『寝たいときには寝ればよい』

907/10000 2021 10月30日
毎週土曜日は、◆ステキにエイジング
今日は、眠い時には寝ればよい、という
単純な話をしましょう。

老化に負けまいとする努力も大切
老化に順応するのも大切
年寄りの冷や水にも心セネバ。
年を取るとけっこう気を使うことが増えるのです。

眠るべきじゃないときに眠くなるなんて、困ったわ、どうしよう!?
と悩むのは時間の無駄
眠くなったら寝ればいいだけの話でした。

友達のひとりが、昔、眠くなると
ところかまわず寝てしまうのでした。
なんだ、このひとは、と違和感が強かったのが
こちらのほうががナチュラル、
私、ずいぶんとまわりに気を使っててんぱって気張っていたものだ
と変わりました。
身体からのニーズに応えて、です。


最近覚えたのが、
足を高く上げて、壁か柱にもたせ掛けて寝る。

これがなかなかナイス!
頭を使うとすぐ脳の栄養素と血液が引いていく、
これが足を上げることで脳に逆流してきて
疲れが取れて必要な血液と栄養素が供給されます。
この感じは若い方にはわからないかも。
私も最近なんです。



寝るときは複式呼吸で、
ゆっくりじっくりと息を吐いて
身体をと頭を緩めると自律神経が働いて
自動的に眠ることができます。



どうということもなく当たり前と思うこともなく
できていたことが
イチイチ意識して努力を要するようになる、
この辺が、人生の本番の始まりではないかな
と思っているのです。
いかがなもんでしょうか?


芝生の落ち葉が朝日を浴びています。中央公園にて。

『衆議院選挙終盤、希望を探す』

2021 10月29日(金)
毎週金曜日は、◆新生日本起死回生プロジェクト
子供たちが安心してスクスクのびのび育つ世の中の石垣の石を
ひとつひとつ手で積んでいきましょう。

衆議院議員選挙の投票日を前に
SNSで『希望』に目が行きます。
いくつか拾ってみますね。
(29日分を31日に書いています)

#投票マーチ1030
投票日前日の30日に渋谷から新宿までをパレードした人々です。
写真は KotobaさんのTWITTERから拝借しています。

https://twitter.com/kotologos/status/1454446444291579912/photo/1
インスタグラムからの呼びかけだけで、かなり大勢の
それもほとんど若い人がマーチしていました。


こちらは、
みんなの未来を選ぶためのチェックリストー衆議院選挙2021―
のページです。
https://choiceisyours2021.jp/
これなら、政治苦手の私にもとっつきやすいです。
軽やかなデザインでとても美しい!

各政党への質問及び回答が示されています。
その項目は、コロナ対策・家族・暮らし・防災 ・エッセンシャルワーカーの待遇・税制改革・働く人の権利・困窮者支援・同性婚・ジェンダー平等の実現・性暴力/刑法改正・学費・環境問題の11項目ごとに小分けの質問があります。
見てみませんか?

正解を強制する姿勢がここにはありません。
考えて判断して選択することを相手にまかせています。
戦後民主主義世代の私が6年前から思案だけしてきたことが
キレイに表現されています。
なんか、大きな安心と希望がここにあります。
やっぱり若い方々にはかないません。
お若い方々の後ろにくっついていきたいという願いが
かないそうです。


★郷原信郎弁護士は、落選運動を始めました。
おひとりで該当選挙区で街頭に立っておられました。
配っている❝新聞❞です。 パワフルですね! 
これならすぐわかりますよね。

Image




★ 極めつけは
山本太郎さんの街頭演説。
https://twitter.com/i/status/1454458077386711045
単刀直入、ズバリ、ズバリと聞かせます!
希望はこの国のオーナーのあなただ
希望はここにある!
太郎さん、これからもっとでかくなっていくに違いない。


皆で、ぜひやりたいことがある、それは、
全国一斉3000万人デモ!
生きているうちに見たい、やりたい。

★ 4年前は,❝ 選挙に行こう ❞のプラカードをネットプリントして
ほとんど毎朝駅に立ち、
2年前はチラシ数百枚 残ったら悔しいとポスティングしまくった。
今回は、体力が・・・の世界に突入。

この三つだけでも結果がどうあれ
希望が持てる衆議院選挙2021です。
立憲野党必勝!3分の2は渡さない!
政治家は子供に見せられる人を!
この国を滅ぼさない人を!
私たちは生きるために生きているのです。

『最上川の秋』


905/10000  2021  10月 28 日
毎週木曜日は、◆子供らに寄せて
今日は、思い出されることがあって
私の来し方を振り返ってみましょう


この年になると、よく覚えていて思い出すのは
生まれ育った大石田のことばかりです。
山形県の内陸部、最上川の中流域の小さな町です。
一学年は2クラス、一クラス50人以上でした。

思いだすことの中で 一番最初に来るのはなんといっても最上川です。
前にも書いたことがあるような気がします。

家の向かいには家がなくて、林になっていました。
生えていたのは、杉の木が多かった気がします。
風が吹いた後は
炭俵を持って杉の落ち葉を拾いに行きました。
囲炉裏と竈の焚きつけ用です。


ミズキが一本あって、小正月の団子さし(繭玉飾り)のときに
枝を切りに行きます。


初夏にはキリの木の花が咲きます。
あの匂い、懐かしい。
ここ十勝には桐の木がありません。


櫨木(はせぎ)にかけられた稲が秋の光を浴びていました。
櫨木はずいぶんと高かった、5段はありました。
杉の木も支柱になっていました。
稲束に赤とんぼが飛び交っていて、一緒に遊びました。

安心して遊んでいた私たちは暮らし全体が部落の大人たちと
地域共同体にまもられていた、(うまく言えません)
その空気が秋のあたたかな日差しとともに甦ってきます。

秋になるとスギモダシというきのこが、杉の木のあたりに出てきました。
味噌汁に入れたと思います。

柿の木が一本、『きざわし』でした。
きざわし、とは、聞いたことがありますか?
さわさなくても、木になったままで甘い柿です。
さわす、とは渋を抜くことです。
そのシャキシャキとした歯触り、黒いゴマの斑が入っていて。


友達から 送られてきた横浜のおじいちゃんの庭の柿の実を
頂きました。
これがきざわし! 大石田以来初めてです。
しかも大きくて立派で甘みも十分、
最上川岸のきざわしは甘みはそんなでもありませんでした。


芋名月と栗名月があり、川岸にススキを取りに行きました。
芋は山形ですから里芋です。それを塩ゆでにしたのを盆にのせて
ひさしにお供えするのです。私は里芋の塩煮が妙に好きです。

9月には、芋煮会、これは学校行事で町はずれの下川原まで歩いていきます。
遠く感じました。
材料、薪、鍋はクラスごとに手分けして持って行ったと思います。

小学4年の時かな、自分の思っていたことと違っていたので。
芋煮会で癇癪を起したことがありました。



西には黒滝山、そのかなたに鳥海山、南には甑岳、南西に大高根山、その奥に月山、
出羽の国はそのほとんどが最上川の流域です。

川端部落の最上川の川岸に座って
秋の光の中でひななぼっこをしているシーンを
思い描いてあたたかな懐かしい気持ちになります。
今では堤防の真下になっています。

ざっとこんな感じでした。