514/10000 2020 10 02
毎週金曜日は、◆望む未来を今つくるー政治は身近・気軽に政治
苦手、といっていられなくなった政治のことあれこれです。
9月30日夜、CHOOSE LIFE PROJECTでは、その日の福島生業訴訟の判決結果を受けいつものように速攻でトーク番組を発信しました。登場した方々はおひとりおひとり信念を言葉になさって揺るがぬもので、胸にずしりと来ました。
この判決の意味について、CLPのTWITTERと井上淳一映画監督のFACEBOOKから拾って記録します。
この裁判は、国と東京電力に原発事故の責任を問うたものです。
弁護団長の馬奈木厳太郎弁護士が帯広に見えた折講演会に参加しました。馬奈木弁護士は、一回も躓くことも言い淀むこともなく数字、人名もすらすら、唖然として聞き入りました。
仙台高等裁判所、上田哲裁判長の判決は、国の責任を認めた初の高裁判決となりました。
500ぺージに及ぶ判決のポイントは、①国と東電は津波の到来を予見できた ②国が規制するなどしなかったのは違法 ③損害が認定された地域が国の指針の範囲より拡大賠償額も引き上げ の3つです。
● 井上淳一さんのFACEBOOKより
10月1日 8:09 · 昨日の福島原発訴訟の勝訴で一番心動かされたのは、報告集会での原告団の方々の言葉だった。「これでこの9年間の苦労が少しは報われる。しかし、この判決で明日から何かが変わる訳ではない」それが皆に共通する思いだった。この9年間の苦労。樽川和也さんは、「ここでもう農業はできねえ」とお父さんが自死された土地で放射能がいつ出るかという恐怖と闘いながら農業を続けた。原告団長の中島孝さんは、同じ福島の人から「お前らがこんな裁判やってから、いつまでも風評被害がなくならねえんだ」と言われたという。そんな中で勝ち取った判決なのだ。しかし、国はトリチウムを含んだ汚染水を海洋放出しようとしている。これを福島の人だけの問題にしていいワケがない。まずは自分に何が出来るか。少なくとも、国と東電に上告を断念させたい。
● CLPのTWITTERからピックアップします。
・樋口元地裁裁判長 :「全国の原発は極めて危険。耐震性の問題。本当の国富とはマネーではなく、国民と国土。本当の保守は国民と国土、歴史を大事にするはず」
「主権は国民にある。必死でやることが大事」
・原告団長 中島孝さん :「母親が我が子の未来のためフクシマより避難するのは当たり前」
「土に根ざして生きることの尊さは譲れないもの。金よりも尊いものが厳然としてある」
・ 馬奈木弁護士:国とは実は私たち自身ではないか。私たちは主権者だ(中略)私たち一人一人の問題、その結果としての国の責任。
『私たちは主権者だ。私たち一人ひとりの問題、その結果としての国の責任』
この感受があればあきらめることなどない、そもそもあきらめたり悲観したりするのは相手の土俵に乗せられていることだ、私たちは金と権力の維持のために生きているのではない。私たちは穏やかに生きるために生きているのだ。
笑顔を見せることなく深刻になるでもなく語られる言葉に勇気と希望をかきたてられました。

