『悟りきったらつまらない』

毎週火曜日は、◆自分史をつくろうー今、未来に向かって

このブログのメイン・テーマです。

今日は、『悟りきってなくていい』と確認しましょう。

★ 昨夜ついつい夜更かしして、Youtubeで美輪明宏さんと瀬戸内寂聴さんの対談を一時間ばかり最後まで見てしまいました。

笑ってうなづいてはっとして感心して感激して、勇気と元気百倍、明日からまた頑張ろう!という気になりました。

この感動を今日のうちにメモしておきますね。

・ おふたりの波乱万丈な人生に目がくるくる、それが深刻にならずに語られます。時の力に年の功、加えておひとりおひとりの生きることに向かう確かなセンスがビンビン伝わってきます。まさに『自分史』です。

(このところ、何を見聞きしても、皆さまそれぞれ、『自分史』なさっていらっしゃるんだなあ、としみじみしております。『自分史活用協議会』さんの講座で勉強することに決めました)

・とても柔軟!です。型にはまってそれを押し付けようとなさらない。イキイキとしていて、上から目線で押し付けようとなさらない。


寂聴さん『私は4歳のとき娘を捨てて家を出たから、娘が来てくれるんだけど遠慮して気をつかってしまうの』

まあ、なんて親しみやすい方なんでしょう。

更に、↑『“老い”の恐怖が始まりました。・・・』の質問には

『人間はそもそも老いて死ぬために生きているんだから、そういきていけばよいだけの話ですよ』
にんまりです。年端の行かないものが口にしてはいけない言葉ですね。

信心深く毎日お経を上げ占いも透視もなさる美輪さん、『結婚相手を決めるのは結局はあなた自身。ひとりひとり本人次第です』と断言します。その言葉の背後にある経験と真摯に正面からぶつかってきた生きる姿勢の蓄積のオーラを感じて、うんそうなんだね、とこっくり素直に頷きました。

神は自ら助くるものを助く、ですもんね。

★ 丁寧な敬語、深い教養、なによりもユーモアたっぷり。ネガティブ、弱みも笑いとばし、泣きながら逞しくやっていこうと大先輩方に励まされ勇気をもらったことです。

ふわんふわんとよいとこどりして終わりでなくて、

それこそ酸いも甘いも、それよりずっと苛烈な場面をくぐり抜けてきて曲がることなく、寂聴さんは優しく親しみやすいけれど厳しさもちゃんとご存知で、

美輪さんは凛としていのちあるものをいとおしんでおられます。

★ 最後に、『戦争だけはダメ!』と訴えます。必見です。どうか最後までご覧くださいね。

夜更かししてよかった。さあ、がんばろう!もっとできる気がしてきました。

訴えま