『キャベツが来ました~越冬野菜』

941/10000 2021 12月3日(金)
毎週金曜日は、◆台所大事
食を中心に、衣と住のこと、浪費を抑える暮らしの工夫も書きます。


冬支度、 もう終わったでしょうか?
また別に何もしない方もいらっしゃるでしょう。

今から30年以上前、無農薬の八百屋をやっていた頃は
『越冬野菜』の注文を取り、
トラックを借りて配達に回ったものです。
大根10本、白菜10キロ。キャベツ10キロ、かぼちゃ10キロ
ニンジンは5キロだったかな・・

10年、15年たつと冬囲いで野菜を買い込む人は激減していきました。
婆ちゃん世代の引退、暖房完備の家、囲うところがない
スーパーにいつもある、囲う世話がタイヘンで勝った方が安いなどなど。
確かにね。

野菜を積んだトラックのイラスト素材 [23173783] - PIXTA

今年も、新得の宇井農場さんから
キャベツを届けてもらいました。
これで2月までは大丈夫です。
皆さまご存じのように、
宇井さんの野菜は特別にうまいのです。

ニンジンは、毎年協働学舎さんから、今年は5キロです。
冬越しさせるのに 扱いが一番大変なのがニンジンです。
濡れた新聞紙をかぶせて 時々霧吹きして水分を補給します。
新聞紙の上にビニールをかぶせます。

芋と玉ねぎは、収穫期、農家に出面さんに行っていた友達が分けてくれました。
長ネギは、協働学舎さんが豊作とのことでお願いしよう。
あとはいろいろと息子の嫁さんのお母さんが持ってきてくれます。
今はひとり暮らしなので量も要りません。


縁側、土間、井戸、それに土室のある家、
これが私の夢です。

八百屋をしていたとき見せてもらった
音更の農家さんの室、
地下に6畳ほどの面積のある立派な土室で
囲ってある野菜があおあおとみずみずしかったのを
忘れることができません。


『越冬野菜を囲う』
それは暮らしの場を自らの手で作ることのひとつです。
人任せにしないで。


作って下さる農家の方
運んでくれる息子の嫁さんのお母さん
分けてくれた友達
囲った野菜をケアする手間と配慮
野菜と同居して経過する時間
そんな心と心の交流も
手間も時間も全部栄養だと感得しているのです。

冬越し野菜がそろうと
えにも言われぬ安心感、豊かさに
心が満たされます。
今年も、宇井さんのキャベツ、協働学舎さんのニンジンと
冬を一緒に越します。

宇井さんの大根葉を刻もうとしています。
葉っぱもすごくうまいのです。