1079/10000 2月17日(金)2023
◆シリーズ ひとり孫姫のみいちゃんへ その⑤
今日は、目次の7番目、生命カンがよみがえる
このことの一部を思いつくまま書きます。
しうこば~ばが、『お子たちが安心してスクスクのびのび育つ世の中の基礎の石を手積みで一つ一つ積んで礎(いしづえ)を担おう』、と胸から湧いてきたのは、
ひとつは、年を取ることで自然と湧いてきた(まだビギナー・ババですけど)私たちの後の人々への生物のオヤとしての思いと責任感(ちょっと言葉が固いですね)でした。
もう一つは、この国の若者の死因のトップが自殺であるという事実と、中高生の自殺者数が
2020,2021年度と過去最多を更新(2022年は減少、コロナの影響とみられる)、この事実に
胸がずきゅんと痛んだからです。
なぜなら、子育てこそは一番、ダントツに大切な生物としての人の営みだからです。
おなかにいのちが生まれて外界に出てきてくれたとき、このことを悟ります。理屈抜きにです。
『夢のように美しい国だ。子供が実に大切にされて子育てが文化となっている』と、 明治維新前後、この国に来た欧米人に絶賛されていたのに。
今日,堤未果さんのこの本を読み、最後のページに心から共振共鳴が沸き上がりました。
『 この国は今根こそぎウオール街の餌食にされようとしている。ウオール街の価値観は、『今だけ金だけ自分だけ』
そのウオール街が一番怖がっているものは何か?それは、国民健康保険、農協ほかの多数の協同組合のシステム、(今岐路に立たされている)
これらの礎(いしづえ)になっているのが、日本人のDNAに刻まれている助け合いの精神『お互いさま』である。崇高な文化や伝統、命に優劣はなく、人間もまた万物の一部であるとするアニミズムの思想・・・それは絶対にお金で買えないだから狙われるのです。』(大意)
(フランシスコ・ザビエルが渡来したときからすでにヨーロッパ人には日本人がわけがわからなかったらしい。このことについては後で伝えることがあるでしょう。)
未果さんは呼びかけます。
『「お互いさま」の精神を世界中に広げ、貴重な資産を次世代に残そう。・・・
私たちが受け継いできた、他者を思いやる想像力と知恵を使って、支え合う豊かなコミュニティを国のすみずみに作ってゆくことが、日本がこの国を守りながら持続可能な発展をしてゆく一番の近道だと私は信じています。・・・
そんな大人たちの姿はきっと、子供たちの胸に未来への希望を灯すことでしょう。
貴い資産を次世代に残していけるよう、どうか。皆さん、一緒に頑張りましょう。』
『お子たちが安心してスクスクのびのび育つ世の中の基礎の石を手積みで一つ一つ積んで礎(いしづえ)を担おう』
このことが、未果さんとの相乗効果でグイっとクッキリしてしてきました。
今まで なんかつい引っ込んでいたけれど殻を脱いで一歩前に出よう、もっとはっきり言えるようになろう、そんな気がしてきました。
未果さんひとりだけではありません、この国の権力を持っている人々が、アメリカのジャパン・ハンドラーにいわれるがままであること、この事実はすでに多くの人々の知るところであり、いまや日本国民の共通認識となりつつあります。
「今だけ 金だけ 自分だけ」の人々と同じ土俵に立つことなく
一段高い倫理と生命カンで私たちの生きることを表現していきましょう。
一言でいうとそれは、『おそれ多い』、という生命感覚です。
ばちが当たる もったいない おかげさまでお天道様が見ている ありがとう
外国語に翻訳がしづらいというこれらの言葉を子供たちに伝えたい。
私たちが子供ころは、そもそもやってはいけないことをやると、これらのことばがお母さんから飛んできたものです。お母さんの最重要の役割は、季節の旬の食べ物と一体になった年中行事を執り行うことでした。これがしうこば~ばの宗教の原点です。
この列島に生きるまっとうな誇りとはなにか?よくよく見極めましょう。その誇りが、見たくない不都合なことを排除して 他国民を差別攻撃して支配することに向けられるものであってはなりません。
今この国は巨大グローバル資本の絶好の餌食になりきろうとしています。
伝統文化の破壊、社会的共通資本の収奪、食料、食糧、水、風力発電・太陽光発電による自然破壊、国土、農地の買い占め・・・それらはとても大きく見えます。私の尊敬する先生の一人は仰っていました、『この国がこの50年(当時、今は60年、高度経済成長政策以来)で失ったものを取り戻すには1000年かかるだろう』と。
でもどんなに絶望的でも絶望しない人々が列島中でアクションを続けています。
私は大きなことはできません、このアクションをささえる基礎の基礎の礎(いしづえ)を担っていこうと、具体的に呈示できることをいま、カタチにしようとしています。
願いはひとつ、『お子たちが安心してスクスクのびのび育つ世の中になるように』新たな石垣の石をひとつひとつ手で積みあって、私たちの後の太郎父さんたち~みいちゃんたちにつなげていけますようにと、心から願っています。
◆定番の長芋キャベツ焼きができました。長芋、たまご、米粉、キャベツ、鶏ひき肉、胡椒、塩、青味に豆苗です。+今あるもので作る簡単料理、30~50ほどコレクションしてkindleから出そうかな。