『近代日本の暴力政治』

493/10000 2020 09 11
毎週金曜日は、◆望む未来を今つくるー政治は身近・気軽に政治
苦手、といっていられなくなった政治のことあれこれです。

★ 近代日本の政治を暴力から見るという衝撃の研究書を図書館にリクエストしていたのが入りましたと連絡を頂いて借りて来ました。この本です。


著者のエイコ・マルコ・シナワさんは女性で2003年28歳のときの論文をもとに出版されました。女性!28歳!と驚きそれだけでグッと来てしまいます。

 そういえば広瀬隆さんの本もありました。立派なマスメディア、民主主義の教科書よりも週刊誌、コンビニに並ぶ怪しげな雑誌の方がほんとの情報伝えていそうです。

★ 素人が首を突っ込んではいけない世界、恐いです。
こんなことを書いて恐くないんですか?の質問に、広瀬さんは『全然怖くないですよ』とのお答えでした。

  でも、まわりでもけっこう普通だな、と気づきます。ごみ処理場問題には必ず・・・ 放射能除去技術には即脅しの電話が入る・・・
  SNSでは、これまでの暗殺(と推測されるものを含む)情報はしょっちゅう流れてくるし、A総理と暴力団の関係も証拠付きであがってくるし、B官房長官といわゆる反社勢力のツーショット写真もよく入ってきて、嫌でも目に入るし・・・ 山本太郎さんも要警戒だし・・・

★ 私が週刊誌ネタとしか見ていなかった、政治と暴力の関係が学術論文となるとはどういうことなのでしょうか?
この著作の斬新な切り口と魅力を、藤野裕子先生の解説から引きます。(ごめんなさい、まだ中身をチラ見しかしていないので)

① 幕末維新期以来日本の近代政治は暴力に満ちていた
② 「暴力専門家」と政治家の関係は、戦前から戦後のある段階まで、公然としたものであり、組織的制度的であった
③ 「暴力専門家」と政治の関係は日本に特殊な現象ではなく、近代政治に普遍的に見られうる現象と捉えるべきである

ううむ、あってはならない悪いこと、ではなくて、近代政治にはつきものなんですね。



★ 私たちは、この末端まで張り巡らされている圧倒的に強大な暴力に無力なのでしょうか?
思い出すのは4年前アメリカでの『ダコダ・アクセス・パイプライン建設反対行動』です。非暴力で組織された粘り強いアクションが繰り返された。もちろん世界中でこの国でも同志たちの闘いがずっと続いています。
 柔よく剛を制す、という。同じ土俵に上がることなく、なすすべはきっとある、いつも小さな胸でそう思っています。

二階の窓から見下ろすmy little gardenです。