『一鉢のハーブから』

1194/10000 7月 25 日(火) 2023
毎週火曜日は、◆子どもらに寄せて
70歳を過ぎたころから、私たちの後の世代のことが
気になるようになってきました。生物のオヤとしての
本能でしょうね。ビギナーながら 年季と年の功を活かして、
これだけは、と感得されていることを伝えようする試みです。


今日は、みいちゃんに宛てて書きます。
みいちゃんは横浜の大学一年生です。
もう一人の孫姫はつくつく姫、
能登半島にいます。6月で満一歳になりました。



みいちゃんへ

夏休みは帰らないとか、
横浜がすっかり気に入った様子、
ひとり暮らしにも慣れましたか

お部屋、きれいに整えていることでしょう。
勉強がはかどるようにセッティングしていますか?
ご飯、自炊してますか?
買い物にも慣れましたか?



お部屋に一鉢、
好きな花か、ハーブを置いておきましょう。
ハーブなら、料理にも使えるし
      お茶にもできます。
世話が大変なら、サボテンならわりとラクですよ。
何日か留守になっても大丈夫です。

花の種を植えている女の子のイラスト(ガーデニング)
鉢植えの苗を買って来ても
いいですね。

『うむ・はぐくむ・わかちあう』
このみっつは、私の生きていくときの
基本の心がまえです。
自らの手で、何かをつくり出して
それをケアして育てて
できたもの、その時のこころを
相通じる人とわかちあうこと、
今風に言うなら
生産脳、です。
消費脳から生産脳にチェンジすること、
このことは、今とこれからを生きていくときの
キーポイントですね。

清水町の友達が地元の
自然の中でこどもたちの自然体験を企画して
子どもたちもおとなも一回目から大喜びです。
みいちゃんも、自然の中で焚火をしたり
ご飯をつくる機会があるといいですね。
北海道で十分経験済かな。

横浜の街中なら
一鉢のハーブでもいい、
お店から持ち帰って
世話をして
伸びていく、つぼみが出て
花が咲く
その時、こころに湧いてくるものは
どんなことでしょう?
街中でキャンプはムリとしても
ハーブ一鉢ならどうかしら?
実のなるものなら
もっと楽しい。

小学校に上がる前、いっしょに
近所の池田花園に行ったとき
みいちゃんが❝きれいねえ❞とお花に見とれ
イチゴは❝がまんだよね❞と
自己コントロールしていたこと
今も思い出します。
イチゴは部屋の中では増えすぎるかな。

みいちゃんがいつも
イキイキしたものといっしょにいますように、
しうこば~ばは祈っていますよ。



⤵ 丹精のお庭で借景しました。スロー・ジョギングの途中で。