『結局はコツコツ坦々』

1355/10000  月暦1月17日 太陽暦2/26(月) 2024年


❝人間って神さまよりも素晴らしい ❞
超一流のエンターテイナー、演奏家、ダンサーの舞台を見に行くと
なぜ生きているのかがわかります。
私たちは何を、なぜ見に行くのでしょうか?
自分が見に行けた超一流の舞台を指折り数えてはそのパワーがよみがえります。
一生の支えになっています。
20代,

越路吹雪、浅川マキあたりから始まって
ボブ・ディラン、レオン・ラッセル、ヒューイ・ルイス、ダイアナ・ロス、
忌野清志郎、クロマニヨンズ、南正人、木村充揮、
ホセ・カレーラス、中丸三千繪、名前がすぐに出て来ない世界的な女性バレエ・ダンサー二人・・・秋吉敏子、最後はコロナ前に札幌のkitaraでヴァイオリニストのネマニャ・・・
どれもこれも至福でした。地元の音楽家のガラ・コンサートもよく行きました。
一人∼バンドでまわっている旅のミュージシャン、劇団、地元の人たち、
なんでもOKです。


私たちはその果実をおいしいおいしいと頂いて
感動と満足でいっぱいになって帰途につきます。
ここまでくるのにどれだけの練習と研鑽を重ねたのだろうか?
血の滲むような・・・
とても自分にはムリムリ、感動するのが精いっぱい、
でも満足、生きていてよかった。
生きる力をもらえたし。
毎日の積み重ねを偲び、
努力をかわりにしてもらっている、そのことに感謝の念が沸き上がってきます。

翻ってわが身に照らせば、
なにか新しく挑戦していることがあったら、
大舞台に立つとか望まないとしても
毎日コツコツ続ける、これしかない。
世界的な大スターにしても見えないところで
どれだけ練習して打ち合わせてすり合わせているのだろうか?
舞台の前にどれだけのスリルを味わっているのだろうか?
なにかを完成させることは、手編みの編物と似ている。
ひと針ひと針、途中から止まらなくなる、完成させるまで。
完成したら、いつのまにかできていたと
満足感と共に他人事にも感じる。
コツコツ坦々の妙味、これは大スターと共通しているのではないかと
想像してみました。3月9日18時から初主催でZOOMで講座に挑戦しています。




⤵ 新雪のあとの白い夕日@図書館前です。