『季節を感じる時間がほしい』

1312/10000 1月14日(日)2024年


享子ちゃん

『普通に季節を感じられる様になりたいです』よね。
去年一年、超絶のがんばり、でしたものね。
去年だけでなくてずっと、ね。

ベランダの野菜は元気ですか?
コンテナ・ガーデニングで私も
ガーデニング、覚えました。
栽培している野菜といっしょに
季節を感じますよね。
野菜に季節を教えてもらうことも多々あります。
いとしい、うれしい、生きる喜び。

正月、このトシになる前から
思い出すのは、生まれ育った
山形の田舎の暮らしばかりです。
高度経済成長前で
季節と、旬の食べものとひとつになった
年中行事を執り行うのが
母のメインの仕事でした。
こういった年中行事って
核家族、独居ではなかなかサマになりません。
部落、コミュニティがないとむづかしい。
子どもたちに年中行事を体験させてやりたいと思いつつ
商店街の七夕、盆踊りに連れていったくらい、
今は、家族そろっての年越しがせいぜいのところです。
母に聞き書きしておいた生家の年中行事のメモも
度重なる引っこしで行方不明に。
大型店のキャンペーンにあわせての年中行事もな、と
餅のビニール袋を開けながら寂しくよぎるわけです。



壱岐ではお母様、どんな暮らしだったのかしら?
農文協さんから出ている日本の食生活全集』に
きっと壱岐ページもあるんじゃないかな。
直接聞き語りしてもらう方が早いですね。

わが家は1960年に県庁所在地に引っ越しました。
父と母、わけても母はどんな気持ちだったのだろうかと
遅まきながらその心中を思いやっています。
親孝行したいときには、です。


ゆっくりじっくり季節をあじわう暮らし
年中行事も、私たちで新たにつくって
そんなコミュニティ、コモンズつくりましょう。
自然な感じでできるように
ストレスフリーなコミュニケーションを
鍛えておこうとしています。
長期計画ですよ。


立春までまだ二十日、
お風邪召しませぬよう。
東京は沈丁花が咲き出していますか?
能登のなかまたちは皆タフで元気で、
お風呂もらいに行ったり
屋根を直したり、
避難してくる人を受け入れたりしています。

今日の夕空です。
奥の日高山脈が雪の防波堤になってくれて
冬は東京と同じで十勝晴れの日が殆どです。