『フウウ、助かった、書くことが助けてくれた』

631/10000 2021 01 27
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。
今日は、29日の金曜日に水曜分を書いてます。日曜日までには追いつかねば。

 昨日は書くことと書いたことに助けられて、頭が目を覚ましてくれました。

 そうなんです、昨日の午後なんか疲れてしまって、このブログを含む迫る課題に全然頭が働かなくなってしまいました。困った・・・

 で、ぼおっとした頭で覚束なげにやったことは、
① まず毎日配信してくれるマーケッターにして教育事業家の神田昌典さんのYouTubeを見ました。今日もシンクロニシティでした。おおまかに要約します。
『一人で誰にも会わずに机に向かって頭の中を出して書く仕事は、ツライですよね。ところが実はそういうときこそ力がつくときで、その仕事が人を感動させて次のステップに進めるときなんですよ』
 今の私のことじゃない!助かりました。
 こんなとき先達、友達の力添えって身に沁みますね。
 友達からも,ブログがんばって!とメールが入りました。
 スポーツメンタルコーチの鈴木颯人さんの『5つのNGワード』を印刷して読みました。
 そのうち最も迫ってきたのがこれです。

✖後でやる→◎△日の□時にやる
藤本先生が❝自分と約束するコト❞と仰っていたな、このことだな。

 ここまでの所要時間は、約15分です。

② 力を得て、おもむろに作業が始まりました。
 ●机の上の山になった紙を片付けて ●毎日やっていた筆写をしました。一月は2回しかやってません ●五年日誌を書いて(一月はだいぶとびとびになってしまった)、●スケジュール・ノートに週末のスケジュールを書き込みました。
 ルーティン・ワークはスルーしないコト!ですね。

●もう一つ、マス目のノートで向こう10日間の時間配分表を作成しました。使える時間が可視化されてそこに課題を入れ込みました。しかし思い通り、予定通りになるわけではありません。これと突き合わせながら調整するのが一仕事です。スケジューリングってホント、一仕事ですね。

●いよいよこのブログに取り掛かります。何を書いたのか覚えていないしで印刷しておいたのを曜日ごとにクリップして、自分の書いた内容におめもじして、
ここまでくると、自分の書いたものに力を得て、頭が回りだしました。

 書くことで頭が整理されてスッキリする
 自分の書いたものが自分に力を与えてくれる

書くことの、トータルな意味を、次回の『文章力向上!5日間セミナー』で藤本研一先生にきいてみようと思います。この講座の課題の時間もマス目スケジュール帳に入れました。

 書くことは素晴らしい、と書くことに助けられて実感しました。

十三夜の月です。

『初心に帰って勉強する』

624/10000 2021 01 20
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

 今日は、『初心に帰って勉強する』がテーマです。
 今、札幌の『作文教室ゆう』様の藤本研一先生の『文章力向上!5日間セミナー』の2日目の復習をしています。

 それで、始めたのが、テキストの項目を書き写すことです。所要時間は30分弱でした。
 書き写しているうちに、飛び跳ねていた心が着地して落ち着いてきました。何を教えて頂いたのか、その構造が掴めてきました・
 はじめはワードに向かってやっていました。でももどかしくなって手書きにしたらこちらの方がずっとヨイではありませんか!気分は中学生です。あの頃は、授業で取った走り書きのノートを家に帰って自分なりに清書したものです。

 慌てなくてもいいのだ、地道に行こう。私はオードリー・タン氏ではないんだから。足し算引き算九九掛け算割り算、書き取り朗読、スペル、何枚も何枚も何回も何回も、ドリルとノートで繰りかえして覚えたではないか。前回の“要約”の課題もこれでいこう。

 あと30年とは言わないけれど、10年若かったらと思わないこともない、でもせんないこと、やるしかない。何もかもが新しくて知らないことばかりだ。
 得た知識を必要に応じて活用できるようになろう。それはなぜかというと、コミュニケーションの際にお互いに新しい発見ができて、問題解決に役立つ言葉を出せるようになるためである。(今書きながらこの考えが出てきました)

 セミナー2日目の内容を以下のように掴めてきました。
 ★ 伝えたい相手に伝わる文章を書くには、法則と型がある。
 ★ 敬語はお互いに尊重していることを表現して仕事をしやすくする作法で、これにも法則と型がある。
 
これでいいのだろうかと自信がなくてそれでもなんとなく頑張っていたのが、頭がスッキリとして シンプルに書けるようになれる可能性が開かれたのです。

 項目を何回も見て、必要に応じて辞書のように、必要な項目を見ていこう。
パソコンでのファイリング(私はつい最近知ったばかりです)に加えて、オンラインでの集まりと講座が普通になりつつある今、読んで、言葉にできて書ける力は必須であるとヒシヒシと感じます。それに私は『しうこばーばの自分史講座』開講の準備中で、参加して下さる方にお役に立てるようにならねばなりません。

でも慌てないで、手作業を併用して(私はこちらがウエイトが高くなりそう)身に着けていこう。2日目の課題も、復習しながら時間を設定してコツコツやろう。
 大丈夫、足し算引き算掛け算割り算もできるようになったのだから、と初心に帰った私です。
  


 

愛用のペンです。三菱uni-ball Signo DXです。太さは4種類、最近、一番太い1mmに、BLUE BLACKを発見、ゲットしました。マーカーもこれで落ち着いています。5色あります。



『この一か月の進捗状況ー作文教室で課題について話す』

617/10000 2021 01 13
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

 話すときは、やっぱり『準備』が大事ですね。
 ざっとメモ書きだけでは不十分でした。

 この10日は、札幌の『作文教室ゆう』さんの作文教室『文章力向上!5日間セミナー』の2回目でした。zoomにだいぶ慣れてきて、世界が広がる実感を得てワクワクしています。
午後2時から6時まで4時間、パソコンに向かってがんばりました。

 藤本研一先生から、分厚いテキストがPDFで送られて来まして、ざっと予習しました。
 その『第0章 はじめに』は、先生からの質問で、
『前回からの進捗状況をお知らせください  ・意気込み ・事前質問』とあります。
 早速、メモ書きしました、これがあれば大丈夫!

 ところがいざ自分の番になると、問題多発でした。
 ・活舌いまいち ・自信なさげ ・感動を出したい箇所でへんに引っ込めてしまう ・文が
ばらけてしまうなどなどです。 がっかりしました。

 私が皆さんに話して共有したかった内容は以下の通りでした。

 ・意気込み
 ① 春にはパートをやめて『しうこばーばの自分史講座』でやって行こうとしています。で
も収入が不安なので様子を見ながら思案中です。
 ② 講座のための学費のクラウド・ファンディングに挑戦すべく、その事業計画書を12月
21日から、呻きながら書いています。前回の講座は、まさにお役立ちの内容でした。
  ・相手にどう行動してほしいのか ・文の組み立て方 ・一言で要約する の3点です。
   なんとか17日の日曜日までにはざっと書き上げてしまおうとしています。
 ③ 帰省した息子にパソコン教室をしてもらい、その中で“ファイリング”を習いました。
   これなら抱えている課題を果たすのがスピードアップできる!と感動しました
   それに『読めて書く力が必須である』との認識を新たにしました。

 ・事前質問
書くことの意味をトータルに知りたいです。

 次回からは準備して、
① メモはワードに書き出して(所要時間6~12分)
② 何回か練習して(3分)臨まねば、ですね。
3回、5回、・・と実践して、場を踏めば身に付きそうです。
時間と力を流してしまってはもったいない。有効に=相手に共感してもらえてお互いにやる気がアップすることを意識して使おうと思いました。
    

秋にことのほか見事だったナナカマドの実、寒さにあたって色が渋くなっています。

『❝ファイリング❞に大感動!ー新春パソコン教室』

610/10000 2021 01 06
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

 今日は、年明け、帰省した息子にパソコン教室をお願いした、その様子です。IT技に目を丸くしているばかりでは能がない、少しは覚えねば。これがなかなかタイヘンでいちいち鉄壁に阻まれるなどと思い込みの激しさで時間を浪費しているのも否めません。

★ お気に入りの音楽のYouTubeが探さなくてもすぐに見ることができるようになりました。
★メッセンジャーから写真をフォルダーに移して必要なときに出す、これは50%、フォルダーの区別がわかってない。運任せでなんとかうまくいく。
★画面が大きくなるスクリーンを取り付けてくれました。これで映画も見やすくなります。

★今回、老母大喜びは、ファイリングを教えてもらったことです。
1 デスクトップにファイルをつくって名前をつける
 2 資料を各ファイルに入れる
これだけのことなのです、でも頭がスッキリ、デキソーな気がしてきました、抱えているプロジェクトがスピードアップする!と直感しました。

話は、ブログのバックアップから始まりました。それなら、というわけです。曜日毎に一発で入れることができるようになって夢のようです。
・『市民の風とかち』関係 ・R先生の戦後外交史講座 ・ちいさいお店のマネジメント
・『新生日本・起死回生プロジェクト』の推敲と展開 ・冬のDMの編集
  思いついたらすぐにメモ書きを入れておけばいつのまにか進んでいる、YouTubeで気を紛らわせることもない。このうちの4つは一月中に終わらせよう。
・それに集中すべきは、肝心要の『しうこばーばの自分史講座』の企画書並びに内容編集も、これなら!春分までにはできそうです。

 それにしても、書く力、言葉にできる力、必須、とあらためて感じ入ったことです。

先生は、10ほどのプロジェクト、すべてPCに入っていて、「紙なんて一枚も持ってない」とのことでした。見るに見かねて段ボールに入れっぱなしの紙(この5年で溜まった)を半分ほど資源ごみに出してくれました。
なるほど、IT-NATIVEの若い人と、スピードも発想も、年金世代とは変わってくるわけです。
 ひとつづつクリアしながら、●YouTube毎日1分発信 ●オンライン講座を主催する ●パワーポイント もできるようになりますように(あわてないでね)と祈る母なのでした。

今日は、新春パソコン教室のレポートでした。



冬の朝、JR高架下から

『コミュ二ケーションが成立するには』

603/10000 2020 12 30
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

 今日は、“コミュニケーション”のことで今年思い出すことをアトランダムに振り返ってみます。

1 本を読むたびに何もかも新鮮で、知らないことばかりだ。残りの人生でどこまで追いつけるかわからないけれどこの道を歩んでいこう。道の途中で混乱の中であの世に引っ越すことになってもわかっちゃって終わるよりマシだと思っている。

2 読んだもの勝ち、ノウハウ、生きる姿勢、歴史の把握、全部必要だ。

3 ことばにすることが必須。もやもやも言葉にするには読書が欠かせない。

4 藤本研一先生の『文章力向上!5日間セミナー』に参加。要約の課題提出が課題。時間の使い方を変える必要にも迫られている。できそうな気がしている。

5 このブログも課題がいっぱいだ。

6 話すときには、間を取ることが課題だった。アワテンボのくせ、なんとかしなくちゃ。

7 人の話は丁寧に聴くこと。途中で口を挟まないこと。これはだいぶできるようになった。

8 エンパシー力を鍛える。
  「エンパシー」とは、「自分と違う理念や信念を持つ人や、別にかわいそうだと思えない立場の人が人々が何を考えているのだろうかと想像する力」であり「感情的に共鳴することではなく、知的な作業であり、能力」(ブレイディ・みかこさん)
 これができるようになったら、カチカチの小さな自分(たち)だけの世界に閉じこもっていることもない。『しうこばーばの自分史講座』でもこの力は必須である。

9 あれもこれも、と欲張り過ぎな気もするけれど、根はひとつ、好きでたまらないこともやりながら、一歩一歩だね。根がミーハーだし、ノンセンスが一番好きだから大丈夫だよ、と自分に言い聞かせる

10 2021年は、これまであれこれ思われていたことが、ぐっとスピーディに実現する年になる予感がする

そう、私は、人とのコミュニケーションに本気になってます。もちろん相手に応じてですけどね。

寒空にメギノキの実です。鳥たち、まだ見つけていないのだろうか?

『「しうこばーばの自分史講座」の事業計画書と格闘中です』

596/10000 2020 12 23
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

今日は、私の事業計画書と格闘中のLIVEです。ふうう・・・

取りついたのが、自分で設定した締切日の冬至,一日で終わるとタカをくくっていたら、さあ,タイヘン!

1 この一年半週二回はこのテーマでブログに書いていたしサッと書けるだろう
  → あにはからんや、これはアカン!

2 藤本先生の作文講座で習ったばかりだ!
  ・結論―テーマ → ・結論ー理由・根拠 → ・結論ー例示 → ・結論ー私が言いた
いのはこれ
   サンドイッチで!

  ●読み手は誰か?を意識して!

3 クラウド・ファンティング目標達成の
  「モロッコのサハラ砂漠でベルベルの伝統農法を用いたエコファームを造る」
   岩間ひかるさんの文を、お手本にすべく印刷して読み込む

4 このブログの火曜日分をバックアップから印刷して、ポイント・チェック

5 神田昌典さん、YouTubeで今日もシンクロ、構成がテーマ
  ・オープニング つかみとテーマ 
  → ・プレミス 意見をハッキリと言う 
  → ・バックグラウンド  理由、拝啓 

  → ・証拠 三つの観点をそれぞれふたつの面
から 

  → 結論 
  プレミスと結論でサンドイッチする
共有する 
モチベーションが高まる アクションを誘う 一緒によりよい社会をつくっ
   ていこう


求めよ、さらば与えられん。次々と現れてくれる助けの手のおかげでいいところまで来ております。ほんと、勉強になるわあ!壁を突き抜けようと格闘中です。

冬木立@帯広中央公園

『藤本先生の「文章力向上!5日間セミナー」1日目」の報告』

593/10000 2020 12 16
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

今日は13日(日)の 札幌の『作文教室ゆう』さんの藤本研一先生の 作文講座の報告です。

★ 4時間にわたって即お役立ちの内容がてんこもりでした。宿題もありそのノウハウができるようになるシステムも万端です。あとはやるかやらないか、と突き放さず、やるためには、自分と約束してスケジュール帳に時間を取って、習慣化することと至れりつくせりでした。

★ もっとも頭に残ったテーマ3つをメモします。

① 文章は何のために書くのか?を意識することが大切である。
  読み手は誰か?
  読み手にどうなって欲しいか?
  そのために、何を伝えて、どう書くか?

  (〈私の反応〉 読み手にどうなって欲しいか?、ここだよな。気分を書き流していても
   次のコミュニケーションが発生しないし、自己満足では進歩ないしみっともないし、考
   え込んでいます。)

② 頭がよいとは、一言で言える、要約ができることである
  要約のノウハウ→実習→できるではないか!
  新聞記事を要約して、FBにコミュニティを作りますからそこに投稿しましょう。先生の
  コメントがつきます。正解は一つではありません。書いてみましょう。

  (〈私の反応〉 要約ができなくて悩みの種だった。週にひとつは投稿しよう。がんばろ
   う。
目標は来月の講座まで5回)

③ 文の組み立てには型がある。
  ・サンドイッチ法 結論・具体的な内容・結論
  ・2W1H法  WHY・WHAT・HOW

  ・PREP法  結論(私がいいたいことは)・結論(なぜなら、根拠)・結論(例えば
)・結論(これが言いたいのだ、再び)
(〈私の反応〉 私の今の最優先課題である『しうばーばの自分史講座』の事業計画書
    とクラウドファンディングの企画書も、こう書けばよいんだ!
よし、がんばろう)

他にも・何でもすぐにメモを取ろう、その取り方  ・自分は何者か、自己分析を習慣にする
・自分の意見はこうやれば生まれる  とギシギシ満タンの内容でした。

★ 最後に、先生はFACEBOOKにコミュティをつくって下さいました。
書く習慣づけのために、です。要約、ブログなどを投稿してみて下さい。ほかの方への「触発」につながるはずです。
 “ひとりだと意気込みとは裏腹に・・”が続いていたのでこれはほんとうにうれしかったです。社会で手堅くお仕事をなさっている方々の刺激も本当にありがたいです。よろしくお願いします。

★ 作文がラクに書けるようになる数々のノウハウはもちろん、学習の継続と習慣化のコツも、更にそのためコミュニティ迄と、安心して学べる態勢万全の藤本先生の講座1回目でした。
 『しうこばーばの自分史講座』開講の準備中(ひとりでリハーサルしています)の私は、講座の進め方も新鮮で目を見開いて参加の4時間でした。2回目は1月の10日です。

要約心をそそられる20篇がつまっております。高1の孫姫への年越しのプレゼントです。
実に美しいルッコラ、寒さにも強い。

『実生活の不可量的部分が大切だ』

592/10000 2020 12 09
毎週水曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶん範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

今日は先日取り上げたこの本の奥野先生による解説部分からのメモです。

 人類学の歴史と今直面している課題について語られています。むむ、と来た部分をメモします。

・調査者が外部から一方的に持ち込むのではなく、現地での体験から得られたテーマを探究する過程で自己変容するというマリノフスキのテーマに対応するのが、現地の人々の「血肉」部分をとらえることである。
・血肉とは、現地の生活の実態を体験してはじめて観察できる重要な現象であり、実生活の不可量的部分である。
 平日のありふれた出来事、身支度、料理や食事の作法、村の焚火の回りでの社交生活や会話の調子、人々のあいだの強い敵意や友情、共感や嫌悪、個人的な虚栄と野心とが個人の行動にに現われ、彼の周囲の人々にどのような気持ちの反応を与えるかという、微妙な、しかし、とりちがえのない現象-などのこまごましたことが、これに属する。
・1950~60年代のフランスにおけるヌーヴェルヴァーグの映画革新運動において映像人類学者ジャン・ルーシュは、実生活の不可量的部分が顕著に現れる、撮影者と非撮影者の「あいだ」に着目した。
・映像、マンガは、文字での表現の限界を超えてこの血肉=実生活の不可量的部分を伝えやすくできる。

これに触れて想起されたことをアトランダムにメモします。まとまりませんけど。
・ハリウッドのパターン化されたつくりものの中に出現したヌーヴェルヴァーグ映画はこういうことだったのか。
・ありのままに見えて接することが大切である。自分たちの「文明」の価値基準で杓子定規を当てはめて優劣をつけることはまずい。
・人間、創造物は、調査対象として生きて暮らしているのではない。
・近代文明は、人間の総合生命力にそぎ落としと抑圧を強制している。この中で生きている私達も、血肉の不可量的部分を抑制したり、踏みにじられたりしながら暮らしている。抑圧に従うことが文明と勘違いしている人も少なからずいる。ボルネオの森の民プナンの人々は、動物、植物、小屋とも魂を共にして、うまいこと、つまり、血肉がそがれないようにある程度システムもできていて、不安や心配がすごく少なさそうだ。
・今私達の暮らす社会は問題山積で、生きることの価値基準そのものがぐらぐらと壊されている。既存の今横行している価値基準と、付け焼刃なノウハウではすでに対応できなくなっている。新たな生きやすい世の中をつくって行こうとするとき、想定外の多様な世界に目と耳と心身を開いて柔軟に対応していきたいものである。

と頭を使って読みました。

赤いメギノキの実です。公園のクリスマス・ツリーのようです。

『「スパイの妻」見てきました』

576/10000 2020 12 02
毎週木曜日は、◆読む・書く・話す
随分範囲が広いですね。コミュ二ケーション全般を含みます。
今日は、・書く で、今見てきた映画『スパイの妻』の感想です。
アト・ランダムに参ります。

 蒼井優さんが楽しみです。アニメ『ペンギン・ハイウエイ』のお姉さん役の声に圧倒されて以来、ファン以上の感があります。
 黒沢明監督ははじめてです。名匠とのこと、興味深々です。
 お客さん、週日のお昼なのにけっこうな入り、帯広としては、です。上映も一日一回から3回に増えています。

☆ 舞台は太平洋戦争前夜1940年の神戸、蒼井優さんの愛する夫、高橋一生さんは、貿易会社を経営しています。感覚抜群、社員の面倒見もよく、冒険心も旺盛、機転もききます。二人は夢のように愛しあっています。
  満州を訪れた一生さんは、なんと関東軍による細菌人体実験の現場を目撃することになって・・・

☆ 一瞬一瞬が長く感じられるスリルにハラハラの場面が長く続き、見るのに体力を要しました。複雑に絡み合った謎に翻弄され、夫への不信と心の葛藤に苦しんだ後、夫が意を決してついに真実を告げると、優さんは一瞬にして 夫と生き死にを共にする覚悟を決めます。ここは優さんパワー全開です。

☆ 素敵な街神戸、その中を軍隊が行進して、憲兵本部では厳しい取り締まりと拷問がなされている、今のこの国の情況がかぶさって過去のものとは思えず真に迫ってくる。
  731部隊による人体実験の検証と責任も、太平洋戦争の責任もうやむやにした結果を戦後75年以上引きずり、この国の今の政治現況がある。

☆ 厳しい情況に追い込まれても、一生さんの信念は微塵も揺るがない、“僕はスパイなんかじゃない、人の道として人間として許せないから行動するのだ” と。80年後の今、この列島のあちこちで戦争をさせないためにコツコツとアクションを継続している多くの同志たちに姿が重なる。

☆ サスペンス・エンタメ仕立てもバッチリ、正義を声高に強制することなく、二人の変わらぬ愛の絆を軸に、場面は展開していく。敗戦後、二人は生き延びて融通無碍に逞しくやっていくであろう未来を暗示して映画は終わる。その子ども達孫たちひ孫たちが今生きているとしたらどうだろう。

☆ 高校生世代の女子に見てほしい。たぶん70前のおばあさんふたりの評論家っぽい雰囲気の話をチラ聞きしながら老婆心がうずきました。


『え、ありがとうもごめんなさいもいらないって!?』

668/10000 2020 11 25
毎週日曜日は、◆読む・書く・話す
ずいぶんと範囲が広いですね。コミュニケーション全般を含みます。

 手に取る本、手に取る本、もう知らないことばっかりで、目がしょぼしょぼになる前に読めばよかったと思う一方で、時代が猛スピードで動いているので、今の新たな視点に目がぐいっと開かれることも少なからずあります。

 今日は昨日着いたこの本です。facebookの友達のFujikoさんのタイムラインで出会ってびびっと来て、読んだら友達の誕生日プレゼントになります。

 『“ありがとう” と“ごめんなさい” は重要なキーワードとして必要な場合はいつでもさっと出せるように構えて24時間暮らしている自分』に、この本を見て気づきました。かなりのストレスになっているのかもしれない。


 ボルネオの森の民、狩猟採取のプナンの民には、学校がない。森のなかが学校で、そこでは掛け算・割り算、外国語も役に立たない、必要がない。
 同じ魂を持つ存在として人と動物は連続し、動物たちは魂という人間的性質を失っていない、さらにモノも人間性を持っていたそうだ。

 プナンでは、気前よく振る舞うことが当然で、お金を貸しても返って来ない、何かをあげても「ありがとう」がない。貸したバイクはガソリンをすべて使い切り壊してもそのまま返す。「ごめんなさい」もない。反省もない。プナン語には「貸す」「借りる」という言葉もない。

 プナンでは、気前のよさが「よい心がけ」とされて何を貸すのもあたりまえである。では欲はないのかと言えば、子どもには諭して矯正している。リーダーは気前のよいことが第一条件である、しかし、本音の欲張りを建前の「よい心がけ」で打ち消している場面に出くわすこともある。
  むしろ分け与えるというより、捨てるに近い。プナン語には「捨てる」はあるが、「あげる」はない。捨てた食べかすは犬が漁り、人が食べた果実の種は排便されて植物が広がっていく。捨てることで人と自然に循環を生み出す暮らしである。

 以上は第2章までです。ここまででもなかなシンプルとだけは言えないところが面白いですね。仮にプナンの村で暮らして(何でも「捨てる」ので汚いそうです)いっとき開放感に気分ゆるゆるとなったとしても、慣れ親しんだストレスフルなこちらが恋しくなる、なんてことになるかもしれません。

 この後も、人類学の視点は勿論、心理学、仏教哲学、危機に直面しており今後如何とも不明な今の資本主義文明 “人新世”と重ねての思考と、マンガの紙面から深いものが迫ってきます。

 “人新世”は今後どうなるのか、どうするのか、を考えて作業をするとき、今必要とされているのは、カチカチの己の金と利権しか見えていない旧価値観で間に合わないのは明らかで、やわらかい頭脳、斬新な感覚、新しい科学と哲学です。この意味でこの本は、おおいに開放感を与えてくれます。次の思考のヒントときっかけが満載です。

 やっぱり読書会やりたいですね。自分だけでなく,あれこれ違った視点と感覚の刺激をうけて頭くらくらぐるぐるもいいものです。

赤いメギノキの実です。