【フキノトウで冬の毒出し】

1374/10000  月暦3月5日 太陽暦4/13(土)

今日は、◆台所大事 
春の野草摘みが始まりました。もちろんフキノトウからです。

今年は、フキノトウ味噌沢山、さっさとつくれました。
極めて美味、ご飯の食べ過ぎに要注意です。
なるべく花を葉が包んでいるのを頂いてきます。
一度はてんぷらにしました。ごくわずか塩を振って、
カリっとしていてすぐ崩れる葉の触感に
春と一つになり笑みがこぼれます。

⤵ 摘み時は左側、花が見えると苦みが増すそうです。
摘んで家に帰る途中でほころぶのもいとをかし。
生えているところでまだ花が見えてないのを選び摘むのもまた。


上の右側、フキノトウに添えたのは、ノカンゾウです。出始めのこれが美味い!今年の初体験です。もちろん酢味噌和えに、これで朝目が覚めます。

フキノトウの次は、タンポポの葉です。苦みの出ないうちに、洗って+オリーヴ・オイル少々に塩と胡椒を粗びきで。スクランブル・エッグを乗せても◎。花径が伸びると苦みが増して食べにくくなります。

「身土不二」を教わって51年め、トキとトコロを共にする食の体感は、何物にもかえがたい喜びがあります。時空の中で息吹をいただく、これがいちばんの「栄養」ですね。こどもたちといっしょのそんな時空を持ちたいものです。
フキノトウもノカンゾウもタンポポも、道端でスロー・ジョギングの途中で摘めるのが帯広です。

顔を出したヨモギも伸びてきました。コンテナで大切にしているギョウジャニンニクも日を浴びて大きくなっていきます。
半年余りの夏季が始まります。冬を越した枯れ葉に季節が重なります。