毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。
今日は、読む書く話す以前の「考える」ということ、についてメモしておきます。まとまらないと思います。
★ 外国人のインタビュー記事を見ると、なんか日本人と全く違うんですよね。著名俳優、女優だけでなく通行人でも違う。
イキイキとしている、自分自身の言葉で話す、ありきたりのパターンのひとつ奥に入っている、気が利いている、などなど。
ううん、なんなんだろう、これは?
いざ自分が振られたら、ドギマギ、言葉に詰まりありきたりのことしかしゃべれないなんて情けない限りだ。
★ ここで入ってきたのが、台湾情報デジタル担当政務委員(大臣)、唐鳳、オードリー・タン氏の記事です。若干38歳、35歳で史上最年少の大臣に。
↓ 唐鳳氏のストーリーです。
この中で、一番ハッとして、やっぱり、と頷いたのがこの部分です。↓
『子供の頃から哲学書を読む
唐鳳の両親はともにメディアで仕事をしており、考え方は知的で開明的な人々だった。父親は読書を愛好し、お金があれば本に使うような人だった。平等主義者でもあった父親は、大人に接するのと同じ態度で唐鳳にも接し、小学生の頃から唐鳳とひたすら質疑を繰り返す「ソクラテス式問答法」の対話を続け、自分の書棚にある数学や哲学の本を自由に読ませた。このような家庭で育った唐鳳は早くから知性の輝きを見せた。』
教育コンサルタントの松永暢史さんも哲学科を8年かかって卒業、“家の本棚には哲学書を”が自論です。
★ 振り返ってこの国では、政府によって、人文科学は追い詰められて片隅に追いやられようとしている。
目先の経済界の要望が満たされればそれだけでいい、経営者の今のニーズが満たされればそれでいいのだ。
大丈夫だろうか?これで、昨年末、7.1%もダウンしたGDPが回復するのだろうか?
なにもGDPが大きいからといってそのまま幸福につながるわけではないけれど、それよりも、これまでの常識では解決不能の問題が山積していて、非常識な発想と技術が今必要とされていて、それを着々と実行している地域、国がある。
プラス、外国の大企業の餌にされる(水道法の改正)、食糧(TPP,FTA,日欧EPA,種子法の廃止、種苗法の改正、GMO,除草剤、化学農薬の大幅な規制緩和)、大地(放射能他)、をこんなんで失地回復できるんだろうか?
『この国の私たちは、これこれこういう理由で、このようにこの国を運営する、だからこの件に関してのこちらの考えはこうです』、と言えなければ、あっさりとやられて滅ぼされてしまう。
尊厳と品格が失われてしまう。もぬけの殻、生ける屍だよな。
映画『コスタリカの奇跡』では、指導者たちが図書館にこもって思想と知恵を吸収しているシーンに釘付けになった。
★ 国家レベルの大きな問題だけでなく、例えば『なぜ、私が「しうこばーばの自分史講座をやるのか』を、言葉にしようと今呻っているところです。
★ WHAT,何をやるのか、よりも大切なことは、
WHY,『なぜあなたはそれをやるのか?、それが言えなければだめなんです』わが師の言葉が聞こえる。その時私はその言葉を全く持っていなかった、何を捜しているのかさえ言えなかった。
MHY?が、自分自身の身の内から言葉となって出てくるのに50年以上、かれこれ60年かかったことになる。
唐鳳氏はすでに10代でそれを思考するのみでなく現実の世界で具体的に、技術を目の前に提示できるチカラを持っていた。今回は自国のコロナウイルスの防御システムをつくり大いに台湾の人々の健康と幸福と安心に貢献した。なんて素晴らしいんだろう!
★ 矛盾に満たこの世界を生き抜いていくには、何が必要なのだろうか?
なぜ、生きるのか?、どう生きるのか?このことを熟考できる環境と時間が社会的に許されていることが世の中に余裕の気配を生み出すと思う。
★ 文学、思想、倫理学、哲学の学問、
~絵画、音楽、映画、劇他の芸術が、今一番必要なことだと思う。
ポスト・ヒストリーなる言葉も登場している現今、『愚直にいく』、と心が決って来ました。
