毎週木曜日は、◆子供らに寄せて ① 子供たちに伝えたいこと ② 私の来し方を振り返る
の内、今日は ① です。
テーマは、『食糧備蓄』です。
★ 毎年楽しみにしている桃と柿、篤農果樹農家の友達から「今年は送れない」と葉書が来た。4月末の異常な低温に6月の旱魃が重なり着果率が悪く先着順でとのことだ。
続けて,『気象の研究者によると 疫病がはやる、災害はある、さくもつはとれない、いわゆる歴史的に見た大凶作の年に当たるとの事、北海道の農家の知人の話ではじゃが芋、玉ネギも不作とか(・・・まだここ十勝では聞いていない)今、野菜不足と高値が話題になっていますが、
せめてお米の備蓄をおすすめします。』とあり、幸い自分とこでつくっているので娘さんたちの家族と分け合って油断せず大事に食べようとしているとむすんであった。
★ 日本の食糧自給率は異常に低い。今検索すると2018年度で
カロリーベース37%, 37%が国内自給で、63%は海外に頼っていることになる。
時給率に加えて、輸入食料の遺伝子操作作物、化学物質の添加、国内でも、世界でダントツ許可数の多い食品添加物、これまた国際的に見て使用料の多い化学農薬に加えて、3.11以来の放射能汚染もある。
私達は極力、国産または地元産で、顔が見えて、安心な、心が伝わってくる食べ物を選んでいる、今はまだそれができる。
★ 気候変動、政治情勢により、外国から食糧が入って来なくなったら・・・!
信州にいたとき、お世話になった爺様方は言っていた。『食うや食わずで大変だったですよ。お前たちは、飢え、貧乏のなんたるやを知らない』と。
★ 食糧不足が襲ってきたとしても、今の政府が私たち国民のいのちを第一に政策することは期待できないし、食糧をひっぱってくる外交力もないし、そもそも引っ張って来れる食糧がない。前もって予測し先回りして備蓄しておくことが必要である。
★ 食糧自給率100%超、
3年分の食糧(米・麦・豆・ゴマ)備蓄
飢餓地域への無償援助(できるかぎり)
これは、国としての基本中の基本政策だ。実行する政府がほしい。やろうとしたら、豊芦原瑞穂の国ではそれができる。なにせ放っておいたらどこにでもすぐに雑草が生えてくるのだから。藤井平司さんは、これがこの列島の資源、と言っておられた。それだけ生命力のある環境に恵まれているということだ。いまは財源を必要としない自然農法があれこれ出てきているし。
★ さしあたりは、自衛するしかない。
・食糧ルートを確保しておくこと。
・最良の技術を詳しい人にきいて、備蓄庫をつくること
・三年分は籾として備蓄すること 籾摺り機も要る
☆たべものコミュニティができるといいね。
・素食を習慣として慣れておくこと
・頂きます・ごちそうさま 食べ物への感謝を忘れないこと
★ 食べ物の自給は生命力の自給であり、人と人をつなぐコミュニティの核である。
小さなMy Little Gardenに朝夕目肥やし足肥やしをくれながら、このことは常に胸の中にある。要するにうまいものが食べたい。そして飢えに備えねばと心している。