運動に取り組んでいる方々に学ぼう。

『新生日本 どぶ板アクション・ハンドブック』(仮称)をつくろう。

思いついたらすぐアクション、◎各種連絡先ーメール・アドレス、FAX、電話番号ー政府、政党、国会議員、地元連絡先、メディア、地元メディア、記者 ◎デモのやりかた 街宣のやり方、救援活動センター 地元弁護士 ◎イベント開催マニュアル ◎選挙 持ち票リスト、アクション・メモ ◎全国ネットワーク、地元ネットワークのリストetc.

⑥ 自分自身の言葉を持とう

上手、ヘタはさておいて。学びと行動の記録ノートをつくろう。スピーチ・パフォーマンスを学ぼう。

⑦ ●プラットフォームをつくろう

①~⑥をわいわい出し合い、ひらめいたところからやっていきましょう。美味しいもの頂きながらティーカップ片手に。

定期的に継続しましょう。・記録しましょう。・最初にコミュニケーションの原則をつくりましょう。違いを受け入れあってファシリテーションしましょう。

・プラットフォームが大きな役割を果たしたスペインの場合はこちらです。廣田様がプラットフォームのつくり方も示して下さっております。

https://www.facebook.com/groups/1588852144730439/permalink/1650397351909251/

このプラットフォームつくりが、この列島の新生のための基礎工事になりますように。

ざっと走り書きでメモしました。すでに全国各地で、おひとりで、大中小のグループでアクションを続けておられる方々に、加筆、調整をお願い申します。たたき台としてご参考になれば幸いです。

(実は私自身、体力、知力、IT力、時間と限界があり、言うだけになりそうで気が引けるのです。しかしながら山河暮らし人倫文化破れて現政権ありの惨状に子供たち孫達の姿を思い浮かべつつ募る老婆心に押され身の程さておいて記しておく次第です。北海道十勝地方のミニ政治団体「市民の風とかち」の事務局員をしております。)

どんなに絶望的でも諦めることができない雑草の如き同志の皆さまへ。心に余裕を、あくまで“希望にフォーカス!”です。    不一

このところの定番、タンポポのジュース。今日は貴重なキャベツ入りです。

                    2020 04 24