『日本の古典文学に取り付く』


 毎週水曜日は、◆読む・書く・話す

 ずいぶん範囲が広いですね。

 今日は、日本の古典文学に取り付いている様子を報告します。

★ 日本の古典文学に取り付こうと、

まずは図書館でリサーチ、ばっちり全集が揃っているのを確かめました。

今は、読みやすい口語訳のもありますから、

渋いのを我慢して苦行するよりも、

そっちのほうが手っ取り早いかも。

ざっと現代語訳で親しみ、次に古文でざっと雰囲気に触れる

私が出来るのはここまでかな。

この列島に生きてきた人々が何を考えどう感じてきたのか、

この国の言葉の豊かさを知りたいのです。

★ ビギナー向けのちょうどいい本には出会っていました。

この本です。

松永先生は教育環境設定コンサルタントです。

ご本もたくさんありますからご存知の方も多いと思います。

二年前東京に出た折、飛び込みでお会いしてきました。

日本の上古代(古代よりもはるかに前の時代)のウタから始まり

古事記、万葉集、古今和歌集・・・と続き最後は森鴎外、樋口一葉の、

それぞれサワリを短文でピックアップ、解説に口語訳もついています。

文が短いのでとてもラクチンです。

かれこれ1300年の日本の歴史を文学から通史できてしまいます。

★ 『与一、鏑をとってつがひ、とっぴいてひやうとはなつ。

  小兵といふぢやう、十二束三ぶせ、弓はつよし、

  鏑は海なりひびく程にながなりして、あやまたず扇のかなめぎは一寸ばかりおいて、ひいふつとぞ射きったる。

  鏑は海へ入れければ、扇は空へぞあがりける。春風に一もみ二もみもまれて、海へさっとぞ散ったりける。

  紅の扇の夕日の輝くに、しら浪のうへにただよひ、浮きぬ沈みぬゆらりけるを、

奥には平家、ふなばたをたたいて感じたり。陸には源氏、えびらをたたいてどよめききり』

どうでしょう、この臨場感!横書きでごめんなさい。

★ これらの文を、口を大きくあけて思いっきり大きな声で読み上げるのです。

 これが松永先生の『超音読法』です。

 テキストどおりにやってみると、すごい運動量です!

 元気とやる気が満ち溢れてくるというわけです。

 (今度東京にいくことがあったらこの教室に参加しようと思っています)

 律令制以前、検地刀狩り以前の様相を知りたい、中世に戻ろうとしているかに見える

 今、そうも願っています。