『「清水平」での暮らしを書きとめる』

1379/10000  月暦3月10日 太陽暦4/18(木)


このたび原点回帰しまして、
私の原点、清水平での暮らしをあらためて書きとめることにしました。
30代の8年半、私達は清水平で電気ガス水道ナシで暮らし、二人の息子を育てました。
ここ、清水平の地母神から与えられたのは
『うむ・はぐくむ・わかちあう』この三つの言葉でした。
清水平を離れてからの道筋は、ここでこう感受されたたことを現実社会でどう応用して問題を解くか、となりました。
まだ、その途上で成果といえば、なんとか社会人としてまずまず健康にやってくれている二人の息子でしょうか。
現実社会での応用問題を解く、この課題は今第2ステージに入っており、このタイミングで記録しておくことで、応用に備えたいと思います。


清水平は、長野県の松本と長野の間に位置する、信濃川の支流、犀川沿いの生坂村の山襞の中にあります。
国道から約4キロ、県道から3キロくらいだったかな、生坂丘陵(仮称)から発する川が蛇行するその内側にある一軒家です。
東南面に山が迫り冬はあっという間に日差しがなくなる、そんな土地でした。
詳しくは後ほど書きますね。

今日 下の息子がデジタル保存してくれている写真のファイルを私のパソコンに移してくれました。そのさなかでLIVEしていたときよりも鮮やかに、瑞々しく懐かしく蘇ってくるものがありました。いずれ記事の中に写真も入れますね。

長野県の地図 - MapFan


何を書きましょうか。
・暮らしの様子
 火 灯り 水 畑 台所 風呂
・二人の息子の出産と育児
・息子たちの父ちゃんのこと
・共同体
 コミュニケーションとディスコミュニケーション
・親切な隣人 池田さん 日向のおばさん
・時代 1965~1975
 なぜ私たちは過疎地に入っていったのか
・原初の力について 
 NATIVE JAPONECIAN ネットワーク
・エピソードいくつか
・うむ・はぐくむ・わかちあう
 消費脳から生産脳へ
 今とこれからに向けて

こんなところでしょうか。トシを重ねたことによってサラリと語れるようになった
ことも含むことになりそうです。
Kindle出版の第一作として、テーマは清水平になりました。私の人生の原点です。
250枚として、一日5枚で50日、夏至の頃に完成を目指します。


11年後、88歳の私は、里山コミュニティの中にある「新清水平」の縁側で、子供たちと共に
日本古典文学の音読教室をやっています。ここでは焚火ができて、畑、田んぼ、山仕事があり
水は天水を取り井戸から汲む、それまで願わくは、なるべく穏やかにソフトランディングで時代が進みますように。この祈りを込めて、「原初の力」を思い出しつつ
新たな発見が言葉になるのを期待して書いてみます。


⤵ 1977年9月末 清水平の縁側で